スタディサプリENGLISHのビジネス英語コースと新日常英会話コースの違いを比較

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東大院修了(農学修士)×指導歴20年|教育・Web運営専門家 さんくす

さんくす

指導歴20年。東大院修了(農学修士)。当初は教授に理解を疑われるも,異常なまでの探求心と没頭力が認められ,最後は「数年に一度の秀才」と惜しまれつつ研究室を去る。Webメディア運営10年で確固たる実績(国内最大級ASPにてトップクラスの称号)を築き,企業に忖度しない本音を発信。教育・Web運営の専門家として,最短ルートの勉強法を論理的に伝授します。詳しいプロフィールは運営者情報をご覧ください。

ビジネス英語コースと新日常英会話コースは似ているようで,実際はストーリー内容,学習機能,料金に明確な違いがあります↓

ビジネス英語新日常英会話
向いている人仕事で英語を使いたい人旅行・日常会話を重視したい人
ストーリー社内・取引先・会議中心ニューヨークでの日常中心
学習機能シャドーイング,AI英会話瞬間発話プラクティス
料金高め安め

どちらを選ぶかで,身につく表現や学習の続けやすさも変わってくるため,申し込む前にそれぞれの特徴をしっかり整理しておきたいところです。

ストーリー内容の違い

社内や取引先とのやり取りを描いたビジネス英語コースの会話例

まずは,メイン教材のストーリーにおける違いからみていきましょう!

ビジネス英語コースでは,アメリカと日本を舞台にしたビジネスシーンが多めに描かれます。

上記画像は実際のレッスン画面の例ですが,社内における同僚や上司,そして取引先との会話が中心となっていることがおわかりいただけるかと思います。

プレゼンやディスカッションの場面も頻繁に登場します。

当コースの脚本は大ヒットドラマ『下町ロケット』などを手がけた稲葉一広氏によるもので,喧嘩や盗難といった身近なトラブルから,事業部の売却やフェイクニュースといったシビアな内容まで,厚みのあるストーリー展開が魅力です。

毎日レッスンを進めていると,1つの話がどんどん発展していく醍醐味を感じられるでしょう。

一方,新日常英会話コースの脚本は,大ヒットドラマ『ごくせん』や『ナースのお仕事』などを手がけた江頭美智留氏が担当しており,舞台となるニューヨークを中心に,仕事終わりの日常パートが多く登場する点が特徴です↓

ニューヨークでの日常を描いた新日常英会話コースの会話例

登場人物が社会人であるため,当然ながら会社の話題も出てくる点には留意してください。

簡単に言えば,良識あるビジネスパーソンたちが日常的な話題について意見交換をするイメージです。

ただし,舞台は社内やイベント会場などに留まりません。

さまざまな場所で事件や出来事が次々と起こるため,会話のシーンや相手が頻繁に変わります。

そのため,連続ドラマのように「次にどんな展開が待っているのか」とワクワクしながら学んでいくことが可能です。

どちらもストーリーとして非常に面白く甲乙つけがたいですが,ストーリー内容の違いは身につく英語表現に直結します

そのため,プレゼンやディスカッションで使える実践的なビジネス英語を身につけたい方は,ビジネス英語コースを選択するのが良いでしょう。

一方,同僚や友人との何気ない日常会話ができるようになりたい方には,新日常英会話コースがおすすめです。

もっとも,ビジネス英語コースで日常会話が全く学べないわけではありません。

各コース受講者が無料で利用できる「日常英会話コース(旧版)」のデイリーレッスンを併用することを前提とすれば,対応できる場面の広さで見ると,ビジネス英語コースの方がやや有利と言えます(旧版のストーリーはより日常的な英会話になります)。

後述しますが,ビジネス英語コースの方が月額料金が高く設定されている分,カバーできる範囲にこういった差があることを覚えておきましょう。

とはいえ,長期間にわたって英会話の勉強を続けたい方にとっては,料金面も含めて新日常英会話コースを長期利用する方がベターに思えるはずです。

長く続けるほど,コース間の料金差は無視できなくなります。

毎日学ぶことになるストーリー内容につきましては,以下の記事も参考にしてください↓

 

 

学習コンテンツ・機能の違い

両コースの学習コンテンツの比較表

続けて,両コースにおける学習コンテンツやトレーニング内容の違いについて解説します。

一見するとほとんど違いはないように思えますが,メインレッスン内で行う一部のトレーニング内容(シャドーイングの有無やキーフレーズチェック)と,オンライン単語帳の収録数には大きな違いがあります。以下で個別にみていきましょう!

シャドーイング(ビジネス英語限定)

スタディサプリENGLISHのコンテンツは,複数のトレーニングからなるメインレッスンと,その他のサブ機能に分けられます。その中で,メインレッスンに含まれる「シャドーイング」というトレーニングは,ビジネス英語コース限定の機能です

シャドーイングのトレーニング画面

どのように学ぶかというと,お手本の音声が流れるので,それに少し遅れて影(shadow)のようについていきながら,自分でも同じように声に出して発音します。

このとき,発話した自分の声を録音することができます

イヤホンを装着して声を出して行うため外出先では少しやりにくいトレーニングかもしれませんが,自分の声のみが録音されるため,最終的には以下のように,お手本の音声と聞き比べながら自己評価できるところがユニークです↓

自分の音声とお手本を聞き比べる自己評価画面

すぐ後で紹介するキーフレーズチェックなどを除く大半のトレーニングは両コースで共通していますが,ビジネス英語コースのシャドーイングは非常に充実しています。例えば,1つのレッスンにつき実に28問ものシャドーイング問題が用意されていることもあります。

かなりの量のトレーニングを行うことになるため骨が折れますが,その分得られる効果は絶大です。

シャドーイングはリスニング力を高めるだけでなく,正しい発音やイントネーションといったスピーキング能力も底上げできる,優れたトレーニング方法です。

これこそが,ビジネス英語コースの大きな魅力の1つと言えるでしょう。

さんくす
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ちなみに他のコースだと,TOEIC対策コースのパーフェクト講義でもシャドーイングを行うことができます。

 

キーフレーズチェックの担当講師

スタディサプリENGLISHで学ぶ中で,多くの学習者にとって毎日の楽しみになるのが「キーフレーズチェック」です。

これは,英語ネイティブの講師がその日のレッスンに出てきた重要表現を動画でわかりやすく解説してくれるコンテンツです。

そして,この担当講師が両コースで異なっています

ビジネス英語コースにはベルリッツなどで教鞭をとってきたマシュー先生が登場し,新日常英会話コースを担当するのはNHKのラジオ講座などでおなじみのスティーブ・ソレイシィ先生です↓

キーフレーズチェックの担当講師(左がマシュー先生,右がソレイシィ先生)

左がマシュー先生,右がソレイシィ先生です。

どちらの先生の動画も非常に楽しく学べること間違いなしで,「好きな講師が出ているコースを選ぶ」というのも良い判断基準の1つになります。

楽しく学ぶことこそが,学習を長く続けるための最大のコツです。

 

英単語帳の収録数とレベル

両コースにはそれぞれオンラインの英単語帳が用意されていますが,「ビジネス英単語・熟語」はビジネス英語コース限定,「日常英単語」は新日常英会話コース限定のコンテンツです。

前者は全部で2,242語を学べる副教材で,例文にはメインレッスンのストーリーから引用されたものが多く含まれます(加えて,熟語を300語学ぶこともできます)↓

ビジネス英語コース専用の単語帳の学習画面

一方,日常英単語には1,450語が収録されており,こちらもメインレッスンのストーリー内容に沿った作りになっています。

純粋に収録量で比較すると,ビジネス英単語の方が1.5倍以上多く,扱える語彙のレベルも高めに設定されています。

さんくす
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ただし,それだけの語彙レベルが日常的な英会話で必要かと言われるとそうでもないので,自分の目的に合った「必要なものを必要なだけ学ぶ」という視点が重要です。

本章で紹介した学習コンテンツの詳細は,以下の記事でも確認できます↓

 

瞬間発話プラクティス・AI英会話

瞬間発話プラクティスAI英会話
新日常英会話コース限定ビジネス英語コース限定
声が出せなくても進められる音声入力が必須
相手の発言内容は全固定二言目から内容が変化
自己採点形式AIのフィードバックあり

新日常英会話コースの「瞬間発話プラクティス」は,発話開始ボタンこそ出てきますが,どうしても声が出せない環境であれば頭の中で文章を組み立てるだけでも練習を進めることが可能です。

一方,ビジネス英語コースのみに実装されている「AI英会話」は,自分の発話内容をAIが認識して二言目の質問(返答)が変化していくため,実際の音声入力が必須となります↓

瞬間発話プラクティスとAI英会話の学習画面

瞬間発話プラクティスは1問ごとに自己採点して解答を確認する形式で複数問出題されますが,AI英会話は3~5往復のリアルな会話のやり取りをひっくるめて1つのトレーニングとなっています。

学習後のフィードバックも異なり,瞬間発話プラクティスは1問ごとの解説が中心ですが,AI英会話は会話全体に対して「良かった点」と「改善点」をAIが具体的に指摘してくれます(話した内容によってフィードバックが変わります)↓

自己採点とAIによるフィードバック画面の違い

 

 

月額料金とプランの違い

両コースの利用料金についても違いがあるため,ここで整理しておきましょう↓

月額6ヶ月12ヶ月
ビジネス英語3,278円
(7,128円)
18,348円
(39,468円)
32,736円
(なし)
新日常英会話2,178円
(6,028円)
11,748円
(32,868円)
20,856円
(なし)

※それぞれのコースにおいて,上段に記載しているのが「ベーシックプラン(アプリ学習のみ)」の料金となり,(カッコ内)の金額は,オンライン英会話がセットになった「英会話セットプラン」の料金です。

比較する際,一番わかりやすい月額料金(毎月払い)で比べてみると,ビジネス英語コースの方が月あたり1,100円高く設定されています

さんくす
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App StoreやGoogle Play Storeのアプリ内決済で申し込むと手数料が上乗せされて割高となり,ビジネス英語コースが3,700円,新日常英会話コースが2,500円となってしまうためご注意ください(公式サイトからの申込みが最安です)。

6ヶ月パックや12ヶ月パックを選択すると,両コースとも毎月払いより実質的な月額が安く(パック割)なりますが,両コース間のそもそもの料金差が埋まるわけではありません。

また,キャンペーン実施時の新規入会特典の内容も異なっており,基本料金が高いビジネス英語コースの方が還元額が大きい傾向にあります

お得なキャンペーンの有無も学習を始めるきっかけになるため,判断材料の1つにしてみてください↓

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まとめ

以上,ビジネス英語コースと新日常英会話コースの違いについてまとめてきましたが,いかがでしたでしょうか。

今回は相違点を中心に解説しましたが,同じスタディサプリENGLISHのサービスであり,どちらも「英会話」に特化したコースである以上,アプリの使い勝手や基本的な学習の流れは非常に似ています

ゆえに,「絶対にこちらのコースで学ばなければならない」といった厳格な決まりはありません。

共通点の例を挙げると,対象者の英語力としてTOEICスコア400点〜860点目安の計4つのレベルから選べる点や,1つのレベルにつき240レッスンが用意されており,全て学び終えるには数年かかるほどの圧倒的なボリュームがある点は同じです。

加えて,今回は詳しく触れなかった「基礎講座」や「1分クイズ」,さらには「オートリスニング」や「オンライン英会話用のレッスン教材」といった機能も,両コースで共通して利用できます↓

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メインレッスン内でも,先に述べたシャドーイング,キーフレーズチェック,瞬間発話プラクティス(またはAI英会話)以外は同様のトレーニングを利用でき,基本的な使い勝手は変わりません。

結局のところ,コース選びの決め手となるのは以下のポイントです。

  • ストーリーや単語帳の違いによる,身につけられる英語表現の差
  • 「シャドーイング」と「AI英会話」がビジネス英語コース限定である点

これらと,月額1,100円の料金差をどう捉えるかによるでしょう。

ビジネス英語コースのように高度で多様な表現を学べれば対応できる場面は増えますが,その分,料金や学習量の負担が大きくなり,途中で挫折してしまうリスクもあります

どちらを優先するかは,ご自身の学習目的や確保できる時間を中心に考えてみてください。

実践的なビジネス表現や機能の充実度(シャドーイング・AI英会話など)を重視するなら「ビジネス英語コース」,毎月の負担の軽さや日常会話の親しみやすさを重視するなら「新日常英会話コース」が向いています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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