今回ですが,「ポピー」という通信教育についてまとめてみましょう。
ポピーでは幼児から中学生までを対象とし,学年ごとに専用教材が用意されていますが,最近では小学校で習う英語の準備に適した「ポピー Kids English」が新たなラインナップに加わりました。
もちろん続けやすい価格設定になっているところについては言うまでもありません。
それでは以下で,ポピーが評判な理由について考えてみることにしましょう!
ポピーは長く使える教材
ポピーは家庭学習に特化した通信教育ですが,幅広い学年に対応しているところが評判の1つで,主に以下の4つのシリーズからなります↓↓
- 幼児ポピー ポピっこ
- 小学ポピー
- 中学ポピー
- ポピー Kids English
これらのシリーズは学年ごとにさらに細かく分かれており,例えば幼児用の「ポピっこ」の例ですと,「ももちゃん(2~3歳児)・きいどり(年少)・あかどり(年中)・あおどり(年長)」という名前の4種類の教材があります。
小中学生のポピーは,小1・小2・小3といった各学年ごとの教材からなり,最後のKids Englishのみ3つのレベル設定で年中~小3が対象となるのが特徴です。
子どもがまだ幼稚園に通っている頃からポピーをやらせてみたとして,もしも気に入って毎日学習するようになれば,そのまま小学校,中学校と10年以上使っていける教材になる可能性も秘めています。
もちろん怪しい会社が提供する通信教育ではありません。
提供元はこれまでに45年以上の歴史がある「新学社」という会社で,公立の学校に通っていた保護者の方であれば昔使った記憶があるであろうドリルや資料集などを作っている出版社です↓↓
私が小学生だったのは30年近く前のことですが,その時からこういったドリルのお世話になっていて,今度は自分がそれを紹介する側に回ったことを考えると,なんとも感慨深い気持ちになります。
ちなみに小中のポピーは教科書に準拠していますし,特に「幼児ポピー」は脳の専門家である篠原菊紀さんの監修・指導を受けており,地頭を良くさせたり,生きる力に働きかける意欲的な構成になっているところは見逃せません↓↓
氏の書籍はどれもレビュー評価が高く,中には祖母に贈った本もあって驚きました。
ポピーは毎日学びやすい
ポピーの教材は,毎日の学習を大切にしている家庭において特に評判です。
ここではシリーズごとの特徴から,その理由についてみていきましょう。
幼児ポピー
まずは「幼児ポピー」の教材内容についてですが,ことば・文字・数字の学習はもちろん,運動のやり方やしつけについてまで学べるところが評判な理由です。
大繩や跳び箱の練習方法まで指導される教材というのは中々目にしません。
2~3歳の段階から,線を引いたり文字を書いたりする絵本(例えばくもん出版のもの)を買い与えている家庭は私の周りでも見かけますが,そういった教材を正しいタイミングで与え,かつ子どもの発育に合わせた教材を網羅的に揃えるというのは,専門家でもない限りやはり難しいでしょう。
しかし「ポピっこ」を利用すれば,オールカラーでシールの付いた教材に加え,おなじみのドリルやカード,そして知育玩具といった特別教材など,その年代の子どもの成長にピッタリな教材がバランスよく届くことになります。
例えばスマホで遊べるWeb教材もありますので,バリエーションはかなり広いです↓↓
加えて,子どもをどう育てればよいのかについてのヒントとなる「ほほえみお母さん」なる情報誌も毎月読むことができ,子育てに必要な情報を見逃すことがありませんし,小学校の入学準備に関する保護者向けの冊子なども届きます。
すごろくなどの知育玩具で,家族が一緒になって楽しめるところも好評な理由の1つでした。
小学ポピー
続けて「小学ポピー」についてみていきますが,さすが学校の教材を熟知している会社だけあって,教科書内容に合わせた教材で,しっかりとした学校のテスト対策ができます。
特に,「毎日の家庭学習の習慣を身に付けさせることに重きを置いているので,自宅学習のウエイトが高まるこれからの教育改革で必要な態度が身に付く」という点は,ポピーを選ぶ理由として十分です。
学校ではコミュニケーションを重視したアウトプットな活動に時間を割かれるため,これからは各家庭において知識を予めインプットすることがこれまで以上に大切になってくることが予想されています。
ポピーの教材はそんな世の中の流れに対応しており,知識の吸収に限らず思考力や読む力,やる気や自己肯定感を高める工夫が施されているので安心して利用できるでしょう。
中学ポピー
「中学ポピー」ともなると,教材の内容もだいぶ本格化してきます。
月に1回届くメインとなる教材は数センチの厚みがあり,毎日の学習を通して基礎力を確実に身に付けるのに十分な量です。
そしてこれは,全会員の86%が「定期テストで良い点を取ることができた」という嬉しい評判へと繋がっていきます。
加えて実技科目についても対策できるというのは,個別指導の塾に通ったとしてもできないことです。
特に公立中学の場合,学校での内申点の結果が大きく高校受験の合否を左右するわけですが,中学ポピーを使えば毎日の予復習,それも学校の定期テストに沿った内容で副科対策までできてしまうわけですから,「学年でトップクラスの成績を収めている子も使っている」というのも納得です。
2020年の教育改革にもしっかり対応している点も安心できます。
ポピーは幼少期の英語教育にも対応
「ポピー Kids English」では,ポピペンという道具を使って楽しく学べるのが大きな特徴です。
英語の音に対する感覚を養うにはやはり幼少期の過ごし方が肝なようで,ゴールデンエイジも存在するという議論もありますし,早期からポピーを導入することで,今後の英語学習に良い影響をもたらすことが予想できます。
中学の勉強と異なり,小学生の英語は音中心のコミュニケーション重視の内容になりますから,おもちゃのペンで色々なものにタッチし,ポピペンから流れてくる音から英語に触れられる仕組みは好評のようです。
このペン,自分の声を録音することもできるかなりの優れものなので,是非以下の動画で確認してほしいと思います。
もちろん,ポピペンを使った単語学習だけが教材ではありません。
「おはなしBook」という教材ではネイティブによる読み聞かせを楽しむことができます。
これらの教材を通して,小学校3・4年で学ぶ単語と表現を完全に網羅できるので,英語を授業で扱う最初のタイミングで最高のスタートを切ることができるのも評判な理由です。
逆に,最初の授業で苦手意識を持ってしまうと,その後の英語学習に与えるマイナスの影響は著しいこともわかっています↓↓
こちらもシールや迷路などの付録があるので,アイディア次第で楽しく学べるのも良いですね!
なお,上で例に示した教材はあくまで年中~小1を対象とした「レベル1」のものでした。
年長以降から小3までの内容は,後述する公式サイトにてご確認ください。
続けやすい料金設定
最後に忘れてはならないのは,ポピーの料金についてです。
入会金が不要ですし,「年間契約をしないと安くならない」といった巧妙な罠がないところには大変好感が持てるでしょう。
通信教育や塾というのはある意味サプリメントのようなもので,長く続けられない料金設定では,効果が出る前に終わりを迎えてしまうものです。
どうやらポピーは「チャレンジ・進研ゼミ」をかなり意識しているようで,サイト内のあらゆる比較において,ベネッセを意識した物言いが多く見られたのは面白かったです(上記画像のA社はあきらかにそうでしょう)。
ここでどちらが優れているなどと議論する気は毛頭ありませんが,付録を充実させればどうしても値段を高くせざるを得ません。
ポピーは極力シンプルにした教材構成で,ひと月あたりにかかる料金を大きく抑えることに成功しています。
料金設定が明示されているのも好印象ではないでしょうか↓↓
2020年10月時点での月会費
- 幼児ポピー:980円~1,100円
- 小学ポピー:2,500円~3,800円
- 中学ポピー:4,800円~5,100円
- Kids English:1,680円
※すべて税込み表示です。
まとめ
以上,新学社の「ポピー」が評判な理由について考えてきました。
通信教育は続けやすさが何よりも大切ですが,そのためには楽しさや役立ち度,さらには続けやすい料金設定という3つが揃っているものが理想です。
今回紹介したもので言えば,「幼児ポピー」では遊びながら楽しく学ぶことに重点を置いていましたし,小学校低学年から中学生の毎日の学習習慣を身に付けることは定期テストの点数や内申点を上げるのに役立つことがわかりました。
そして続けやすい価格設定を強く意識したポピーですから,条件としては申し分ありません。
あとは実際の相性だけになってくるかと思いますので,まずは次の定期テストまで試していただくとよいと思います。
なお,定期テスト対策以上の高度な内容を求める場合は他の教材を検討する必要がありますが,スパルタで厳しくやらせるわけではなく,普通にのびのびと育ってほしい家庭においては,このポピーが活躍する場面は多いでしょう。
是非ご検討ください↓↓
最後までお読みいただきありがとうございます。