勉強法

ディクテーションのやり方

今回は,英語の勉強方法でとても効果的なディクテーションのやり方について解説していきます。

「ディクテーション」と言うと,英語4技能のうち,ただリスニングの能力だけを鍛えるように思われがちですが,実は幅広い英語力を身に付けるのに役立つ勉強法ですので,しっかりポイントを押さえて理解してみて下さい。

 

 

 

ディクテーションとは

ディクテーションは,聴いた英語を書き取るというものです。流れた英文を1字1句すべて書き出すわけですが,リスニングとはどこが違うのでしょう。

リスニングはただ聴いて問題を解くだけですが,このディクテーションをすることで,

・自分の持つ英語の弱点がわかる

・英文法の知識が深まる

・英語を速く読めるようになる

・単語力が増える

といった具合に,幅広く英語力を鍛えることができます。今挙げただけでも,ディクテーションの学習効果が非常に高いことが伺えます。

 

このように総合的に英語の学習ができることは,実は英語の実力を高めるための最短ルートでもあります。

英語の勉強がうまくいかない人が陥りがちなのは,狭い部分の学習だけに偏ってしまうことです。読解やリスニングだけ勉強して,文法問題が極めて苦手だとか,リスニングやスピーキングは良いけど,読解や英作文は苦手といった具合に,弱点部分があると,英語力は伸びていきません。

リービッヒの最小律という考え方は,英語学習においても当てはまるといえます。

例えば,上の画像を見ると桶の中に水が入っていますが,この水が英語力だと思ってください。そして Minimum が指しているのが単語の板だとします。

この場合,その他の板(例えば文法の板だったりリスニングの板)がどんなに長くても,一枚の板が短いばっかりに,水はこれ以上たまりません。

つまり,どんなに文法やリスニングの勉強をしても,単語力がないばっかりに英語力が伸びないことになるという意味です。

 

英語学習の際には,このように学習が偏らないよう,たえず気を付けるようにしてください。

 

 

ディクテーションの手順

472301 / Pixabay

 

使うもの:リスニング音源(英検のCDは量と質のどちらの面においてもバランスが取れていておすすめ)・書くもの(ペンとノート意外に,スマホやPCというデジタル装備でも同様の効果が得られます)

手順1:音源を聴いて書きとる

→このとき,行間と余白を十分広く取っておきましょう。

手順2:大体聴きとれたら聴くのは終了

→聞き取れないところはカタカナでも良いので書いておくこと。

手順3:答えに自信がないところには線を引く

→出来ないところを明確にしておくことが大切です。消してなかったことにしないよう,ボールペンを使って取り組むのもありです。

手順4:音以外の手がかりを探す

→例えば文法の知識を生かして,冠詞の有無に注目したり,品詞や時制など確認してみる。意外と動詞が抜けていることも多いです。また,文脈から,「この会話はこういった流れになるはず」だと推理して書いてみます。

手順5:音源を再生し,手順の4で推理した単語が実際に話されているのか確認する

→細かい冠詞や,複数形や3人称単数の-s など,意識すると聞こえてくるものです。未来形の 'll もここでわかることが多いですよ。

手順6:答えあわせをする

→聞き取れなかった単語はノートの余白に書き並べてリスト化する。なお,その際に聞き取れなかった原因を自分なりに分析して書き留めておくことが,英語上達の近道です。例えば,

「2つの単語がつながって1つに聞こえてしまった」

「音が短すぎて,まったく聞き取れなかった」

など,リアルな感想を書くことが記憶の定着に良い影響を与えます。

 

このような勉強を毎日30分,3か月続けると,かなりの実力アップになります。

 

上の手順で総合的な英語力を養うのにもっとも大事なのは,手順の4『音以外の手がかりをつかむこと』です。

長い英文の場合は,細かく音源の再生をストップし,音以外の知識を頼りにして,わからないところを埋めていきましょう。

 

 

ディクテーションまとめ

Komsomolec / Pixabay

以上,ディクテーションのまとめでした。

実際にやってみると,意外に時間も場所も取るので大変だということがわかってきますが,その苦労に見合うだけの効果は確実に得られますので,実力養成期にはぜひ取り入れたい勉強法だと思います。

 

なお,音源の確保が難しかったり,机に向かうのが続かない方は,ぜひスタディサプリ イングリッシュを使ってみましょう。

スタディサプリEnglish の「英会話コース」では,このディクテーションが最大のウリとなっていて,用意するのはスマホだけ。簡単にディクテーションができます。

さらに言えば,リスニングから,文法講座,さらに単語の勉強や発音の判断まで,スマホ一台で完結することが可能なので,スタディサプリは,これまでの英語学習の概念を打ち砕くような新しい教育サービスの形だと個人的には思っています。

 

もちろん「自分で気づいたことの書き込みができない」などのデメリットもありますが,すき間時間にパッとできる恩恵は予想以上に大きく,これまで何かを勉強しようと思っても,続かなかった経験を持つ人にはとってもおすすめのサービスです。

 

無料体験もできますし,何よりも安く短期間に仕上げることができますので,知らなかった方は,ぜひ一度使ってみてください↓↓

スタディサプリEnglishの評判はどう?No.1英語アプリをレビュー!

  • この記事を書いた人

スタディサイト管理人

都内で塾運営にかかわってから,講師歴も15年以上になりました。小学生から高校生まで,英数を中心に学校の定期テストから大学入試まで幅広く教えています。最近の関心事は「教育改革」で,塾に入ってくる情報に加え,セミナーや書籍,信頼のおける教育機関より得た情報をまとめています。すぐに実践できる勉強法やオンライン教育サービスを利用した学習戦略も意欲的に掲載。ネットを介したやり取りにはなりますが,少しでもみなさまのお役に立てたらと思います。

-勉強法

Copyright© スタディサイト , 2019 All Rights Reserved.