ここではスタディサイトが特におすすめする教育サービスをランキング形式にてまとめています。
もちろん,当サイトで記事にしているサービスはどれも何かしらの魅力を備えているわけで,毎週のように他所から記事依頼がある中で選別してきた結果です。
その時点で数にすると1割未満になってはいますが,採用したものにおいても万人におすすめできるものと,用途が限定される特異なサービスが混在しています。
期待の意味を込めて記事にしたものもありましたが,入試改革やコロナ禍などの特殊な時期を経ることでサービス内容が悪化するかサービス自体が終了してしまったものも少なくありません。
そうした意味で,実績に乏しかったり人を選ぶサービスだったりはここで紹介すべきではないでしょう。
当サイトは独自の判断基準(後述)を設けることによっておすすめ度をランク付けしていますので,令和時代にふさわしい教育サービスをお探しの方の判断材料の1つとしてお読みいただけると幸いです。
おすすめ教育サービスのランキング結果
現時点でのおすすめ教育サービスですが,以下の表のようになります(順番的にはSSランクが1番おすすめとなります)↓
ランク | 公式ページ |
SS | スタサプ+コーチ(中学・高校) |
S | 駿台(現役・高卒) ブンブンどりむ |
A | スタサプ(小中・高校) Z会の通信 ディアロ SS-1 ポピー |
B | Z会のプログラミング コナンゼミ RISU |
C | スマイルゼミ |
もちろん「私自身が教える」こともランク付けすれば上位に入るでしょうが,誰もが利用できるわけではないですし,「当サイトを運営する」という形で世の中に貢献できたらと考えていることもあってここでは除いています。
また,教材自体は良くても使い方が分かりづらければその分評価は低くなり,同じ教材を使っているスタディサプリに差が付けられていたり,参考書がランキングに入ってこなかったりするのはそのためです。
逆に,Cランクに位置する教育サービスであっても十分おすすめできるレベルに達していることになります。
それでは以下でサービスごとの評価について詳細を確認していきますが,「続きを見る」をクリックすることでそのサービスのレビュー記事を読むこともできます。
SSランクのサービスと特徴
サービス名と特徴 |
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教育の質【〇】サポート【〇】独自性【〇】確実性【〇】コスパ【〇】 |
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スタディサプリには通常のコース以外にコーチにみてもらえる上位版が存在します。
オンライン教材を学習に用いる場合,動画をただ眺めるだけではいけませんし,どのようなカリキュラムで受講していくのか自分で考えることも重要です。
その時にコーチがいれば,独自のサポートを受けることができ,費やした時間に対して学力が上昇する可能性はずっと高くなります。
Sランクのサービスと特徴
サービス名と特徴 |
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教育の質【〇】サポート【〇】独自性【〇】確実性【〇】コスパ【-】 |
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サービス名と評価詳細 |
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教育の質【〇】サポート【〇】独自性【〇】確実性【-】コスパ【〇】 |
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駿台と言えば一昔前までは難関大御用達でしたが,2021年度からは中堅私大の突破を目指す層に向けた教育を充実させ,高卒コースを中心に充実ぶりがうかがえます。
同時に,AI教材(atama+以外に駿台オリジナルのものも含む)やICT(教室の座席割り振りなど)の恩恵を受けながら学習できるところはユニークです。
「ブンブンどりむ」という教材に聞き覚えはなくても,齋藤孝氏の名前についてはTVや書籍を介して目にした人も多いのではないでしょうか。
彼はことばに関するスペシャリストで,「読む力」が求められる現代において作文を学べるユニークな教材は時代の要望に応えられる内容です。
Aランクのサービスと特徴
サービス名と特徴 |
教育の質【〇】サポート【-】独自性【〇】確実性【-】コスパ【〇】 |
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サービス名と特徴 |
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教育の質【〇】サポート【〇】独自性【-】確実性【-】コスパ【〇】 |
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サービス名と特徴 |
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教育の質【-】サポート【〇】独自性【〇】確実性【〇】コスパ【-】 |
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サービス名と特徴 |
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教育の質【〇】サポート【〇】独自性【〇】確実性【○】コスパ【×】 |
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サービス名と特徴 |
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教育の質【〇】サポート【-】独自性【〇】確実性【-】コスパ【〇】 |
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スタディサプリはコーチ無しの場合,科目を絞った利用や受験期以外の普段使いがおすすめです。
私の塾の生徒にも利用者は多く,低学年の生徒ほど独学して先に進んでいける傾向が見られるでしょうか。
また,私自身はZ会の添削者だったこともあり,教材や添削者の質についてはよく知っています。
多くが生活のためというよりも,教えることにやりがいを持っていたのが印象的でした。
ディアロに関連して栄光ゼミナールで働く同僚を観察してみると,個別指導ならではの技術力の高さに感心させられます。
その他のサービスも独自性が強く,大変に魅力的です。
Bランクのサービスと特徴
サービス名と特徴 |
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教育の質【〇】サポート【-】独自性【〇】確実性【-】コスパ【-】 |
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サービス名と特徴 |
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教育の質【-】サポート【-】独自性【〇】確実性【-】コスパ【〇】 |
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サービス名と特徴 |
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教育の質【-】サポート【〇】独自性【〇】確実性【-】コスパ【-】 |
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Bランクの教材は多少利用者が限定されるものになっています。
例えば対応科目が情報(技術分野)や算数に限ったものとなっていたり,アニメのキャラクターを前面に押し出したものだったりするわけです。
Cランクのサービスと特徴
サービス名と特徴 |
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教育の質【-】サポート【-】独自性【○】確実性【-】コスパ【-】 |
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先のRISUもそうでしたが,独自のタブレットを使った学習はそれだけで楽しい気持ちになるものです。
当サイトがランキングに用いた評価基準
前章のランク付けを行うにあたっては,
- 教育の質が高い
- サポートがある
- 独自の強みを持つ
- 確実に結果が出る
- コスパが高い
の5つの要素を評価対象にしました。
これらの各項目において「-1点(×)・0点(-)・1点(〇)」の計5点満点で採点し,以下のように分類した結果が前章の内容です↓
ランク | 得点 |
SS | 5点 |
S | 4点 |
A | 3点 |
B | 2点 |
C | 1点 |
なお,この採点方法で当サイトのあらゆる教育サービスを採点しましたが,0点(普通)以下になってしまったものや多くの人に同等のサービスが提供できないものは含めていません。
以下で,それぞれの判断基準についてより詳しく説明します。
教育の質
教育サービスの質の高さを決める要素は「講師の実力」と「教材」の2つでしょう。
これらが後で紹介する「確実性」に影響を及ぼすこともないとは言えませんが,これらは必ずしも比例していません。
例えば,飛びぬけて素晴らしい実力を有した講師が不在であったとしても,講師全員の研修が行き届いており全員がある程度以上のレベルで指導できる塾であれば,組織全体として高い実績を残せるわけです。
逆に,一定以上の学力を備えている生徒のみを対象としていたり,住んでいる地域によって利用が制限されてしまうサービスは「確実性」の項目で評価を行うことにし,ここには含めません。
平均でみたときに一定以上の品質を保証する教育サービスを,当サイトは「質が高い」と評価しています。
サポート
サポートの有無も令和時代においては大切な評価基準です。
個別に対応できる塾は集団塾よりもサポート面で優れておりそれが強みと考えられますが,これからの時代は,集団授業と個別指導の良いとこ取りを行ったハイブリッドなサービスがより評価されるように変わってくるでしょう。
例えばオンライン教育であれば,担当講師による指導や添削サービスが「サポート」に相当しますが,それを精度の高いAIが受け持ってもまったく構いません。
当サイトは個別最適化に関わる特徴を有した教育サービスを大きく評価しています。
独自性
そこでしか体験できないサービスやとにかく楽しく勉強できる教材,さらにはこれまでにない新鮮味に溢れたサービスは「独自性」に優れているわけです。
古くから続いている伝統を守りつつも,時代の希望に応えるサービスを開発することが令和時代に必要なこととされます。
学ぶ内容もその方法も,今の親がかつて学んだ時とは比べ物にならないくらいに進化しているわけです。
確かに勉強は真面目な行為ですが,遊び要素もあって然るべきというのが今の考え方で,毎日1時間の勉強を続けてオール4を取る生徒も毎日10時間超の学習ができる子どもと同じくらい尊ばれるべきでしょう。
受験勉強では辛い面ばかりが強調されますが,楽しく(理想としては少なく)勉強して受かるに越したことはありません。
当サイトは真新しく独自性のあるサービスを特に評価します。
確実性
この判断基準は,結果が確実に出ることを評価するためのものです。
塾業界においては「絶対に合格する」といった内容を保護者との面談や宣伝文句に使うことはタブーとされており,当サイトが,上でこの項目にチェックを付けたサービスだからと100%の成績アップを保証することもありません。
ただし,担当する講師によって結果が大きく変わるサービスは問題であり,利用者は平等な体験ができて当然だと考えています。
これはつまり,誰が学んでも同じような結果が出る普遍性のあるサービスを「確実性の高い」ものとして評価するということです。
逆に,人によって合う合わないが激しいサービスであったり,校舎が通えない場所にあったり,一定レベル以上の学力を有した生徒しか入れない(入塾を拒否される)ところだったりは,万人に開かれていないという理由から,本項目において評価しません。
もちろん塾で結果を出している優秀な先生は存在しますが,彼らのメソッドが他の講師や教材に反映されることでサービス全体の価値が高まります。
コスパ
最後になりますが,もし仮に同じサービスがあったと仮定した際に,料金が安い方がコスパが高くて良いものである場合がほとんどでしょう。
もちろんコピー品のように,不当な手段で入手したり,強者が弱者を悪意を持って駆逐するようなことはあってはなりませんが,そうした品性は教育業界に限らず,しばらく観察していればわかってくるはずです。
とはいえ,教材の質と費用のどちらの方が重要かといえば,それは明らかに前者であり,安かろう悪かろうでは大問題です。
学習者側の気持ちになってみれば,「塾に通っているから」とか「通信教育で学んでいるから」などの理由でもって多少の安心は得られるでしょうが,かけた努力の分は正当に報われるべきだと思います。
無理なものを可能と言うところもある教育業界ですが,しっかりした塾であれば入塾時にどれくらいの成績アップが見込めるかについて話してもらえるでしょう。
上を見れば青天井でもありますから,各自が対価として納得できるものが得られる教育サービスを選ぶようにしてください。
よって当サイトでは,サービス利用後の能力上昇が支払った料金的にみて妥当と判断できるものを「コスパが高い」と評価することにしています。
おわりに
当記事で示したランクはスタディサイトの管理人である私が,上述した判断基準に照らし合わせた上で決定した現時点での結果にすぎず,サービス自体に優劣を付けるためのものではありません。
Cランク以下のものであっても一定基準以上のサービスが受けられることは確かですし,他人が違う基準で評価すればまた別の結果になることも十分に考えられます。
例えば私は記事を書くかどうかの判断を下す際,教育サービスの名称が下品であるか使われているBGMが不快に感じた時点でNGとしているわけですが,これはどんなにその教材の質が良い物であろうと例外は認めていません。
なので,教材を選ぶ時は結局のところ自分の直感を信じて行うようにしてください。
選ばなかった方の未来がどのようなものになるのかまで想像する必要はありません。
重要なのは「自分の選択が望む未来を可能にするかどうか」だけであり,それ以上でもそれ以下でもないわけです。
以上,ご理解いただいた上で,何らかの参考にしていただければ嬉しく思います。