今回は,スタディサプリENGLISHの英会話セットプランで使う「スタサプ版ネイティブキャンプの講師」についてまとめます。
英会話セットプランでは,スタディサプリENGLISHで学んだ内容を,提携先であるネイティブキャンプの講師とオンライン英会話で実践できます。
ただし,本家ネイティブキャンプをそのまま使えるわけではありません。
スタサプ版では,利用できる教材や講師,機能に一定の制限があります。
特に,ネイティブスピーカーや日本人講師とのレッスンは対象外で,スタディサプリENGLISHの教材を担当できる講師とのレッスンになります。
この記事では,スタサプ版ネイティブキャンプと本家の違いを確認した上で,過去に当サイトで調査した講師の待機状況や国籍の傾向を紹介します。
スタサプ版ネイティブキャンプと本家の違い

スタディサプリの英会話セットプランでは,オンライン英会話を行う際,ネイティブキャンプのアプリやWebサイトを利用することになりますが,スタサプを介さずに普通に利用する場合(「本家」と呼ぶことにします)と比べると,サービス内容に多少の違いがあります↓
| 項目 | 本家ネイティブキャンプ | スタサプ版ネイティブキャンプ |
|---|---|---|
| 教材 | カラン,発音,TOEIC,フリートークなど多数 | スタディサプリENGLISH専用教材 |
| 講師 | ネイティブ・日本人講師も選択可 | スタサプ教材を担当する講師 |
| ネイティブ講師 | 利用可 | 対象外 |
| 日本人講師 | 利用可 | 対象外 |
| 主な目的 | 幅広いオンライン英会話 | アプリで学んだ表現の実践 |
つまり,スタサプ版ネイティブキャンプは「本家を丸ごと安く使えるサービス」ではなく,スタディサプリENGLISHの学習内容をオンライン英会話で実践するための専用サービスです。
「ネイティブ講師を指名できない」と聞くと残念に思うかもしれませんが,ビジネスで英語を使ってコミュニケーションを取る場合,人口比で考えても非ネイティブを相手にすることの方が多くなっている時代です。
さらに言えば,スタサプ版のネイティブキャンプに登場してくる講師というのは,スタディサプリENGLISHの教材に対応できる講師として選ばれている方々です。
プロフィールを見ると,非ネイティブに英語を教えるための資格(TEFLなど)を持つ講師も確認できます。
そのため,ネイティブ講師でなくても,説明が丁寧でわかりやすいと感じる場面は少なくありません。
いずれにせよ,コスパ面での評価はさておき,英会話セットプランでは,利用できる教材や講師の種類に一定の制限があるということをひとまずは覚えていただけたらと思います。
ビジネス英語コースと新日常英会話コースのセットプランがリリースされてから年数が経ち,サービスの質はすっかり安定してきています。
どちらも無料体験ができるので,気になる方は実際の画面や講師の待機状況を確認してみてください↓
以下ではスタディサプリ版を中心にみていくことにしますが,まずは講師のスタンバイ状況からです。
スタサプ版ネイティブキャンプの講師のスタンバイ状況

待機状況の調査条件(参考データ)
英会話セットプランにおけるネイティブキャンプ講師陣のスタンバイ状況ですが,当サイトでは過去に以下の条件で詳細な調査を行いました↓
データは過去の集計に基づくものです。現在の講師数は曜日・時間帯・利用状況によって変動するため,申し込み前の無料体験でも確認してください。
- 今すぐレッスンが可能な講師人数を調査
- 国籍,性別,年齢の指定はなし
- 6時から24時までの時間帯で調べる
- 各時間帯のサンプル数は13以上
- 調査は平日を中心に実施
- 土曜と日曜にも調査を実施(n=40)
ネイティブキャンプでは「今すぐレッスン」の他に「予約レッスン」も受けられますが,講師ごとに受け入れ状況が異なりますし,後者は事前に予約しておけば,予定した時間にレッスンを受けやすいこともあり,今回はアクセスしてレッスンをすぐに開始できる前者のみで計測しました。
なお,調査時間を6~24時にしたのはネイティブキャンプがメンテナンス中となることや,ユーザーの生活リズムを考慮したためです。
また,週末や仕事が休みの日は比較的空き時間が作りやすいように思われるため,何回かアクセスしていれば,どこかしらのタイミングで今すぐレッスンを受けやすいはずだと考え,ここでは平日の状況を基本に調べることにしました。
具体的な調査方法ですが,各時間帯を「0~20分,20~40分,40~60分」の3つに分け,それぞれで同程度に講師を検索し,最終的には3つの区分の結果を平均して算出しています。
時間帯別の待機人数の傾向
さて,上記調査の結果ですが,平日におけるスタンバイ状況は以下のグラフのようになりました↓

横軸は6時~24時までの時間帯を表し,縦軸がその1時間にスタンバイしていた講師の人数です。
黄色の実線が平均を示していますが,緑色の線は計測した中で最も多かった人数を,逆に青線は最も少なかった人数をそれぞれ示しています。
このグラフをみると,朝の一部時間を除くほぼ全ての時間帯において,10人以上の講師が即座にレッスンを開始できる状態でスタンバイしており,15時以降は平均して20人以上の講師が待機している時間帯が長く続くことがわかりました。
なお,平均人数がピークとなるのは19時で,最も少なかったのは8時です。

今回の調査では,時間帯ごとの平均人数に有意差が認められ,以下のような傾向に分類できました↓
講師数に差があった時間帯
- 少ない時間帯は6~9時
- 多い時間帯は16~19時
なお,利用可能な講師が一人も存在しない時間帯は平日の調査期間中に一度もありませんでしたが,朝7~8時の時間帯において,講師のスタンバイ人数が1~2名だったことがありました。
逆に,19時には最大となる多数の講師を確認でき,同一時間帯での最小人数との差が大きくなることもありました。
また,土曜日と日曜日のスタンバイ人数を調べてみると,以下のような結果が出ています↓
土日のスタンバイ状況
- 土曜は平日と有意差なし
- 日曜は平日より有意に少ない
繋がりやすい時間帯と受講のコツ
16~19時といった夕方の時間帯において特に多くの講師が確認できたことから,仕事終わりの社会人の利用が増え始めると想定される時間帯において,十分な数の講師がスタンバイしているようです。
よって,夜にオンライン英会話を利用する方であれば,比較的レッスンを受けやすい時間帯だと考えられます。
逆に,朝のうちにすべてを終わらせようと計画している方は,講師数が特に少なくなっている6~9時の時間帯を気にかけるようにしてください。
ところで,同じ時間帯であっても,スタンバイ状況はちょこちょこ変動する場合があります。
これは,最大と最小の人数差が大きくなる時間帯において顕著で,例えば1回目に検索した結果が少なくても,その数秒後に検索し直すと一気に増えていることが普通にありました。
気に入った講師が見当たらない場合においても,画面を更新し直すことで状況が改善される可能性があることを覚えておきましょう。
また,スタンバイしている講師ですが,何もスタディサプリのレッスンのためだけに存在しているわけではありません。
彼らは本家のネイティブキャンプのコースも担当していて,さらに言えば,日本人以外の顧客にも対応しているわけなので,英会話セットプランではスタディサプリに対応できる講師のみが画面に表示されていることになります。
よって,利用者が増える時間帯においては,講師の選り好みが過ぎると決めた相手がすぐに取り込み中になってしまうはずです。
いったん彼らのレッスンがスタートしてしまうと数十分は戻ってこないことに気をつけましょう。
なお,土曜日の講師数は平日とそれほど変わらないことがわかりました。
しかし,日曜日に関しては明らかに様子が異なり,講師のスタンバイ人数が平均的に少なくなります。
これは,予約レッスンを日曜日に行っている人が多く,フリーな講師の数が少なくなっているためだと考えられます。
今すぐレッスンを全く受けられないことはありませんが,平日と比べて取りづらくなっていることは確かです。
よって,日曜は予約レッスンを行う日にすると決めてかかる方が無難でしょう。
スタサプ版ネイティブキャンプ講師の国籍

先述したように,スタサプ版のネイティブキャンプは本家と異なり,北米や日本出身の講師は含まれません。
検索条件上は多くの国籍を選べるようになっていますが,実際に今すぐレッスンで出会える講師の国籍には偏りがあります。
国籍の調査条件
そこで,前章の調査を行うのと同時に,確認できた講師の国籍についても調べてみることにしました。
調査方法は以下の条件で行っています↓
- 今すぐレッスンで確認できた講師の国籍を記録
- このとき人数や時間帯までは調べない
- 調査は6時~24時に実施
- 最後に1日あたりの平均を求める
確認できた国籍と実際の割合
今回,スタサプ版のネイティブキャンプで確認できた講師の国籍は以下の通りです↓
今回確認できた国籍(五十音順)
アフガニスタン・アルバニア・アルメニア・アンゴラ・インド・インドネシア・ウガンダ・エチオピア・カメルーン・ガーナ・北マケドニア・キルギス・クロアチア・ケニア・コロンビア・ザンビア・ジャマイカ・ジンバブエ・スリランカ・セルビア・トルコ・ナイジェリア・パプアニューギニア・バングラディッシュ・フィリピン・ブルガリア・ベナン・ボスニアヘルツェゴビナ・南アフリカ・メキシコ・リベリア・ルーマニア
※上の国名で赤色になっているものは,極めて遭遇する確率が低かった国籍であることを示しています。
調査時点においては,全部で30ヶ国以上の講師が今すぐレッスンに登場し,平均して毎日20ヶ国以上の講師を確認することができました。
これらは今すぐレッスンの場合に限ったものではありますが,講師のほとんどはフィリピンの方だと考えておいてください。
体感的には,8割程度の講師はフィリピンの方で,残り2割を他国の講師が占めているイメージです↓

フィリピン人講師が多い理由
ここではフィリピン人の講師が多い理由について考察してみますが,日本との時差が1時間しかないことが特に大きいのではないでしょうか。
例えば,日本が20時のとき,フィリピンは19時で,日本と生活時間帯が大きくズレません。
このように,私たちと生活リズムが近いため,ネイティブキャンプで見かける頻度も自ずと多くなるように思われます。
逆に,日本が深夜から早朝の時間帯にかけてはナイジェリアやカメルーン国籍の講師が多くなりますが,これも時差に注目すれば納得でき,例えば日本の5時はナイジェリアでは21時です。
ところで,日本におけるオンライン英会話の本場と言えばフィリピンで,短期留学の舞台としてのセブ島は有名だと思います。
フィリピン人講師はオンライン英会話での指導経験が豊富な方も多く,プロフィール上でも英語教育に関する経験や資格を確認できることがあります。
詳しい使い方は以下の記事をお読みください↓
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まとめ
以上,スタディサプリENGLISHの英会話セットプランで利用できる,スタサプ版ネイティブキャンプの講師についてまとめました。
本家ネイティブキャンプと比べると,スタサプ版では利用できる教材や講師に制限があります。
ネイティブキャンプのオリジナル教材は使えず,ネイティブスピーカーや日本人講師とのレッスンも対象外です。
一方で,スタディサプリENGLISHの教材に沿って講師と練習できるため,アプリで学んだキーフレーズをそのまま会話で使いやすい点は大きな魅力です。
過去の調査では,平日の夕方以降は今すぐレッスン対応の講師が比較的多く,朝の時間帯や日曜日は少なくなりやすい傾向が見られました。
また,講師の国籍には幅があるものの,実際にはフィリピン人講師を中心に出会うことが多く,国籍を細かく指定しすぎると待ち時間が長くなる可能性があります。
そのため,スタサプ版ネイティブキャンプを使う際は,以下のように考えるとよいでしょう↓
講師選びのポイント
- ネイティブ講師にこだわるなら本家ネイティブキャンプも検討する
- スタサプ教材を実践したいなら英会話セットプランが使いやすい
- 今すぐレッスンは夕方以降を中心に使う
- 日曜日やお気に入り講師を使いたい場合は予約レッスンを活用する
英会話セットプランは,講師や教材を自由に選び尽くすサービスというより,スタディサプリENGLISHで学んだ内容を対人レッスンで定着させるためのサービスです。
アプリで学び,講師との会話で使い,またアプリに戻って復習する。
この流れを作れる方であれば,ベーシックプランだけで学ぶよりも,アウトプットの機会を増やしやすくなります。
いずれにせよ,講師の待機状況は時期や時間帯によって変わるため,申し込み前に無料体験で自分の生活リズムと合うかを確認しておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。

