昨今は大学全入時代かつ先行きが不透明な時代ということで,多くが現役合格を前提に入試に臨んでいます(2025年度の共通テストの志願者を調べると,浪人生の割合は約14%しかいません)。
ですが,勝負は時の運でもあり,合格できる実力に達していても試験当日の問題との相性が悪かったせいで不合格になってしまうこともあります。
過去問で毎回合格最低点を上回っていた生徒であっても例外ではなく,特に偏差値の高い大学を志望するほど,自分だけが周りよりも圧倒的に高い点を取ることが難しくなるわけで,より確実に受かろうと思うなら,浪人して勉強時間を積み増し,突出した能力を身に付ける必要があるわけです。
もちろん,それでも100%合格とはいかないのですが,正しい教材や戦略でもって真面目に学び続けられた浪人生であれば,現役のときよりもずっと危なげなく入試に臨めていますし,たとえ第2志望の大学に通うことになっても,余計に勉強してきた経験が入学後の生活に役立っているように思います。
さて,今回の記事では「駿台予備校の高卒クラス(浪人生クラス)」についてまとめていくことにしますが,まず最初に浪人する意味についてみていくところから始めることにしましょう!
浪人という道を選択をする意味

令和時代において学歴の価値は確かに低くなってきていて,本人の能力次第で,望む人生を叶えやすくなっているように感じています。
会社に入って10年もすれば,もはや社内での実績のみが評価され,学歴がどうだったかはほぼ関係ないとされるでしょう。
しかし,特定の学部(医学部・獣医学部など)を備えた難関大学の卒業資格がなければ就けない職業は相変わらず存在していますし,大学時代の環境の違いは卒業時に結構な差となって表れてくることも確かです。
中高一貫生はもちろん,小学校から私立に通っていたような生徒からずっと公立で過ごしてきた生徒までが「大学入試」という大きなふるいにかけられ,資質・能力別に適正に分けられた状態での学生生活は非常に影響力の多いものとなります。
より良い環境(多くの場合,偏差値が高い大学と同義)で学ぶ方が大きな実りが得られやすいことは疑いのない事実です。
大学受験は人生のゴールともなり得る「就職先」に大きな影響を及ぼすだけでなく,全員が同じ土俵で勝負できる最後のチャンスでもあるわけです。
なので,
自分の人生で妥協はしたくない!
負けたまま終われるか!
といった強い気持ちに突き動かされて浪人という道を選択することが,長い人生において英断となる可能性は十分高いように感じます。
親の年収が子の学力を決めている側面や遺伝的な要因も無視できませんが,生まれた時点で平等でないことは当然の事実ですし,学力は後天的な獲得形質です。
独学で東大に入る人も中にはいるわけで,同じ内容のテストを学歴や性別や年齢に関係なく誰もが受けられる機会は貴重でしょう。
その後の就活においては大学のランクや性別などの色眼鏡をかけて判断されることになり,同じ「面接」であってもその客観性は大学入試の総合型選抜のものとは別物で,入社試験で不合格になっても自分の得点を知ることすらできません(大学の一般選抜には成績開示制度があります)。
そういったわけで,今後の人生を見据えたときに「浪人」という選択は十分にあり得るわけですが,その生き方を選ぶからにはこの1年(4月になった時点ですでに共通テストまで10ヶ月を切っていますが)を実りあるものにしてほしいわけです。
そして,そのときに通う予備校として「駿台」は検討するに値するもので,以下でその理由をいくつか紹介したいと思います。
駿台は教育の質が特に高い

みなさんは駿台に対してどのような印象をお持ちでしょうか。
それについて考える際は,「予備校の顔」とも言える模試の感触がどうだったかを思い出してみてください。
例えば,以下は私の生徒が同時期に受けた駿台と河合の記述模試の結果ですが,上段に示した駿台の方が偏差値にして10くらい低く出ていることがわかります↓

英語の偏差値は,駿台が62であったのに対して河合塾は71と表示されていて,数学の場合,前者の52に対して後者は64です。
問題が難しいということは点数が取りづらいことを意味し,そこでは深く理解できている人ほど高い偏差値が出てくるものです(偏差値が100を超えることもあります)が,実際に受けたほとんどの受験生は駿台模試の難しさに多少なりとも不安や焦りを覚えたことでしょう。
もっとも,最近の駿台は河合模試と難易度的に変わらなくなったとも言われており,少なくともマーク模試ではどちらも偏差値的にはあまり変わらないように感じます。
とはいえ,その場合においても純粋な得点(換算得点ではない)自体は駿台の方が低く出る傾向にあり,英語の偏差値が仮に駿台67.8の河合67.9と僅差であっても,得点は前者が171点,後者だと188点のようになっていることが多いです。
そんな模試の雰囲気そのままになんとも敷居が高そうな駿台ですが,浪人生は是非とも挑戦してみるべきだと当サイトが判断した理由は何だと思いますか。
ここで,田舎の柔道部の選手が,顧問以外に対戦相手がいなかったために毎日2人で練習し続けた結果,難なく全国優勝を果たしてしまったという逸話を紹介しますが,
- 浪人生は普段から駿台レベルの模試を当たり前のように受けられる環境に身をおくべきだ
というのが1つ目の理由です。
レベルの高い模試を作成できるということは,それはつまり質の高い指導ができることを意味し,実際,駿台の東大や京大の合格者数は毎年のようにNo.1ですし,早稲田や慶應にも毎年3000~4000人が受かっています。
ところで,浪人生の場合,「英語はA塾のX先生,国語はB塾のY先生」といった具合に,厳選して受講するメリットは少ないです。
その代わり,自習室がしっかり使えて,勉強のペースを乱すことなく平均して質の高い教育をじっくり受けられる塾で勉強することが良い結果に繋がります。
模試の偏差値が自信過剰になるような数字にならず,謙虚に学んだ結果,圧倒的な学力差でもって勝利してしまったというのが駿台に通う浪人生の勝ちパターンです。
次章からは,浪人生が注意すべき事柄を中心に説明してみることにしましょう。
浪人生クラスは基礎から学べる

普段塾で教えていて強く思うのが,浪人生は高望みをしすぎということです。
もちろん,その気持ちを
浪人するからには難関大に合格するぞ!
というモチベーションに変えるだけであれば問題ありません。
ですが,例えば早稲田大学にどうしても入りたいからと,昨年度の模試の偏差値が50にも満たない状態の生徒が「EX早慶大文系演習(レベルが高いコース)」を取ってしまうとどうなるでしょうか。
基礎力もないのに,早稲田や慶応の過去問を用いた演習ばかりをやる羽目になり,講師の言っていることがほぼ毎回のように理解できず,しかも教わった解法を必死に丸暗記してみたところで,本番の入試でそれがそっくりそのまま出題されることはないわけです。
ゆえに,そうした勉強法に終始してしまえば,来年もきっとまた上手くいかないでしょう。
特に,浪人生でこれまでD~E判定しか出ていない大学を受けようと考えている人は,基礎的なクラスから始めましょう。
おすすめは「プレミアムサポートコース」となりますが,こちらは苦手科目があることを前提にカリキュラムが組まれているため,しっかりと実力を高めていくことができます(それ以外に,個別指導オプションという選択もあります)。
なお,基礎知識は難なく理解できるのでなるべく早く終わらせたいところですが,その際に重宝するのがICTツールと学習コーチングの2大サポートです。
前者には各所での評価が高い「atama+」が利用できる他,駿台が独自開発した「S-LME」の用意もあるということで,私は後者を使ったことはありませんが,パンフレットを読む限りは期待できます。
GIGAスクール構想によりすべての生徒がICT端末を1人1台持つ時代になりましたが,駿台の高卒クラスにおいてもiPadが全員に貸与され,個別最適化された学びは効率が良い上にデータ管理がしやすく,講師やクラス担任のサポートにも反映されるわけです。
加えて,家で勉強していてわからなかった問題は「manabo」というアプリを使うなどして質問ができ,わからなかった問題を写真で撮ってチューターに送信するだけで簡単に行うことができます。
講師室まで質問しに行くのはハードルが高いと言う人も,自分よりちょっと年上のお兄さんやお姉さん的な人(大体が駿台の卒業生です)なら気兼ねなく相談できるでしょう。
浪人生は勉強の時間が現役生よりも多く取れるので,勉強山のふもとから登り始めることになったとしてもどんどんステップアップしていけますし,しかもその頂上は駿台の場合,他の山よりも高いところに位置するわけです。
正確な到達地点は本気で勉強してみないことにはわかりませんが,浪人生は基礎クラスから始めても,かなりの高さにまでたどり着けるだけの時間が残されています。
精神面のサポートが充実している

前章では自分の実力を買い被ってしまう危うさを指摘しましたが,浪人生が最も注意すべきは精神の崩壊です。
浪人生活を始めて間もなくはやる気に満ちていて良いのですが,少し経つと気が緩んできます。
もちろん,リラックスする時間はあってしかるべきですが,なまじできる人が中途半端に良い成績が出てしまって油断してしまうことだけは避けなければなりません。
ここで,自分が高3生だったときのことを思い出してみましょう。
夏前にはまだやり終えていない未習範囲が多く存在していたはずです。
現役生にとって,夏という時期は学校が長期にわたって休みになることもあって,何かに取りつかれたかのように勉強して成績を伸ばせる時期になりますから,浪人生がそんな勢いに気圧されて秋以降に伸び悩みを経験することは運命づけられていると言えます。
落ち着けばできる問題であるにもかかわらず,試験で一人で勝手に焦って自滅していく。
そんな未来が容易に想像できてしまうわけです。
なので,もし仮にそのような状況に陥ってしまった際はすぐに精神的な支えを得なければならず,実際,駿台の高卒クラスにはそのためのサポートがあるので,クラス担任を中心とした先のコーチングサービスを大いに利用するようにしてください。
具体的に何をするかは各人の状況によって変わりますが,例えば,模試の成績やアンケート結果を総合的に分析し,学習方法や計画について的確なアドバイスをしてもらえるでしょう。
対面での面談はもちろん,いまやAI(駿台の場合,Monoxerなど)が学習計画を作成してくれる時代ですし,2021年度から導入されたチャットアプリを使って自宅からでも相談できるようになったのは駿台の浪人生クラスならではの強みと言えます。
私が個人的に気に入っているのは座席争奪に伴う問題が解消されているところで,自習室には自動座席システムが導入されていますし,授業を受ける席ですら指定されているほどの力の入れようです。
名物講師の授業を最前列で受けるために開始前から教室の扉の前に並んだ経験がある方も,それは現役生の特権であると考えを改めるのが良いかもしれません。
浪人生は先述の通り,質の良い授業を安定して受け続けることが大切ですから,席探しに時間や神経を消費してはならないわけです。
また,人間とは不思議なもので,かつての人類が肉食動物の恐怖に怯えながら夜型生活を強いられたからなのか,何も気にせずに生活していると勝手に夜型へと変わっていきます。
それでは勉強効率は悪いので,そうならないためにも,決まったメンバーで構成されるクラスを高校の延長的な校舎として捉え,現役の時と同じリズムを維持するように努めてください。
朝学タイムが導入され,ホームルームの時間では模試を受験する意義だったり最新の入試情報だったりを知ることができるでしょう。
まとめ

以上,駿台の浪人する魅力について,
- 教育の質
- 基礎重視のカリキュラム
- メンタル面でのサポート
という3つの観点からみてきましたがいかがだったでしょうか。
駿台模試の結果については,MARCHに合格して浪人を選んだ生徒であっても,夏の全国判定模試で英語の偏差値が37のような悲劇的なものになることも往々にしてあります。
ですが,それもまた反省のための好機と捉え,再度突撃の気合に変えられるメンタルの持ち主になってください。
そもそも,駿台の理念は「愛情教育」にあります。
今から100年以上も前に創立された時から
生徒一人一人に対する愛情がなければ真の教育はできない!
と訴え続けながら,ここまで続いてきたのが駿台という予備校なのです。
それが今やICTをも味方に付け,これまでに行ったことがなかった全国CMを行ってみたり,合格実績の掲載を真っ先に取りやめたりするにまでに変わっています。
AIの台頭や学習指導要領の変更に伴い,これからも教育改革は広範囲に影響を及ぼすことになるでしょうが,時代に合わせられる柔軟性を持ち備えた駿台だけに,充実したサービスを受けられることに疑いの余地はないでしょう。
考え方次第では,浪人時代に「駿台」という選択ができることは幸運なことのように思います。
私がずいぶん昔に浪人した予備校では,クラス担任はいたものの最初の授業で挨拶したきりで,あとは見ることも話すこともありませんでした。
もちろん,私の方から働きかければ何らかのリアクションは期待できたでしょうが,そこまで余裕がある精神状態ではなかったです。
先の画像で示した「合格まで,手を離さない」というのは駿台のTVCMで流れていたキャッチコピーですが,当時の自分に必要だったのは,向こう側から働きかけてくれる「愛情教育」だったのかもしれません。
今回紹介できなかった講師や教材の質については,説明会に参加することで,是非とも自分の目でチェックしてください(私のような見ず知らずの人間の言葉を鵜呑みにしてはいけません)!
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最後までお読みいただき,誠にありがとうございました。