今回ですが,「新しい通信教育」というキャッチフレーズがまさにピッタリな
まなびwith
というサービスを取り上げ,そのカリキュラムや特徴から料金までわかりやすくまとめていきたいと思います。
幼児から小学生までの成長過程で身に付けるべき能力・資質は,簡単に始められる通信教育を利用して身に付けていきましょう!
まなびwithとカリキュラムについて
まなびwithはかつて「どらゼミ」と呼ばれていた通信教育ですが,その提供元は誰もが知っている「小学館」です。
学年としては幼稚園の年少から小学6年生までの9年間をすべて網羅しており,その時その時の成長に適した教材を使いながら,段階的に必要な能力や資質を身に付けていけるようにカリキュラムが組まれています。
中高一貫校ばりに9年間かけて,被ることなくしっかりと学びを積み重ねていけるところがよいですね。
抽象的になってしまいますが,私なりに分析してみたところ,まなびwithでは以下のような目標が設定されているように感じられました↓↓
- 年少:身近な題材を通して親子で学びに出会う
- 年中:成功体験を通して楽しく学習する習慣を身に付け,観察力や集中力をUP
- 年長:「よみかきそろばん」の基本と小学校入学の準備
- 小1:学校で学ぶ基本から応用問題まで学ぶ
- 小2:積極的に学ぶ姿勢を身に付ける
- 小3:興味や関心をかき立て,学力の基礎を固める
- 小4:苦手分野の払拭と得意分野の育成
- 小5:柔軟な発想力と考える力の育成
- 小6:自立型学習の完成とこれまでのまとめ
サービスを改名したことからも分かりますが,2020年の教育改革での学習目標(特に深い学び)が達成できるようにカリキュラムが一新されています。
今度は別視点から,幼児期と小学生のくくりから,まなびwithで身に付けられる資質と能力についてまとめてみると,
幼児期
- ことばや文字:ひらがなやカタカナ,語彙や短い文,話す・聞くについて学ぶ
- 数・形:数字,平面・空間図形,時計など
- 体験型学習:体育の他,自然で遊ぶ,図工・生活など
- 知恵:推理・観察できるようになる他,理由を考える
小学生
- 考える力:試行錯誤やPDCAの基本を学ぶ
- ひらめく:諦めずにやり抜く力や,工夫する楽しさを学ぶ
- 伝える力:コミュニケーションに加え,論理的に表現できる
のようになります。
なお,小5からは教科化された英語の対策もできるようです。
まなびwithの教材について
ここではまなびwithの教材の内容について学年別に紹介します。
幼児コース
前章の繰り返しに一部なりますが,幼児向けの年少~年長コースにおいては楽しさを重視しているのが特長です。
一例として,クレヨンとシールをふんだんに用いながら学んでいくことになりますし,特別な教材もバリエーションに富みます↓↓
加えて,保護者と子どもが一緒になって学べるように教材が工夫されていますし,声かけのポイントも細かく書かれているので,親の方も悩むことなく勉強を進めていけるのが特長です↓↓
「葉っぱの裏には何の昆虫がいるかな」
「この中で雨が大好きな虫さんはどれかな」
などと声かけをしていくことと思いますが,カラーのイラストや写真が多いので,子どももイメージしやすくなっているのが良いですね。
さらに,毎月の教材の中に「おやこブック」と呼ばれる保護者用の冊子も入っているので,慣れない親であってもしっかりと子どもの教育に参加できます。
そして,小学館といえばやっぱり図鑑でしょう↓↓
芦田愛菜さんが小学館の図鑑のCMに出ているのをテレビで見た方も多いのではないでしょうか。
興味を持ったものを本能に従って調べることで,2020年の教育改革で注目されている「自立的学習」にも役立ちます(そして,調べたものはメイン教材に書き込んでいくことになります)。
小学生コース
教材的にみると,小学生コースでは読むだけでなく,作文を中心として書く能力が育成できるのが2020年っぽい感じがしますね。
1日10分くらいの学習でワークをこなし,映像でも理解が深められます↓↓
こういった教材は理科の実験では効果を大いに発揮しますし,上記動画で扱っているような,思考力を育成するためのカリキュラムがあるのも,まなびwithならではのものです。
「教育をよく理解しているなぁ」と感じるところは,「ナゾトキ学習」という教材においても確認できます。
早い段階で「学ぶことの楽しさ」に開眼すれば,その子の未来は明るいです。
まなびwithの小学生コースでは,ドラえもんに代わり名探偵コナンが登場し,挑戦状に書かれた謎を解きながら,その月の学習目標を導入してくれます。
こういった「入りの技術の重要性」については,教える立場になった経験がないとあまりイメージできないでしょうが,教育において大切なものです。
私も多くの大学生を前に講義をしたこともありますが,まずは面白そうな話題で学生の興味をかきたて授業に引き込むことから始めます。
もちろんずっとそういった飛び道具的なものばかり使っていては教育にならないので,その後は真面目に授業の方,ある程度まとまった時間をかけてやっていくのですが,授業の終了前には再度動画などのコンテンツを使って,楽しい雰囲気のまま講義を終えるのが良い授業の必要条件です。
料金
ここではまなびwithの料金について確認してみましょう!
良いところとして入会金がないことが挙げられます。
ただし,最短の受講期間が3ヶ月に設定されているため,一度始めたら3ヶ月は止められないのは知っておきましょう。
なお,「月払い」の他に「まとめ払い(半年または1年)」も選択できるのですが,後者の方が安く利用できます。
例えば年少コースで説明すると(すべて税込み表記で),
- 月額2310円
- 半年分一括12936円(通常だと13860円)
- 1年分一括25404円(通常は27720円)
といった具合に,一括払いする期間が長くなるほど割引額も多くなります。
参考までに,各学年における月額と1年分の一括料金を書き出してみましたが,
- 年少コース:2310円・25404円
- 年中コース:2585円・28428円
- 年長コース:2585円・28428円
- 小1コース:3685円・40536円
- 小2コース:3740円・41136円
- 小3コース:4015円・44172円
- 小4コース:4675円・51432円
- 小5コース:5225円・57468円
- 小6コース:5555円・61104円
といった具合です。
まなびwithのキャンペーン
まなびwithではキャンペーンも年中実施しています。
大きく分けると,その特典内容は,
- プレゼント
- 月会費無料
- 紹介キャンペーン
のいずれかであることが多いようです。
なお,対象となるキャンペーンが複数あった場合はすべての特典を受け取ることができるのも学びwithの魅力でしょうか。
とはいえ,大きな特典を受け取るためには,
- 新学年に変わる4月号から入会する
- 12ヶ月分一括払いする
ことを心がけましょう。
最近の幼児コースの場合だと,4月入会+12ヶ月一括払いで,起きて寝るまでにすることを習慣化できるマグネットボードや,はさみや糊,メモ帳や三角えんぴつの入った道具箱のセットがもらえたりしました↓↓
まとめ
以上,小学館の「まなびwith」におけるカリキュラムと教材,さらには料金やキャンペーンについてまとめてきました。
2020年度の教育改革に対応し,年少さんから小学6年生に至るまでの9年間をフルに使うことで,未来に必要な資質能力を段階的に育成できるサービスは他に類を見ないものです。
通信教育ですので,固定された日時を確保する必要はありません。
もちろん費用も抑えられ,年間にかかる料金は2万円台~6万円台で始めやすいですし,全て年間払いで契約した場合にかかる料金を計算しても「37万8108円」で9年間の確かな教育が保証されます。
折角ですから,学年が変わるタイミングで始めるとキャンペーン特典も利用できるのでおすすめです。
まなびwithに興味を持たれた方は,まずは資料請求から始めてみてはいかがでしょう!