今回は,スタディサプリ(スタサプ)の小1~小3講座で利用できる「無料体験期間」を,どのように活用すればよいかについて整理します。
スタディサプリには通常14日間の無料体験がありますが,時期によってはキャンペーンコードを入力することで,1ヶ月無料で使える場合があります。
キャンペーンは常に実施されているものではありませんが,小中高生向け講座では過去に何度も無料体験期間が延長されるキャンペーンが行われてきたため,申し込み前には最新情報を確認しておきたいところです↓
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特に小1~小3講座は,1レッスンあたりの負担が比較的軽く,長期休暇中であれば1日に複数レッスン進めることもできます。
そのため,無料体験期間の使い方をあらかじめ決めておけば,短期間でもかなり濃い学習が可能です。
当記事では,スタディサプリの無料体験の基本を確認したうえで,小1~小3講座を
- 理科・社会・はっけんレッスンから試す場合
- 算数と国語をバランスよく試す場合
- 算数または国語のどちらかに絞る場合
に分けて,おすすめの進め方を紹介します。
スタディサプリの無料体験とは

スタディサプリ小学講座では,初めて申し込む方向けに通常14日間の無料体験が用意されているほか,時期によってはキャンペーンコードが配布され,1ヶ月無料で利用できることもあります。
一般的な無料体験では,利用できる機能やレッスン数に制限があるサービスも少なくありません。
一方,スタディサプリの場合,無料体験中でも,基本的に有料コースと同じ講座内容を試せるため,短期間でも学習内容をしっかり確認できます。
無料体験には,主に以下の2種類があります。
- 通常の14日間無料体験
- キャンペーンコードなどを使った1ヶ月無料体験
通常の14日間無料体験は,新規申し込み時に利用できる基本的な体験期間です。
一方,1ヶ月無料体験は,キャンペーンコードの入力やアンケートに回答するなど,その時期ごとの条件を満たした場合に適用されます。
なお,無料体験は「何となく始める」よりも,「この期間に何を試すか」を決めてから始める方が効果的です。
1ヶ月無料体験が使える場合,レッスン数の少ない教科であれば,1学年分をかなり進めることもできます。
ただし,算数や国語はレッスン数が多いため,無料期間だけで全部を終わらせようとすると,親子ともに息切れしやすくなります。
そこで大切になるのが,教科ごとに使い方を変えることです。
無料体験で理科・社会・はっけんレッスンを学ぶコツ

無料体験期間を生かしやすいのは,レッスン数が比較的少ない教科です。
小1~小3講座では,算数と国語が中心になりますが,小3では理科と社会も学べます。
また,教科の枠を少し広げた「はっけんレッスン」も用意されています。
無料体験中に取り組みやすいものとしては,次のような講座があります。
- 小3理科
- 小3社会
- はっけんレッスン
これらは算数や国語に比べるとレッスン数が少なめなので,1日1~2レッスンのペースでも進めやすいです。
長期休暇中であれば,午前に1レッスン,夕方に1レッスンという形で,親子の負担を分散させることもできます。
間違えた問題や気になった内容は,ノートに書き残しておくと,無料体験終了後も復習に使えます。
特に理科や社会は,写真・図・身近な生活とのつながりを通して学べるため,短期集中でも「学校で習う内容に興味を持つきっかけ」になりやすいです。
各講座の詳細については,以下の記事で紹介しています。
無料体験では,「全部やり切る」ことだけが目標ではありません。
むしろ,子どもが興味を持つ教科を見つけることができれば,それだけでも大きな収穫です。
理科の写真に反応する子もいれば,社会の地図や町の様子に興味を示す子もいます。
そうした反応を見ながら,今後どの教科を深めるかを判断していくとよいでしょう。
無料体験で算数と国語を学ぶコツ

小1~小3講座の中心は,算数と国語です。
ただし,無料体験期間だけで算数と国語をどちらも完璧に進めるのは現実的ではありません。
理由は,レッスン数が多いからです。
小1~小3講座の算数と国語のレッスン数
- 小1講座:算数216レッスン,国語122レッスン
- 小2講座:算数215レッスン,国語122レッスン
- 小3講座:算数223レッスン,国語95レッスン
※この他,年長向けのレッスンが算数と国語それぞれに5レッスンずつあります。
算数と国語を合計すると,各学年318~338レッスンあります。
そのため,14日間や1ヶ月の無料体験で両方を一気に終わらせようとすると,どうしても詰め込み型になります。
小学生,特に低学年では,「たくさんやったこと」よりも,「自分でできた感覚」を残す方が大切です。
そこで,算数と国語をどちらも試す場合は,次のような使い方がおすすめです。
- まずはミッション機能(次に何をやるかが表示される機能)に沿って進める
- 1日あたりの学習量は少なめにする
- 親は正答率よりも,子どもが一人で進められるかを見る
- 気に入った教科があれば,その教科を少し多めに進める
無料体験は,算数と国語を完全攻略する期間ではなく,子どもに合うかどうかを見極める期間と考えると使いやすくなります。
もし無料体験終了後に,
もっと学びたい!
と子どもが感じているなら,有料コースに切り替えて継続する価値は十分にあります。
スタディサプリは小学校から高校までの内容を定額で学べるため,苦手単元の戻り学習にも,得意教科の先取りにも使えます。
無料体験で教科を1つに絞るコツ
無料体験期間をより成果につなげたい場合は,教科を1つに絞る方法もあります。
特に,勉強そのものにまだ慣れていない子や,苦手教科がはっきりしている子には,こちらの方が向いています。
単教科に絞るときのコツは,次の2つです。
- 完璧を求めない
- 少し余裕を残して終われる量にする
短期集中だからといって,毎日限界まで詰め込む必要はありません。
むしろ,「今日もできた」という手応えを積み重ねる方が,その後の学習につながります。
算数に絞る場合
算数は,積み重ねの影響が大きい教科です。
今の学年の内容でつまずいているように見えても,実際には前の学年の内容があいまいになっていることがあります。
そのため,無料体験で算数に絞る場合は,次の流れがおすすめです。
- まずはミッション機能に表示される算数を進める
- 余裕があれば,1つ下の学年の算数に戻る
- 簡単すぎる場合は,今の学年の先の単元を選んで進める
小1の場合は,1つ下の学年として年長向けレッスンがあります。
それも簡単であれば,算数道場(スマホでも学べる算数ドリル)に取り組んだり,すでに終えたレッスンをもう一度解き直したりするとよいでしょう。
小1~小2講座の算数は,アニメーションによる解説が多く,数字や図形のイメージをつかみやすい構成です。
紙の問題集だけではピンとこない子でも,画面上で動きながら説明されると理解しやすいことがあります。
無料体験中に算数の苦手単元を1つでも減らせれば,学校のテストや授業で「できた」という経験につながります。
その成功体験は,算数だけでなく,他の教科への自信にも広がっていきます。
国語に絞る場合
国語は,各学年95~122レッスンです。
算数よりもレッスン数が少ないため,1日2~3レッスンのペースで進めれば,1ヶ月無料体験中にかなりの量を学べます。
ただし,小1~小3講座の国語は,長い文章読解を大量に解くタイプの講座ではありません。
中心になるのは,ことば・語彙・文の決まり・設問の読み取りなど,国語力の土台を作る学習です。
国語に絞って進める場合は,ミッション機能に従うだけでなく,「レッスンをえらぶ」から学年を決めて進める方法も使いやすいです↓

低学年のうちに国語を学んでおくメリットは大きいです。
なぜなら,算数・理科・社会を学ぶときにも,問題文や説明文を日本語で読み取る必要があるからです。
例えば,算数の文章題では,計算を始める前に,問題文が何を尋ねているのかを理解しなければなりません↓

計算そのものは簡単でも,文章の意味を取り違えると正解にはたどり着けません。
これは理科や社会でも同じです。
資料を読む,選択肢の違いを比べる,問題文の条件を確認する。
こうした作業の土台には,すべて国語力があります。
また,国語の土台は,いずれ英語を学ぶときにも役立ちます。
英文を日本語に直せても,その日本語の意味が理解できなければ,問題には答えられません。
そう考えると,低学年のうちに語彙や文の読み取りを鍛えておくことは,後の学習全体への投資になります↓

無料体験で国語を集中的に学ぶ場合は,正解数だけを見るのではなく,
- 知らない言葉に気づけたか
- 問題文を最後まで読めたか
- 解説を読んで納得できたか
を確認するとよいでしょう。
無料体験後に確認したいこと
無料体験を終えたら,申し込むかどうかだけでなく,子どもの反応を振り返ってみてください。
確認したいのは,次のような点です。
- 一人で画面を操作できたか
- 1レッスンの長さに無理がなかったか
- どの教科に興味を示したか
- 解説を見て納得できていたか
- まなレポ(保護者が学習状況を確認できる機能)で学習状況を確認しやすかったか
スタディサプリでは,学習時間や正答率などを保護者が確認できます。
子どもに毎回「勉強したの?」と聞かなくても,学習の様子をある程度把握できる点は,家庭学習を続けるうえで便利です。
無料体験で子どもが前向きに取り組めた場合は,有料コースを継続してもよいですし,長期休暇だけスポット的に使う方法もあります。
反対に,毎日続けるのが難しそうであれば,理科・社会・はっけんレッスンなど,興味を持てる部分だけを短期的に活用するのも一つの方法です。
小3内容までを終えた後は,小4以降の内容に進むこともできます。
また,書く力や思考力をさらに伸ばしたい場合は,Z会のような添削付き通信教育に進む選択肢もあります↓
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スタディサプリで国語や算数の土台を作っておけば,添削課題にも取り組みやすくなるはずです。
まとめ
スタディサプリの無料体験は,小1~小3講座が子どもに合うかを確認する良い機会です。
通常の14日間無料体験に加えて,時期によっては1ヶ月無料キャンペーンが行われることもあります。
ただし,無料期間だけで算数と国語をすべて終わらせようとすると,学習量が多くなりすぎます。
理科・社会・はっけんレッスンのようにレッスン数が比較的少ないものは短期集中で試しやすく,算数や国語は目的を絞って使う方が効果的です。
算数では,今の学年の内容に加えて,1つ下の学年の復習を取り入れる。
国語では,ことばや文の決まりを通して,あらゆる教科の土台になる日本語力を育てる。
このように目的を決めて使うことで,無料体験期間の学習効果は高まります。
低学年のうちに「わかった」「できた」という経験を積めると,その教科への見方が変わります。
無料体験だけであっても,その小さな成功体験を作ることは十分に可能です。
スタディサプリを続けるかどうかは,料金だけで判断するのではなく,子どもが前向きに学べたか,保護者が学習状況を確認しやすかったかも含めて考えてみてください。


