今回は名探偵コナンゼミから「ナゾトキ」について取り上げます。
私もやってみましたが,すぐにたくさんの謎が用意されていることに驚くでしょうし,小学生が通信教育を頑張ったご褒美にも十分なりうる内容でした。
クイズの中には大人の私もヒントなしでは解けないものがあり,「次こそは!」とハラハラさせられる魅力があります。
オリジナルアニメの内容も前半が気になるシーンで終わるので,名探偵コナンという作品の偉大さを再確認せずにはいられません。
ここでは,ナゾトキの内容と使い方についてまとめてみましょう!
名探偵コナンゼミのナゾトキとは
名探偵コナンゼミのナゾトキについて,一口に言えば,「スマホやタブレットなどで配信されたアニメを観ながら,出てきた謎を解くという新しいエンターテインメントの形」となるでしょうか。
コナンゼミにはこれ以外にもう一つ通信教育のサービスがありますが,小学生がナゾトキを使う場合,得られる能力的にそれらは補完関係にあります↓
-
名探偵コナンゼミの通信教育の使い方!幅広い能力が伸ばせる
今回の記事では「名探偵コナンゼミの通信教育の内容と使い方」についてレビューしてみたいと思います。 小学生の学びで重視すべき教育方針としては,苦手意識を作らずに楽しむことが第一に考えられますが,コナンゼミではどのような工夫 ...
続きを見る
ゆえに,折角コナンゼミで学ぶのであればナゾトキも一緒に利用してほしいところで,「情報を組み合わせて解く力」や「言葉の意味を理解して文章を読む力」といった育成は,比較的自由に取り組み方を設定できる本サービスが特に得意とするところです。
ナゾトキの内容ですが,前編と後編の2回で完結するアニメが週に2回ほど配信され,それぞれで5問ほどのクイズを解いていきます。
難易度としては以下2つのコースが設定されており,どれも月額499円で利用可能です↓
- ベーシックコース(小1~小2生対象)
- アドバンスコース(小3~小6生対象)
これからの社会で求められる21世紀型能力を高めるといった教育的な色合いが強いですが,そこはさすがのコナンで,実際に小学生が遊んでいて「勉強っぽいなぁ」と気づいて冷めてしまうようなことはありません。
これが全く知らないキャラクターであれば,そこまで熱中することはないでしょう。
課金する要素こそありませんが,スマホゲームなどで流行りのガチャやルームのような仕掛けもあり,コレクション的な要素を楽しむことができます。
最近ではオリジナルグッズももらえるようになりました。
コナンのアクスタやラバストなど,是非GETしてください。
体験版もプレイできるので,早速遊んでみるのも良いでしょう↓
ホーム画面にあるメニューの紹介
本章では,ホーム画面に見られるメニューや項目について説明を加えていきたいと思います。
まずは上半分に見えている項目からですが,以下のような意味合いです↓
各項目でできること
ナゾ解決率:今あるナゾのうちクリアした話の割合を示す
ひらめきポイント:問題を解いて獲得したポイントの総数
設定:効果音や声,音楽,ふりがなのON・OFFを切り替え可
ナゾトキをやめる:退出ボタン
新しいナゾトキへ:毛利探偵事務所に行ける
これらはどちらかというと状態表示や事務的な内容であり,楽しむ内容ではありません。
というわけで,下段に出ている5つのメニューこそがメインコンテンツだと言えますが,まずは毛利探偵事務所からみていきましょう!
毛利探偵事務所
ここにはナゾトキができるオリジナルアニメがずらっと並び,実際1つ選んで観ることになるわけです。
本ゲーム内の通貨であるひらめきポイントはここで謎を上手に解くことで獲得することができますが,上の画面では[1]の「赤白黄色と探偵団①」はナゾトキが完了した状態となっています。
一度観たものであっても何度も観ることもできますが,ポイントは初回時のみしか獲得できません(降参したときは別です)。
減点があった問題を解き直して成績を上書きすることも基本的には不可ですので,逆に1度切りの緊張感が真剣味を増してくれるとも言えるでしょう。
先ほど2話で完結すると言いましたが,実際は4話で完結する怪盗キッドの瞬間移動魔術のような例も中にはあります。
阿笠博士の研究所
阿笠研究所ではひらめきポイントを使用して,カードかキャラクターと交換できます。
毛利探偵事務所のナゾトキも面白いですが,こちらのご褒美も小学生は大喜びするでしょう。
まずはカードと交換できる「お楽しみ!カードコレクション」ですが,こちらは何が出るかはランダムです(ただし,複数のシーンがピックアップされていて大まかに選ぶことはできます)。
過去の例だと「コナンVSキッドセレクション」と「みんなのキラキラシーンセレクション」が選べたこともありましたが,2023年10月においては安室徹とハロウィーンの背景が配信されていました↓
なお,1回引くのにかかるポイントは200です。
次に「おうえんキャラ交換」についてですが,こちらは800ポイントも使用するだけあって自分でキャラクターを指定することができます↓
なお,交換したキャラクターはホーム画面に設定することができ,通常はコナンがいるはずの事務所前が変わっていることがわかります↓
加えて,今度はそのキャラクターの追加ボイスが200ポイントで交換できるようになり,ホーム画面のスピーカーのマークを押したときのボイスバリエーションを増やすことができるわけです。
なお,劇場版の公開などに合わせてピックアップキャラクターやカードがアナウンスされることもあり,追加キャラにも期待しましょう!
鈴木財閥ギャラリー
研究所で手に入れたカードコレクションや応援キャラは,鈴木財閥ギャラリーで確認できます。
ノーマルを7枚集めた後の8回目はスペシャルカードがもらえる仕様で,おうえんキャラの方をクリックすると,自分の持っているもののボイスを聞いたり,設定をする画面に移ることが可能です↓
新一の家
新一の家には沖矢昴がいて,ナゾトキの実績を記録してくれていました。
ここでは以下の2つが選択可能です↓
- ナゾトキ会員証:解いたナゾや取り組めるナゾ,解決率が載っていますが,解決率が高くなるにつれて会員証の色が白→銅→銀→金へとグレードアップします
- 解決したナゾの確認:ナゾごとのクリア状況や出来などの詳細が確認可能です
後者では出題のカテゴリーとヒントの利用状況も確認できるため,調べると苦手な状況がわかるでしょう↓
ナゾトキを重ねて,だんだんできるようになった自分に出会えることをお祈りします!
米花町掲示板
米花町掲示板においては,最近に追加されたヘルプといったお知らせであったり,更新情報が一覧できました。
先の阿笠博士の研究所でのカードやキャラの追加情報は後者の方からどうぞ。
また,ナゾトキで新しく追加になるアニメについても,次回予告が表示されます。
この他,ナゾトキをするとプレゼントチケットが集まり,名探偵コナンゼミオリジナルプレゼントをもらうことも可能となりました↓
ナゾトキの質について
私は今回,小学1~2年生向けのベーシックコースをやってみたのですが,早速1問目からつまづいてしまい,間違ってヒントを1つ見て解いてはまた間違えて,再度ヒントを見てようやく正解できました。
「え,これを小学生が解くの」と思わずコースを確認してしまうほどに焦りました(笑)
「小学生対象だから,ここまで難しい内容にはならないだろう」と姑息に考える大人ですが,中学受験の問題で大人が全く解けない問題も結構あったりします。
そういった意味では,「簡単すぎて子どもが退屈してしまったらどうしよう」的な悩みはまったくなく,逆に「自分ができなすぎて子どもを落胆させてしまったらどうしよう」と大人がプレッシャーを感じる,大変刺激的な問題だと絶賛しておきます。
その後の問題はノーヒントで解けたものの,どれも一筋縄ではいかないもので,ナゾトキの問題の質の高さを感じました。
なお,前回の体験版のときに詳しく紹介できなかったポイント増減については以下の表がヘルプの欄にあったのでここに転載しておきます↓
小学生のやる気を変に落とさないようにポイントは減りにくくなっていますし,間違いを恐れず挑戦できるルールになっているところが良いですね。
まとめ
以上,名探偵コナンゼミからナゾトキについての概要とメニューを中心に紹介してきました。
有料コンテンツではありますが,それに見合うだけの充実したエンターテイメントが揃っていたように思います。
メインとなる毛利探偵事務所は,初月の段階ですでに100問以上が用意されていますし,ナゾトキは取り組み甲斐があり,アニメ自体もあるとないとでは大違いです。
好きな人にはたまりませんし,誰もが気に入るであろうお楽しみコンテンツも用意されています。
ガチャガチャ形式のカードコレクションでは何が出るかわからないところが楽しく,自分の好きなキャラクターをホーム画面に設定できるところも小学生には受けていました。
サービス開始時はデジタルコンテンツのみが貰えて,オリジナルプレゼントの配布はありませんでした。
2023年に始まった「探偵団プロジェクト」も含めて(こちらはコナンゼミの会員が利用できるイベントで,工場見学などが行われます),大変良い試みが増えてきました。
通信教育の方では,いたって正統派なアプローチを取った勉強方法を採用しつつ,これからの時代に向けた能力や資質にも良い影響を及ぼす学習コンテンツが多く見られ,出来る限り併用するのがおすすめです↓
料金やカリキュラムについて詳しくは以下の記事を参考にしてください↓
-
名探偵コナンゼミのカリキュラムと料金について
今回は小学館集英社プロダクションの「名探偵コナンゼミ」を取り上げ,そのカリキュラムと料金についてみていくことにします。 通信教育の対象となるのは小学生ですが,中学生や大人でも楽しめるオリジナルアニメや推理ゲームといった意 ...
続きを見る
最後までお読みいただきありがとうございました。