気楽に中学受験?!スタディサプリ小学講座の利用方法!

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塾に来る小学生の親御さんを見ていると,

「今後どういう進路を取るのかわからないが,とりあえずどんな選択肢を選んでも困らないよう,勉強だけはさせておきたい」

といったご相談か,

「今小6で周りがみんな受けるみたいなので中学受験(公立・地元私立)をしてみたいが,押さえは作らず,不合格でも構わない」

という考え方のどちらかである場合が圧倒的に多いように感じます。

軽い気持ちで勉強をさせてみるという意味では,大変に歓迎できる内容ですが,どことなく我が子の能力に自信がなく,今後の人生に不安をお持ちのような雰囲気の親御さんもいらっしゃいます(「自分のお子さんの才能を信じてください」とその度にお伝えしています)。

私も昔は日能研にお世話になったもので,今でも当時の室長さんと飲みに行きますが,少子化の影響で,本来教えているだけで良かったはずの講師陣までもが,電話での勧誘を強いられる時代になったのかと,塾業界で生き残り続ける大変さを感じずにはいられません。

さて,そんな社会情勢の変化とともに,小学生の勉強方針についても変化が見られます。

その一つが,スタディサプリを代表とするオンライン教育なわけですが,これを利用し,最初に述べた2つのよくある相談事に対して解決策を提示することは可能です。

今回の記事では,どのような指導方針でスタディサプリを利用すれば,大体塾で行っているのと同等(またはそれ以上)の効果が期待できるのかについて,考えてみたいと思います。

 

 

スタディサプリを始める前の3つの準備

NeuPaddy / Pixabay

スタディサプリ小学講座を利用するにあたり,保護者の方に心掛けていただきたい『覚悟めいた準備事項』が3つほどあります。

これらの準備が揃わない場合は,望む学習効果の方が得られない可能性が高くなるということで,注意してください。

スマホやタブレットを渡せる

春先のCMの影響で小学生の間でも評判が高まっているスタディサプリの小学講座ですが,実際使うに踏み切れないご家庭もまだまだ多いように思います。

その理由として,小学生でスマホを買い与えていないためであったり,タブレットやPCの整備が十分に進んでいない家庭が,思った以上に存在するからかもしれません。

ですが,現代のIT時代において,3歳児でさえ親のスマホを上手に操作しますし,もはや身近なおもちゃでさえ,タッチパネル式で本格的な操作を求めてくるのが普通です(音や写真がものをいう図鑑では,ITの恩恵は計り知れません)。

さて,周りの小学生の子を持つ親(友達)に聞くと,「勉強よりも楽しく毎日を過ごしてほしい」と,勉強自体になにやらトラウマめいたものがありそうな仲間がいる反面,「(自分は忙しくて,子どもを)ほったらかしにしていても,勝手に1人で自立的に学べる環境を整えたい」と思う友達もいました。

その他には「スマホでゲームばっかりする」・「危険に巻き込まれる」などのマイナス評価もありますが,頭のいい子というのは,どんなに親が手を打とうとも,隠れて巧みに悪いことをするものです。

そちらの心配はさておき,スタディサプリの小学講座などで勉強することで,今後いざ勉強しようと思ったときに役立つ知識や勉強習慣が身に付いたり,さらには頭の良い人(スタディサプリの講師陣はもれなくみなさん優秀です)の物の考え方に感銘を受けたり,または国語などで心に響く文章に出会う可能性があります。

そういった,「人生のプラスになる体験ができるかもしれない」という良い面に目を向け,積極的にIT技術を生活の中に組み込んでいくことこそ,2020年以降の教育改革を生き抜くための処世術ではないでしょうか。

 

勉強時間の確保

次に,自分の子の立場に立って,週にどのくらいの勉強時間が確保できるのか考えてみましょう(大人の自分が小学生だったときのことを思い出し,到底実現不可能だったことを,子どもに強いるのはナシですよ)。

考えてみると,ほとんど暇な時間はないのではないでしょうか。

それほどまでに,最近の小学生は実に多忙です。

学校に行く時間以外はほぼ毎日のように習い事が入っていて,体操や水泳を始め,地元のサッカークラブなど,基本的に身体を動かす習い事が多い印象です。

その他,算盤やロボット教室といった知的なレッスンを受けている子であったり,バイオリンやピアノなど,幼少期にやっていることが大切な習い事に通っている子,もちろんこれらのうち複数をこなしている子も当たり前のようにいます。

楽しくやっていればいいのですが,そこにストレスを感じている場合,例えば塾で勉強していて,どこかできない問題があると突然泣きだしてしまう小学生だっています。

そういう子の親に限って,「厳しくお願いします」なんて挨拶をして帰るものですが,子どもは毎日辛い思いをしていて,勉強でさえ辛いとなると,逃げ場がないのでしょうね,とても精神不安定な状態になっていて可哀そうです。

とはいえ,子どもが秘めている可能性を少しでも引き出してやりたいと思うのは,やはり子を持つ親の宿命なのでしょう。

スタディサプリのようなオンライン教育は,時間を問わず,パッと勉強することができるのは事実ですが,しかし,ある程度の時間的余裕・もっといえば精神的余裕が子供にあるかどうかは慎重に見定めていただきたいと思います。

これは,実際にスタディサプリを使ったときの無料期間中でも良いので,予習・復習をこなせるかどうかは,しっかり確認しておきましょう。

 

フォローする覚悟

前にスタディサプリを用いた中高生の管理について述べましたが,小学生においてこそ,親の管理が特に大事だということを最後に述べさせていただきます。

「子どもは天使」といった性善説は日本人に多く,アメリカだと「子どもは悪魔だから躾けないといけない」とする性悪説が主流のようですが,勉強に関しては後者の性悪説を採用してほしいと思います。

特に勉強の習慣が身に付くまでの小学生(特に小学4年生~5年生にかけて)はわんぱくな子が多く,手に負えないのはご存知の通りです。

塾の授業も子守りタイムになってしまうことが多く,抱っこして遊んであげたり,椅子をグルグル回してやったりして,授業どころではないです(お金がもったいないなぁと思うときもありますが,これも信頼感を得るために必要なことではあります)。

そんな子たちも中学生になると立派になって,逆に感動させられるように育つのは言うまでもありません。

とはいえ,小学生のうちは,わんぱくさに加え,前に述べた多忙さによる時間的制約から,宿題も量をこなせないので,その日にやった問題から,いくつか間違えたものの類問を選んでコピーしてやり,1週間後にテストをするくらいのものしかできません。

ということで,スタディサプリで勉強をさせる場合でも,ちゃんと勉強をやったかどうか,そして内容をある程度理解しているかどうか,しっかり親がチェックしてほしいと思います。

そのためには後で紹介するように,テキストに書き込んだものを見せてもらったり,何を学んだのか口で説明してもらう時間を取りたいところです。

さらには,やったところの範囲を『問題集』の動画でチェックして,大いに褒めてあげることまでできると完璧で,「また頑張ろう」という気持ちになってくれると思います。

こういった親のフォローは実は続けるのが難しく,最初はやっていても,少し自分が忙しくなると,親の方が途中でやめてしまうことが多いです。

子どもには勉強を頑張れといいながら,自分はフォローを頑張らないなんて矛盾していますよね。

積極的に親が子どもに干渉していく覚悟を決めていただきたいと思います。

 

 

スタディサプリ小学講座の使い方

geralt / Pixabay

それでは実際にスタディサプリの小学生講座で,どのような使い方ができるのかみていくことにしましょう!

ここでは先に述べましたように,主に『地頭を良くする使い方』と,『気軽に中学受験を突破するための使い方』の2通りで考えていきたいと思います。

地頭を良くするためにスタディサプリを使う

総合的な能力,特に苦手分野を持たず,何でもほどほどにできる能力こそが,あらゆる勉強事で評価されます。

といったわけで,スタディサプリの小学講座を使って,あらゆる科目を総合的に学んでおきましょう。

スタディサプリ小学講座では,小学4年生~6年生までの『算数・国語・理科・社会』という4教科すべての動画が,同一料金で視聴できます

それぞれの科目に基礎レベルと応用レベルの2種類の動画が用意されていますが,特に算数においては,苦手な子が多いということを考慮して,「入門編」も加わった3つのレベル設定があるのも親切です↓↓

 

基本的な勉強方針としては,これらの動画をすべて見る!という簡単なものです。

が,先ほど申し上げた通り,親が勉強状況をチェックして,励ましてやる気を出した分だけ,効果は高まりますので,できる限り干渉するようにしましょう。

親か兄弟などが一緒になって勉強できるのであれば,それに勝ることはありません。

 

具体的な講義数ですが,例えば小学5年生の動画で説明すると,

算数:入門34講義・基礎30講義・応用30講義

国語:基礎24講義・応用21講義

理科:基礎24講義・応用30講義

社会:基礎21講義・応用30講義

が用意されています。

これら一つの講義を観るのに大体30分かかり,予復習含めて1時間程度で一つの授業を完結させることができると考えれば,各科目1週間に1つずつのペースで観ることができれば,1年で基礎と応用のどちらも学ぶことができることになります。

全てやり終えた後に,我が子の地頭が良くなっていることなど容易に想像できますね!

テキストは印刷するのではなく,実際に各科目購入することを勧めます。

中高生と異なり,各教科1冊ずつ(1200円)で買えますので,全部買っても4800円(キャンペーン期間であればさらに安い)ですし↓↓

テキストを買うことで,

・実際の頑張りが形になり,達成感が得られる

・親の管理がしやすくなる

といったメリットがあります。

 

使い方としては,忙しさの度合いに応じて,夏休みにだけ集中的に受講するのでもいいですし,オンライン教育の強みを生かした立ち振る舞いをしていきましょう。

 

中学受験のためにスタディサプリを使う

住んでいる地域にもよりますが,私が子供の頃は,学年で数人ほどしか受験をせず,塾に行っている子は稀でした。

しかし今では,中学受験はもっと気軽なものになってきており,家の近くの私立であったり,はたまた公立中学は,1年足らずの準備期間であってもとりあえず受けてみる型の小学生が増えてきています。

特に4科目もれなく出題され,知識量が問われる私立に対して,総合問題的な出題の公立はほとんど才能だけで受かることが可能です(女子の御三家である雙葉中学であっても,半年程度頑張って合格する小学生だっていましたが)。

その際とりわけ大事になってくる能力は,文章を読む力とそれによって培われる論理力です。

質問の意図であったり,書かれた文章の意味をすぐに正確に把握できる能力というのは,今後あらゆる場所において永続的に役に立ちますし,計算力があれば,中高の数学でも大いに有利です(文系志望であっても,数学という武器に救われることだって多々あります)。

 

中学受験の場合は,スタディサプリだけではだめで,実際に過去問や問題集を課題として加える必要がありますが,下地をスタディサプリで養成しておいて,小6の夏から塾に通って実践力を鍛えるなんてこともできます。

小学講座で学ぶ際の,基本的な方針は,上で述べた方法と同じですが,それ以上に親が干渉し,口頭での質問を子供に求めて,自分の考えを論理的に説明できる機会をより多く設ける工夫が有効だと思います。

究極的には,地頭がよければ,どんな学校のどんな問題であっても,普通に解いて,平均点以上取れるわけですから,そこまで特殊な勉強は必要ありません。

 

 

スタディサプリの講義レビュー

最後に,スタディサプリの小学講座から,国語を例に取り,実際の講義レビューの方してみます。

国語では,文章問題と知識問題の2種類の問題がありますが,文章問題では,いきなり動画を観るのではなく,予習をして文章を読み,問題を解く必要があります。

逆に知識問題は予習が不要ですが,知識の解説動画を観てから問題を解くようにする必要があり,最初のうちは,親が子どもにやり方を教えてやるのが良いと思います(小学生が一人で理解するには,難しいと思います)。

※なお,ここでの知識問題というのは,ことばの意味であったり,慣用句や漢字が含まれます(詩も知識問題です)。

 

予習は文章を読んで,大切なところに線を引き(小説問題なら心情など),問題を解くことになります。

 

代名詞が実際に何を指しているかは国語に限らず,英語の文章を読む際にも大変重要です。

上の文章は小泉武夫さんの文章ですが,私の好きな作家さんもかなり見受けられるので,純粋に,国語は読書代わりにも使えますね。

 

こそあど言葉の説明になりますが,実際の講義は以下のようなものです↓↓

対応する教科書内容は,このようなもの↓↓

 

取り扱った語句については,確認問題が用意されています。

 

親はやったものをチェックしますが,教科書にちゃんと書き込みがなされているか,そして国語の場合は特に,音読してもらうことで,正しく文章を読めているかわかりますので,文章理解を子どもに伝えてもらう以外に,スムーズに感情をこめて文章が読めるかも確認しましょう。

その上で,『問題集』という動画で,実際に扱った教材の要点についての簡単な確認問題があるので,最後の締めとして利用するのが効果的だと思います↓↓

 

 

スタディサプリ小学講座の使い方まとめ

Free-Photos / Pixabay

以上,スタディサプリ小学講座の使い方について,使う前の心構えと,実際の使い方の例を紹介しました。

IT社会においては,今後の教育改革を踏まえてみても,子どものうちから正しい使用法で慣れ親しんでおくことが,ますます大切になってきているのは間違いないでしょう。

プログラミングによる論理力の育成も小学生の必須項目に加わりました。

 

また,そんな時代状況は別として,スタディサプリで実際に動画を観ながら学ぶ行為自体が,子どもにとっては純粋に楽しいものです。

勉強を通して,家族の知的なコミュニケーションというのも,大人の私たちにとっても有意義な時間になるのではないでしょうか。

 

かくいう私はスタディサプリを,ディズニーランドなどのアミューズメントパークや映画などと全く同じ『体験型のアトラクション』のようなものだと考えています。

数千円払うだけで,数多の講座の中から,学問という媒体の中で知的活動ができるというのは,アトラクションに乗ってパークの設立者の思想を感じ取ることとさほど変わらない,どちらも普段できない貴重な体験に変わりないと思いますよ。

是非一度,スタディサプリの世界の方,体験してみてはいかがでしょうか(なお,私は特にリクルート様の回し者などではございませんので,ご安心ください笑)↓↓

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