今回は「ブンブンどりむ」という通信教育を取り上げ,評判になっている理由について分析してみることにしました。
真っ先に感じることとして,作文をメインに扱った教材というのは非常に珍しいものです。
これについては,多くの方が同意することでしょう。
作文を習ったのがいつだったのか振り返ってみれば,私の場合は中学2年生のときの授業が初めてで,それ以降は,大学で論文の書き方を学んだくらいしか思いつきません。
当時の授業で,起承転結を学ぶために4コマ漫画を描かされる機会があったのですが,クラスで2人だけの模範例に選ばれたことがあり,それをきっかけにお互いを意識し始めて親友になったのは良い思い出です(ちなみにその彼は今,プロの漫画家として成功しています)。
さて,「書く力」というのは「考える力」にも繋がる大切な能力です。
なので中学生とは言わず,小学生の頃から学んでおくに越したことはありません。
実際,塾でみていると,作文を学ぶことで早い段階から論理的にものを考えられるようになった子どもは,学校生活はもちろん,日々の生活で難しい選択を迫られる場合においても,「直感」や「信じる」といった不確かなものを根拠とせず,より確かな判断ができるように感じます。
これからの社会に生きる小学生はプログラミングや英語も学ぶ必要がありますが,それらを学ぶ際にも「読み書き能力」が重要な役目を果たすということも忘れてはいけません。
ブンブンどりむの4つの評判
「ブンブンどりむ」とは小学生向けの作文通信教育です↓
公式サイト
私自身は,小学生の子を持つ親御さんに何か良い作文の教材はないかと尋ねられ,「添削までしっかりしてくれて,かつある程度の量をこなせるものでないとなあ」とダメ元で調べてみたところ,本サービスに出会いました。
ついでに,ブンブンどりむに寄せられた評判を分析してみたのですが,以下の4つの点で評価が高かったです↓
- 実績
- カリキュラム
- 教材
- 料金
サービス名にもなっている「どりむ社」は聞いたことがありませんでしたが,調べてみると信頼できるスタッフが教材を作成しており,近年採算が取りづらいアナログ式の添削サービスがあるところに好感を覚えました。
実際,全国コンクールで入賞した小学生も利用していたということで,安心して使うことができるでしょう。
作文はオプション的なものだと思っていた私だけに,1年単位で最長6年間も学べてしまうカリキュラムがあることにも驚かされました。
私は個別指導塾で面談を行うこともありますが,最近では
わが子の語彙力が不足しているように思います
と嘆く保護者からの相談が増えています。
語彙力だけでなく,文を正確に読めないこともあり,問題の意味を勘違いしてしまう生徒も多いです。
小学生のうちに十分な読解力を身に付けられなかった子どもは,中学や高校の教科書を読んでもいまいち内容が理解できないことに苦しんでいます。
英語で長文読解と言えば入試で合否を分けるだけの破壊力がありますが,我慢してすべてを読み切る前に音を上げてしまう中高校生は多いです。
そうならないようにと小学生のうちに本を読ませることを多くの家庭がしていますが,果たしてどのような本を読ませるべきなのか,はたまたどんどんと成長していく小学生にどのように接して声掛けをしていけばよいのかなどの疑問は尽きません。
そういった悩みを解消し,さらには良心的な料金設定で続けやすい教材というのが,今回紹介するブンブンどりむというわけです。
それでは次章から,先に述べた4つが評判になっている理由について詳しくみていくことにしましょう!
ブンブンどりむの実績が高い理由
初めて名前を聞くサービスについては,「実績」を判断材料にしなければなりません。
会員が大体どのくらいのレベルにまで到達できているのか,そして,最高到達点はどの程度なのかを中心にみていきますが,会社自体についての情報も重要です。
本サービスを提供している「どりむ社」を調べたところ,すでに30年近い歴史がある会社であることがわかり,想像以上に長く続いている会社であることがわかりました。
ということは,それだけ多くのノウハウが存在することを意味します。
コロナ禍において,オンライン教育にシフトすることを余儀なくされた塾業界でしたが,昔からオンライン授業を提供していた会社の方が強かったことは同様の理由からです。
そういった会社を見ていると,何かを長く続けてきたという事実(歴史)こそが,会社の実力を判断するための確かな材料となるように感じられます。
また,ブンブンどりむの教材を監修しているのは,あの「齋藤孝」先生です。
ベストセラーとなった「声に出して読みたい日本語」の著者として一躍有名になった方ですが,今だと「世界一受けたい授業」や「東大王」の企画・監修を担当した人と言った方がわかりやすいでしょう。
最近はガチャガチャコーナーで豆本の監修で見かけましたが,ニュースでもコメンテーターなどでよく出演されています↓
さて,ここまでは提供側の実績でしたが,今度は「使う側」の立場から,これまでにどういった小学生が本サービスを利用してきたのかを調べてみました。
読書感想文のコンクールで最も有名なものの1つに,1955年から毎年行われている「青少年読書感想文全国コンクール」があり,毎年400万編を超える応募がある大規模なものです。
そんなコンクールで3年連続で入賞した小学生の1人が,このブンブンどりむを実際に使っていました。
彼曰く,書く力を身に付けて良かったことは,
あらゆるジャンルで通用する文章や言葉で表現する力を身に付けられたことです
と振り返っています。
最近は夏休みに読書感想文を課さないところがニュースで賛美されたりしていますが,近い未来,書く能力に長けた人が活躍する場はますます広くなるはずです。
興味深い事実として,海外に在住する日本人の子どもたちの間で作文の人気は高まっており,ブンブンどりむは海外受講もできます。
帰国子女は英語力が武器だと思いきや,それに加えて作文能力まで身に付けるとしたら鬼に金棒です。
ブンブンどりむのカリキュラムが驚きな理由
ブンブンどりむの評判を語る際,カリキュラムに触れずにはいられません。
小学1年生を対象とする「入門コース」から始まり小学6年生の「完成コース」まで,学年ごとに全部で6つのコースが揃っているのは驚きです。
作文の講座だけを6年間もかけて学ぶ意味はあるのかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが,授業の一環で絵本を読むこともありますし,算数や社会の知識を使って書くこともあるカリキュラムとなっています。
小学生には作文の通信講座がおすすめ!書く能力を高めようでは,書く能力について詳しく分析しましたが,プログラミング教育でよく見かける「思考力を要する問題」は,科目を問わず書く力を求めてくるものですし,ブンブンどりむを通じて自立性を身に付けることも可能です。
難なく少しずつステップアップしていける本カリキュラムをこなしていくだけで各発達段階(学年)において必要とされる能力が養成できることは,わが子の教育に不安を感じている保護者を安心させてくれるでしょう。
以下では各学年ごとのカリキュラムをまとめるとともに,利用者のコメントも簡単にみていきます。
入門コース(小学1年生対象)
学習指導要領にある「読む,書く,話す,聞く」といった基礎力を第一に,学習に取り組む姿勢を無理なく身に付けさせるためのコースが,小1対象の入門コースです。
他教科の学習の土台となる大切な力を育むコースであるとも言い換えられるでしょう。
上の教材は,物語を作ることを通して文章を書く基礎を養うためのものです。
1つの作文あたりで書くことになる文字数は約50~200字で,学年が上がるごとに,少しずつ書ける文字数が増えていきます。
年長から始める子どもも少なくないようで,週末に時間を見つけて一緒に取り組んでみるのはいかがでしょうか。
千葉県の保護者
「大事なところはどこかな?」などと子どもに尋ねていますが,良い声かけになっているようです。よく読むジャンル以外の文章に触れられるので,子どもの読む本の幅が広がったように思います。
基礎コース(小学2年生対象)
小2対象の基礎コースでは,表現力や論理力を養い,読み手に伝わる文章が書けるようになります。
上の教材にもありますが,文章の書き出しを工夫するだけでも,いきいきとした文章が書けるようになることに驚いてください。
書くことになる文字数は100~300文字と,入門コースの2倍近くに増えています。
大阪府の保護者
マンガ形式のテキストは子どもの心を掴みやすいようで,学校の宿題よりも先にやりたがります。毎日の見開き1ページというノルマであえてやめさせず,翌日分の予習や前日分の復習をやらせてしまうこともありました。ことば遊びや古典など,子どもがハマったものは家族中で楽しむように心がけており,また添削を書く際には,赤ペンコーチの気持ちを考えて丁寧に書かせるよう指導しています。
上達コース(小学3年生対象)
上達コースともなると未知の世界への興味を引き出しては長文の記述力を磨くことができ,課題の文字数は100~400字まで伸びます。
小2までは自分中心の世界でよかったのですが,小3からは書く視点が自分から家族,そして地域へと移っていき,読む対象も世界の文化や偉人の生き方に触れられるものが中心です。
ブンブンどりむが成長に応じたカリキュラムになっていることがわかりますね。
子どもは最初,何を書いてよいのかがわからずやるのに時間がかかるでしょうが,課題には作文例が付いているので,最初はそれを真似して書くでも構いません。
お手本さえ与えられれば,あとは器用にこなせるようになるのがこの時期の小学生です。
短い文章から徐々に文字数を増やしていくスモールステップ型のカリキュラムは1人でも取り組みやすいように思われます。
和歌山県の保護者
書くテーマが毎回面白いので,楽しく書けているようです。返却された提出課題のアドバイスを親が覚えておくことで,次回以降の指導に生かしています。「最近あった重大ニュースを,5W1Hを意識して新聞記事にまとめよ」などの課題をすぐに仕上げたときは子どもの成長に驚きました。普段から書くことに慣れておくことで,小学校はもちろん,中学に入って自分の意見を求められた際にも困らないと思います。
応用コース(小学4年生対象)
自然や社会といった身の回りの出来事に対する疑問がわき始める時期が小学4年生となります。
この疑問を解決する力であったり自己表現力だったりを育みながら,さまざまな視点から文章を書くことで作文の自信を付けるのが本コースの特徴です。
例えば,資料から必要な情報を抜き出して文章でまとめることは,国際的な学力調査でも日本人が苦手なものとして指摘されていたので,早いうちに経験を積んでおきましょう。
文字数は100~400字と小3のものと大差ありませんが,自分の考えを求められるテーマが増えてくるため,難易度は上達コースよりも難しくなります。
新潟県の保護者
子どもは放課後は忙しくしているので,週末にまとめて取り組んでいます。親が管理するより,本人が好きな時に自主的に取り組ませるのがわが家の方針です。教材がきっかけとなり,子どもは自分で何かを調べたり,食卓の話題にするようになりました。今後も自学自習の姿勢を続けてもらえたらと思います。
実践コース(小学5年生対象)
良書を読み,表現力豊かな文章が書けるようになるのが実践コースの特徴です。
課題図書を読んで作文を書くだけでなく,国語以外の科目(理科や社会)の知識を組み合わせて文章をまとめる練習があるところは大変実践的であると評価できるでしょう。
文字数はいよいよ原稿用紙1枚では足りなくなり,400~600字が基本となります。
この段階まで来ると,幅広い書き物に対応できる能力が育つはずです。
埼玉県の保護者
学校では自分で書く機会が少なかったのが受講のきっかけです。子どもが管理できる分量なのが使いやすく,自分で毎月の学習スケジュールを立てて,ブンブンどりむに取り組む時間帯を決められるようになりました。家族と書いた作文について意見交換したものを直して提出したり,朱筆のコメントから「もっとうまく書けるようになりたい!」というやる気を引き出してもらえているようです。
完成コース(小学6年生対象)
完成コースでは,表やグラフの情報を読み取り,自分ならではの視点で発信する力を身に付けることができます。
採点してもらえる機会が少ない,公立中高一貫校の受験記述対策にも対応しているのは本コースならではの強みです。
算数や理社の知識も自由に用いて書くことができる一方で,与えられた条件(題や字数など)に即して答えることも学びます。
東京都の保護者
文章の構成(初め・中・終わり)を意識できるようになり,添削指導を受けることで,より成長していくことができました。5年生のコースは純粋に作文力を鍛えるためのものでしたが,6年生の完成コースになると制限時間内に順序だてて書き切る力も必要です。添削の指導内容は受験用に変化していて,成長に応じた指導法を取り入れているブンブンどりむに感心しました。
ブンブンどりむの教材が優れている理由
ブンブンどりむの教材は
- テキスト
- 提出課題シート
- 副教材
の3つからなります。
なお,通常であれば付録的な扱いの副教材ですが,ブンブンどりむの場合はメインテキストと同じくらいの価値があるもので見逃せません。
まずはこれらの教材をどういった流れで学習するのかみてみましょう↓
1週間の流れ
1~3日目:テキストで学ぶ
4~6日目:副教材を使用(1週目と4週目は4日目に提出課題をやる)
7日目:予備日
このように書くと毎日やるべき課題があって大変そうにも見えますが,小学生の学習は短時間の集中を継続することが重要です。
実際は,毎日10分間ちょっとの学習を毎日続けるだけでよいので,机に向かう習慣を設けさえすれば難なくできるようになります。
タイミング的には「朝学校に行く前・帰ってすぐ・夕飯の前後・就寝前」が候補に挙がるでしょう。
習慣化を成功させるポイントは毎回同じ時間にやることです。
7日目が予備日になっているので,遅れがあればそこで取り戻しましょう。
10分という時間は大人からみると短い時間のように思いますが,みなさんが小学生のとき,朝の5分間読書の時間がなかったでしょうか。
効果があるからこそ,わざわざ時間を設けて行っていたわけです。
5分でも10分でも,小学生が時間通りに学習できれば立派だと思うようにしてください。
幼少期からなるべく自宅で学習できるようになっておくと,高校生になったとき,集中できないからと自習室やフードコートなどに通う必要がなくなります。
添削課題は2週間後に返却されますので,その復習も行いましょう!
ブンブンどりむは朱筆で手書きのコメントが沢山入って返ってくるのですが,その内容は子どもをやる気にさせるものであったり,示唆に富んだものであったりと様々です。
以下で教材内容についてみていきたいと思います。
テキスト
カリキュラムのところではコースごとの内容をまとめたので,ここではテキストで身に付く力についてまとめることにしましょう。
まずは「書く力」についてですが,同じ出来事でも着目点を変えることで書きやすくなりますし,起承転結を筆頭に様々な構成を学ぶことによって論理的な文章が書けるようになります。
加えて,擬態語や擬人法などの表現技法であったり,実際に手を動かすことで書くことへの精神的なハードルを下げられるところが良いです。
次に「思考力」ですが,表やグラフなどを組み合わせたり,資料から情報を抜き出しては自分の体験や知識と適切に組み合わせることで論理的な思考力を身に付けられます。
「読解力」も養成可能です。
子どもが興味を持って読める文章や課題図書,中学入試の文章などから良質なものが厳選されており,これには長年続いているどりむ社ならではの情報収集能力が生かされています。
「想像力」は設問内容を工夫することで実現され,「空想のおばけを書いてみよう」といったレベルから始まり,最終的には「絵本を作ろう」という設問までもが出てくるほどです。
「語彙力」ですが,例えば4年生の場合,「糸口,山あい,原料,世間,日夜」などの200語について,意味や使い方とともに学ぶことができます。
ここまでに5つもの能力を挙げることになりましたが,どれも意識的に学ばないと身に付けにくい能力ばかりですので,毎日10分の勉強が積もりに積もると大きな山になることがわかるでしょう。
提出課題シート
添削課題は月2回の提出(完成コースは月に1回)です。
先にも触れましたが,どりむ社には,全国有名進学塾に通う子どもの作文を20年以上指導してきた実績があります。
褒めて伸ばすことを基本方針とし,子どもが気にするであろう評価は「赤ペン・ポイント」のところで行われますが,朱筆がたくさん入った提出課題シートは子どものやる気を引き出してくれるでしょう。
私自身,某大手通信教育のスタッフとして10年近く添削業務に関わっていたことがありますが,最近はデジタルが主流になってきています。
そんな中,ブンブンどりむの添削者様はみなさんアナログで頑張っているということで,個人的に高評価です。
また,公立中高一貫校の適性検査を想定した完成コースの提出課題シートは,貴重な第三者からの客観的な評価が貰えるということで,大変利用価値が高いものでしょう。
個別指導塾であってもきちんと採点までしてくれるところは稀です。
小学国語が完成したかどうかは,小6コースで月に1回届く模擬試験の結果を見ることで判断できます。
副教材
副教材が魅力的なラインナップであることは先に述べました。
コースごとに利用できるものに違いはありますが,分かっているものを挙げると以下のように多岐にわたります↓
- 問題解決力ドリル:実生活にある問題を数学・理科・社会的な視点から解決する方法を考え,記述します。
- 国語力ステップアップブック:PISA型問題,漢字,語彙問題の3種類の能力を養うものです。
- ワークシート:国算理社の内容を題材に,書く力を記述します。
- 読書感想文ラクラクBOOK:書き込みながら進めていくと読書感想文が書けるようになっているものです。
- 絵本&読み聞かせアドバイス:親子の読み聞かせに使えるだけでなく,アドバイスがあったり提出課題シートも付属します。
- 課題図書光村ライブラリー:国語の教科書に掲載されている優れた作品を収録した図書です。
- 月間「Newsがわかる」&時事シート:世界の最新ニュースをわかりやすく解説。自自シートは受験に頻出の時事問題を取り上げます。
- 豆本+日本地図:四字熟語や名文音読の暗唱集は持ち運びやすいサイズです。
- 作文力判定テスト:学年末に1年間の到達度を確認するためのテストを受けられます。表彰状ももらえますし,弱点を把握できるところが良いですね!
- 自分で作る物語本(自分史)キット:「原稿用紙5枚で物語を書く」など,本格的な文章を書くためのものですが,段階をふんで書く量を増やしていけるカリキュラムがあるので心配はいりません。
- 保護者向け情報誌「ぱぁとなぁ」:子どもの将来に関係する教育情報や,学習や健康管理に対する専門家からのアドバイスは大変役に立ちます。
- ポッチー新聞:全てのコースの優秀作文と優秀者の名前を発表する以外に,クロスワードや投稿作文などのコンテンツも充実。
- ポイントシール制度:提出課題シートを送るとポイントが貯まり商品と交換できます。いつの時代もご褒美は大切ですね!
ブンブンどりむの料金が好評な理由
最後に料金についてまとめましょう!
どんなに良いサービスであっても,高くて続けられなければ効果が出ません。
基本料金はすべて税込みで,
- 小1対象コース:12ヶ月一括で59004円
- それ以外の学年:12ヶ月一括で64548円
となります。
その他毎月払いや6ヶ月一括払いが利用可能ですが,料金は割高になることに注意してください(例えば毎月払いですと小1コースは5390円,それ以外は5885円です)。
比較できる通信教育としては「進研ゼミ」がありますが,小1(39960円)~小4(63760円)までは進研ゼミに分があるものの,小5(73320円)や小6(78920円)ではブンブンどりむの方が安く利用できます。
もちろん,受講科目やサービス内容が異なるのでどちらが優れていると結論付けることはできませんが,これまで述べてきたサービス内容から考えると,ブンブンどりむが決して高くない料金設定であることは確かです。
なお,一括払いした後,何らかの理由で途中退会される場合であっても,残りの受講費を清算して,振込手数料を引いた残金が返金されるシステムがあるので安心です。
もちろん途中入会もできます。
入金方法によっては手数料が多少かかってしまうことがありますが,入会金はかかりません。
また,海外の方ですと,地域ごとに違いがありますが,
- 小1対象コース:74040円~87240円
- それ以外の学年:79080円~92280円
で利用できるようです。
また,春先や夏にはキャンペーンが実施されていることが多く,上記料金よりもさらに安く入会することができます。
最新の実施状況は以下のページで確認できますので,是非申し込み前に確認するようにしてください↓
まとめ
以上,ブンブンどりむが評判になっている理由について,実績とカリキュラム,教材と料金の面から分析してきましたがいかがだったでしょうか。
要点をまとめると,
- 創業から約30年経ち,作文のノウハウの蓄積は十分
- 齋藤孝監修の教材で学べる
- 読書感想文コンクールの入賞者も利用
- 6年間の一貫した作文カリキュラム
- 無理なく学習習慣が身に付く
- テキストと提出課題シート,副教材も充実
- 養成できる能力はこれからの時代に通じるもの
- 添削は手書きで,やる気が出る
- 利用しやすい料金
となります。
英語やプログラミング教育に比べると作文というのは一見地味ですが,そこで培われる能力はどんな科目よりも応用範囲が広く,今後の人生において役立つものです。
多くの小学生が6年間でしっかりと書く力を身に付け,論理的に自分の意見を発表できるよう育つことを願って,終わりの言葉とさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。