今回ですが,「ポピー」という通信教育についてまとめてみましょう!
ポピーでは幼児から中学生までを対象とし,学年ごとに専用の教材が用意されているのですが,どのような対策をしてよいか迷いやすい小学校の英語対策に使える「ポピー Kids English」もラインナップに存在しています。
もちろん,どの教材も良心的な価格設定で続けやすいです。
以下では,ポピーが評判な理由についてより詳しくみていくことにします。
ポピーは長く使える教材
ポピーは家庭学習に特化した通信教育ですが,幅広い学年に対応しているところが評判の1つで,以下の4つのシリーズからなることを知っておきましょう↓
- 幼児ポピー
- 小学ポピー
- 中学ポピー
- ポピー Kids English
なお,これらのシリーズは学年ごとにさらに細かく分かれ,例えば幼児ポピーですと,「ももちゃん(2~3歳児),きいどり(年少),あかどり(年中),あおどり(年長)」といった4種類の教材に分かれます。
小・中学生のポピーは,小1,小2,小3…といった学年ごとの教材からなっていて,最後のKids Englishのみ年中~小3が対象となるのが特徴です(学年別ではなく,レベル別に3つです)。
これはつまり,子どもがまだ幼稚園に通っている頃からポピーを始めたとして,もし気に入って毎日学習するようになれば,そのまま小学校,中学校と10年以上使っていける教材になりうる可能性をも秘めていることになります。
もちろん,怪しい会社が提供する通信教育ではありません。
提供元は,京都を本社として1957年に設立された「新学社」で,公立の学校に通っていた保護者の方であれば,昔使った記憶があるであろうドリルや資料集などを作っている出版社です↓
今,私が教室で教えている中学生のワークをみても,新学社のものも結構ありました(例:社会の自主学習)。
幼児から中学2年生の学習教材を扱い,学校教材の他に塾用の教材も発刊しています(好学出版というグループ会社からのものになります)が,他に家庭教材を出していて,その名前がポピーというわけです。
ポピー自体は1973年に発刊しているので,歴史的には50年といったところでしょう。
なお,私が小学生だったのは30年以上も前のことになりますが,その時代からすでにこういったドリルのお世話になっていて,今度は自分がそれを紹介する側にまでに至ったのだと思うと,なんとも感慨深い気持ちになります。
ちなみに,小中のポピーは全国で用いられている教科書内容に準拠しており,日本教材文化研究財団がその監修や指導を行っているとのことです。
,幼児ポピーは脳の専門家である篠原菊紀氏による監修・指導を受けており,地頭を良くしたり,生きる力に働きかける意欲的な構成になっているところは見逃せません↓
氏の書籍はどれもレビュー評価が高く,高齢者のボケ防止に贈ったという方もいらっしゃるようです(実際,幼児ポピーでは保護者の方に向けた脳トレ動画もあります)。
ポピーを使うと勉強習慣が身に付きやすい
ポピーの教材は,日々の学習を大切にしている家庭において特に評判です。
その理由は教材に続けやすい工夫が施されているからなのですが,幼い頃から毎日勉強することが当たり前の習慣として身に付いてしまえば,それは時間が経つほどに大きな差となって表れてきます。
ここでは,シリーズごとに続けやすい理由をみていきましょう!
幼児ポピー
まずは「幼児ポピー」の教材内容についてですが,ことば・文字・数字の学習はもちろん,運動のやり方やしつけについてまで学べるところが評判な理由です。
それだけでなく,親子が揃う10分間の寄り添い時間を重視した活動で,非認知能力(通信簿に書かれた成績以外の面)を磨くこともできます。
大人の目には退屈そうな遊びに思えても,この時期の子どもにとっては重要な学びであることは周知の事実です。
そもそも,大なわとびや跳び箱の練習方法まで指導される教材というのは中々目にしません。
2~3歳の段階から,線を引いたり文字を書いたりする絵本(例えばくもん出版のもの)を買い与えている家庭は私の周りでも見かけますが,そういった教材を正しいタイミングで与え,かつ子どもの発育に合わせた教材を網羅的に揃えるというのは,専門家でもない限り難しいものでしょう。
しかし,ポピーを利用すれば,オールカラーでシールの付いた教材に加え,おなじみのドリルやカード,そして知育玩具といった特別教材など,その年代の子どもの成長にピッタリな教材がバランスよく届くことになります。
低学年のうちは難しい操作を必要としない,動画や音声,デジタルブック主体ですが,高学年になると,学習アプリやWebクイズが充実してくるのはそのためです。
今はスマホで遊べるWeb教材も登場していますので,学びのバリエーションはかなり広いと言えるでしょう。
令和5年度からは,幼児ポピーにおいても英語アニメーションが登場する運びとなりました(あかどり以上です)。
加えて,子どもをどう育てればよいかのヒントとなる「ほほえみお母さん」という情報誌も毎月読むことができ,子育てに必要な情報を見逃すことが少なく,小学校の入学準備に関する保護者向けの冊子なども届きます。
できることよりも,好きになることを重視したポピー教育に賛同される方は,是非,資料請求をしてみてください。
教材の詳細なレビューは以下の記事で確認してください↓
小学ポピー
続けて「小学ポピー」についてみていきますが,さすが学校の教材を熟知している会社だけあって,教科書内容に合わせた教材で,しっかりしたテスト対策ができます。
特に,毎日の家庭学習の習慣を身に付けさせることに重きを置いているので,「自宅学習のウエイトが高まるこれからの教育改革で必要な態度が身に付く」という特徴は,ポピーを選ぶ理由として十分なものでしょう。
これからの時代において,学校ではコミュニケーションを重視したアウトプット活動に時間を割くことになり,各家庭において知識を予めインプットしておくことがこれまで以上に大切になってくると予想されています。
ポピーの教材はそんな世の中の流れに対応しており,知識の吸収に限らず思考力や読む力,やる気や自己肯定感を高める工夫が施されているので安心して利用できるわけです↓
中学ポピー
「中学ポピー」ともなると,教材の内容もだいぶ本格化してきます。
月に1回届くメインとなる教材は数センチの厚みがあり,毎日の学習を通して基礎力を確実に身に付けるのに十分な量です。
そしてこれは,全会員の86%が「定期テストで良い点を取ることができた」という嬉しい評判へと繋がっていきます。
実技科目についても対策できるという強みがポピーにはありますが,これは個別指導の塾に通ったとしても意外とできないことです。
特に公立中学の場合,学校での内申点の結果が大きく高校受験の合否を左右するわけですが,中学ポピーを使うことで毎日の予復習はもちろん,学校の定期テストに沿った内容で副科対策までもできてしまうわけなので,「学年でトップクラスの成績を収めている子も使っている」という口コミがあるのも納得です。
2020年以降の教育改革にしっかり対応できているので,安心して使うことができます。
ポピーは幼少期の英語教育にも対応
「ポピー Kids English」では,ポピペンという道具を使って楽しく学べるのが大きな特徴です。
英語の音に対する感覚を養うにはやはり幼少期の過ごし方が肝なようで,ゴールデンエイジも存在するという議論もありますし,早期からポピーを導入することで,今後の英語学習に良い影響をもたらすことが予想できます。
中学の勉強と異なり,小学生の英語は音中心のコミュニケーション重視の内容になりますから,おもちゃのペンで色々なものにタッチし,ポピペンから流れてくる音から英語に触れられる仕組みは好評のようです。
このペン,自分の声を録音することもできるかなりの優れものなので,是非,以下の動画で確認してほしいと思います↓
もちろん,ポピペンを使った単語学習だけが教材ではありません。
「おはなしBook」という教材ではネイティブによる読み聞かせを楽しむことができます。
これらの教材を通して,小学校3~4年で学ぶ単語と表現を完全に網羅できるので,英語を授業で扱う最初のタイミングで最高のスタートを切ることができる点も評判な理由です。
逆に,最初の授業で苦手意識を持ってしまうと,その後の英語学習に与えるマイナスの影響は著しいこともわかっています↓
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幼児ポピーと同様,シールや迷路などの付録があるので,アイディア次第で楽しく学べるのも良いですね!
なお,上で例に示した教材はあくまで年中~小1を対象とした「レベル1」のものでした。
年長以降から小3までの内容は,次章で紹介する公式サイトにてご確認ください。
ポピーの料金は良心的
最後に忘れてはならないのは,ポピーの料金についてです。
入会金が不要ですし,サイト上で請求額が明確化されているところには大変好感が持てるでしょう。
通信教育や塾というのはある意味サプリメントのようなもので,長く続けられない料金設定では,効果が出る前に終わりを迎えてしまうものです。
ポピーの競合となるのはチャレンジや進研ゼミになるでしょうが,一般的に,付録が充実している教材はどうしても値段を高く設定せざるを得ません。
もちろん,著作権が発生するアニメキャラとのコラボには,子どものやる気を高める効果があり,それこそコナンやドラえもんなどに助けられた子どもも多いでしょう。
ですが,ポピーは極力シンプルにした教材構成であるために,ひと月あたりにかかる料金を大きく抑えることに成功しています。
教材の充実に伴い,幼児ポピーを中心に多少の値上げは見られましたが(中学),それでも,教材が2000円台,小学生になると4~5000円が多い通信教育界において,ポピーの料金設定は極めて良心的です↓
2023年度の月会費
- 幼児ポピー:1500円
- 小学ポピー:2900円~4000円
- 中学ポピー:5000円~5300円
- Kids English:1680円※
※ポピーKids Englishのみ,ポピペン代(3300円)が初回月にかかることにご注意ください。
なお,上記値段から,半年払いにすることで2.5%,1年払いにすることで5%の割引が受けられます。
サイトに行くと学年や支払い方法別に料金のシミュレーションができる他,教材の見本がもらえたりキャンペーンが実施されていたりもするので,是非チェックしてみてください↓
まとめ
以上,新学社の「ポピー」が評判な理由について考えてきました。
通信教育は続けやすさが何よりも大切ですが,そのためには楽しさや役立ち度,さらには続けやすい料金設定という3拍子揃っているものが理想です。
今回紹介したもので言えば,「幼児ポピー」では遊びながら楽しく学ぶことに重点を置いていましたし,小学校低学年から中学生の毎日の学習習慣を身に付けることは定期テストの点数や内申点を上げるのに役立つことがわかりました。
そして続けやすい価格設定を強く意識したポピーですから,条件としては申し分ありません。
あとは実際の相性だけになってくるかと思いますので,まずは次の定期テストまで試していただくとよいかと思います。
なお,定期テスト対策以上の高度な内容を求める場合は他の教材を検討する必要がありますが,スパルタで厳しくやらせるわけではなく,しっかりやるべきことはやりながら,自分が興味を持てるものを探して欲しいと願うご家庭においては,このポピーが活躍する場面は多いでしょう。
是非ご検討ください!