勉強法

正しい睡眠について知ることも中高生の勉強法の1つです!

運動会の前など,緊張のあまり眠れないときでも,「とりあえず目を瞑って横になっていなさい。身体の疲れはそれだけで回復するのよ。」とは,昔から聞かされてきたことです。

ですが,精神(脳)は,この方法では回復できないので,特に知的活動がメインの中高生においては,しっかりとした睡眠を取りたいもの。

『早寝早起き』という,当たり前のことが答えにはなりますが,ここではもう少し詳しく,良い睡眠を取るための工夫についてみていきましょう。

もちろん,社会人になってからも役立つ基本的なものばかりです!

 

 

必要な睡眠時間について

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頭がしっかり働くために必要な睡眠時間は,実は決まっていません。

というよりむしろ,人によって異なるというのが,より正確な答え方になるでしょうか。

遺伝などにより体質には個人差が大きすぎるため,Aさんに適当とされる睡眠時間がBくんにもそのまま適用できるということではないわけです。

平均すると7~8時間のようですが,9時間以上眠らないと不調な子もいます。

 

一般に,思索家タイプの子は長時間の睡眠が必要,社交的で活動的なビジネスマンに将来なるような子に必要な睡眠時間は短めの傾向があるというのは面白いですね。

 

ただし,ナポレオンのような短い睡眠時間(4~5時間)は,『あまりに短時間の睡眠』とされていることは覚えておきましょう。

この短さで眠りが続くと問題です。

 

 

やはり早寝早起きが大事な理由

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「早寝が先か,早起きが先か」という議論は,「鶏が先か卵が先か」問題のように一見思えますが,早起きしているからこそ早く眠れるわけですから,早く起きることをまず優先・習慣化したいところです。

この際,人間が本来持つ『起きてから眠るまでの周期』は25時間であり,1日(=24時間)より長いことには注意しないといけません。

朝に外の光を浴びて活動することで,スイッチが入って脳は覚醒して起きられるわけですし,逆に夜には光を遮断して活動を休止することで,強制的に眠りに陥るわけです。

朝のラジオ体操から始まり,勉強していて眠くなったときは,「とにかく手を動かせ!」とか,「立って勉強しろ!」というのも,理にかなった行動なのかもしれません。

 

なお,昼寝に関しては,長さが大切です。

20分間を越えると,脳は深い睡眠に入ってしまい,起きてもぼんやりとしてしまいますので避けてください。

昼寝の回数は複数取っていいとされますが,夕方以降の昼寝は夜寝るのを妨げると言われています。

 

 

ICTの時代と体内リズムの関係

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ICT技術が溢れる現代。

パソコンやスマホでブルーライトを浴びる機会は確実に増えていますし,従来からのTVやコンビニの強烈な光でも睡眠リズムは崩れがちになります。

特に室内の灯りを消して真っ暗にした状態で,スマホをいじるのは最悪です。

これは,暗闇にしたことで瞳孔が開き(暗順応),ただでさえ目に光が入りやすくなるため,ディスプレイの光は普段以上に強烈なものになります。

 

なお,中高生は学校に通っているので,生活リズムが崩れたとしても,それは週末であったり長期休暇の間だけで済むのがまだしもの救いですかね。

大学生ともなると自主性に任されるようになり,朝寝坊が当たり前,欠席や遅刻が増えている状況をみさせられると,

「身体本来のリズムに従って,気ままに生きると社会に対応できなくなるんだなぁ。」

としみじみ感じさせられます。

 

ここで,人間の睡眠のリズムの特徴をまとめてみましょう↓↓

  • 寝る時間や起きる時間を早くするのは難しい(遅くするのは簡単)
  • 朝に光を浴びない・夜に強い光を浴びる・昼間休止して夜活動するのはNG
  • 一度崩れたリズムを立て直すのは容易ではない

ということです。

 

 

中高生の夏休みと秋冬の疲労の関係

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以上のことを踏まえると,夏休みを筆頭とする長期休暇というのは,中高生が夜更かしし,朝寝坊をする格好の時期です。

長期にわたることはもちろん,夏は朝早くから明るくなる上,遮光カーテンや雨戸でもなければ,本来寝ていなければいけない時間に早く目を覚ましてしまう子もいます。

夏にやたらと元気な生徒は,長期休暇が楽しいからかと前までは思っていましたが,実は朝の光で無理矢理覚醒させられていて,その証拠に,秋から冬にかけて一気に疲れやすくなってしまうのがわかってきました。

 

学校によっては,『夏休みの諸注意』などで,口酸っぱく言われるかもしれませんが,

  • 朝寝坊や夜更かしをしない(夏休みに6時起床の勉強合宿がある学校も)
  • 冷房の利いた部屋にいない
  • 外に出て運動する(家事手伝いも可)

といったルール決めは,確かに成果をあげています。

 

もちろん朝ごはんも心と体の目覚めに必要です。

 

 

良質な睡眠を得るためのヒントまとめ

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それでは最後に,良質な睡眠をとるために有効な工夫を箇条書きにして,今回の記事をまとめたいと思います。

  • 睡眠時間は人によりさまざまだが,4~5時間は短い
  • 土日に朝寝坊すると夜更かしにつながり,月曜の朝がブルーになる
  • 朝は日光を浴びるが,夜遅くにスマホの光は厳禁
  • 昼寝は午後3時まで,長さはMAXで20分
  • 同時刻に起きること,食事は目覚めに,運動は熟睡に好影響

 

今回挙げたこと以外にも,眠る4時間前のカフェイン摂取を控えるなどありますが,上記のことを実践できれば,多くの大学生や社会人よりもしっかりとした立派な人として生活できるはずです。

日中眠くなる理由としては,圧倒的に睡眠不足が多く,平日睡眠不足で生活し,週末に多めに眠った程度では改善されません。

『どんなに寝ていても食事の後は眠くなるものだ』という理屈もありましたが,知的な活動を行うために良い睡眠が必要なのは間違いないでしょう。

おすすめ教材でどれほど勉強しようにも,すぐに眠たくなったり,頭に内容が入ってこないようでは元も子もありません。

そういったわけで,睡眠について知り,規則正しいリズムで勉強生活を送れるようにすることも,立派な勉強法の一つだと思うワケです。

 

夏休みも終わり,追い込みの時期が始まりますが,中高生の子を持つ保護者の方は,環境づくりに全力で取り組んでいただき,最高のサポートを宜しくお願いいたします。

親子一体となって,頑張っていきましょう!

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