【2026最新】英語発音記号の読み方完全ガイド!AI文字起こしで「通じない発音」を直す方法

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東大院修了(農学修士)×指導歴20年|教育・Web運営専門家 さんくす

さんくす

指導歴20年。東大院修了(農学修士)。当初は教授に理解を疑われるも,異常なまでの探求心と没頭力が認められ,最後は「数年に一度の秀才」と惜しまれつつ研究室を去る。Webメディア運営10年で確固たる実績(国内最大級ASPにてトップクラスの称号)を築き,企業に忖度しない本音を発信。教育・Web運営の専門家として,最短ルートの勉強法を論理的に伝授します。詳しいプロフィールは運営者情報をご覧ください。

英語のスピーキング(実はリスニングも)が上達しないのは,すべての基礎となる「発音(音の出し方)」に根本的な間違いがあるからです。

かつて私が国際学会で目撃した,読み書きはネイティブ並みなのに発音が悪くて相手にされない教授,そして,私の友達が海外で「water」が通じず水すら買えなかった悲しい姿。

これらの悔しいすれ違いをなくすために必要なのは,正しい発音の習得と,AIによる「客観的なチェック」です。

今回は,学校ではきちんと教わらない「全44種類の発音記号」の読み方と,2026年最新の「AIを活用した文字起こし練習法」を徹底解説します。

AIの文字起こしを使った英語の発音練習

さんくす
さんくす
あなたが中学生なら,高校を含めた数年間でかなりの回数,英文を音読することになるでしょう。 その際,正しい発音の仕方を理解し,発音記号も読める状態で6年間過ごすのと,ずっとカタカナでルビを振って適当に音読したのとでは,結果が大きく変わってくるものです。

スピーキングを阻む「発音」という壁

スピーキングを家づくりに例えるなら,発音は「一番下の土台」にあたります。

土台が傾いていれば,その上にどんなに立派な家(高度な文法や語彙)を建てても崩れてしまうのと同じで,発音が間違っていれば,どんなに素晴らしい意見も相手の耳には「ノイズ(雑音)」として処理されてしまいます。

▶自分で出せない音は聞き取れない

人間の脳は,自分が口に出して再現できる音を「意味のある言葉」として認識し,自分で再現できない音を「雑音」として無意識に弾いてしまいます。

リスニングの点数が伸び悩んでいる場合も,まずはあなたの「発音の基礎」を徹底的に鍛え直すべきです。

 

 

英語の発音記号の基礎知識(母音・子音)

英語の発音記号は「母音20個」と「子音24個」の計44個で構成されています。

私たちは日本語のネイティブなので,聞いた英語を無意識に日本語の「ア・イ・ウ・エ・オ」に当てはめようとしてしまいます。

そのこと自体は仕方のないことで,ここでもわかりやすくカタカナを例に発音記号を説明していきますが,ほとんどの英語の発音は日本語の音とは違うということをたえず意識しましょう。

母音一覧

記号代表語発音のコツ
ʌstudy短く鋭く「アッ」と発音。
æapple「ア」の口で「エ」と叫ぶ。
ɑ:far喉の奥を全開にして「アー」。
ə:
search「エ」と「ア」の中間の音。
əmodel力を抜いて弱く曖昧に。
aitie「ア」の方を強く長めに。
au
how「アーォ」または「アーゥ」。
i:tea口を横に引き,鋭く「イー」。
ibegin「イ」の口で「エ」。
deariとəの発音を合わせる。
ucook口を尖らせ歯切れよく。
u:moonキスする感じで「ウー」。
youru+ə。
eleg「エ」より「ア」に近い音。
ei takeeを長めに。
weareとəを区別して。
ɑpot「オ」と「ア」の中間。
ɔ:ball喉を開き唇を突き出し「オーァ」。
ɔitoy「オーィ」。
ouhome「ウ」に移る際,口をすぼめる。


母音の発音詳細(+音声)

ʌ

口はあまり開かないで,つまったような感じで「アッ」と短く発音します。

日本語の「ア」に似ていますが,気持ちそれより強めに発音するのがポイントです。

例:study /stʌdi/,up /ʌp/,bus /bʌs/

 

æ

下あごをしっかり下げて,口を大きく開いて唇に力を入れましょう。

舌は思い切り下げて,喉の奥の方から押し出すように「エ」と「ア」の中間のような音を出します。

「ア」の口の形で「エ」という感じです。

お医者さんに行って喉を診てもらうときに舌の奥を棒みたいなやつで押し下げられたときに「エーッ」と言ったときの音となります。

口の横から出ているような音と言えばわかりやすいでしょうか。

例:apple /æpl/,bag /bæg/,ant /ænt/

 

ɑ:

口を大きく開き,舌をうんと下げて,音楽の発声練習の時のように「アー」と言ってみてください。

最後に巻き舌で読む場合,表記が/ɑr/になることもありますが,どちらでも通じます(その他,/:/が丸ではなく三角形になっていることもあります)。

巻き舌はイギリス英語よりもアメリカ英語に多く,以下の発音は後者のバージョンです。

例:far /fɑ:/,garden /gɑ:dn/,heart /hɑ:rt/

 

ə:

日本語の「エ」と「ア」の中間のような音になります。

口はあまり開かないで,唇には力を入れ,舌の先は口の中ぐらいに浮かせて,「エ」とも「ア」とも聞こえるような曖昧な音を出しましょう。

こちらも前の例と同様,/ər/と表記されることがあります。

音が鼻から出ている感じです。

例:search /sə:tʃ/,earth /ə:θ/,work /wə:k/

 

ə

「ア・イ・ウ・エ・オ」のどれとも似つかない曖昧な音となり,1番最初に紹介した/ʌ/の音によく似ていますが,とにかく弱く発音します。

大きな違いとして,アクセントが置かれることはありません。

例:success /səkses/,model /mɑdəl/,tennis /tenəs/

 

ai

アルファベットらしきものがこのように2つ並んだものは「二重母音」と呼ばれるものです。

これらは2つの母音がくっついたものなので,それぞれの音の出し方を身に付けたら簡単に発音できます(今回の例だと/a/と/i/の発音記号の説明を参照してください)。

ただし,二重母音を発音するときは単純に2つの音を繋げるわけではありません。

最初の母音を長めに発音することに気を配りましょう。

例:bicycle /baisikl/,tie /tai/,climb /klaim/

 

au

こちらも二重母音です。

/au/が単語の最後に来るときは「アーォ」のように聞こえます(発音例の1つ目)が,単語の真ん中に出てくる場合は「アーゥ」となります(それ以外の例)。

例:how /hau/,shower /ʃauə/,sound /saund/

 

i:

日本語の「イ」より,さらに強く鋭い感じのする音です。

「イ」を言うときよりも舌の位置を上にあげ,口もとの筋肉を緊張させます。

舌には力を入れ,口は少し横に開くようにして発音しましょう。

「はいチーズ(Say cheese)」というときの「イ」が近いです。

例:tea /ti:/,beach /bi:tʃ/,clean /kli:n/

 

i

日本語の「イ」よりも「エ」に近い音になります。

「イ」の口の形で「エ」と言うつもりで発音してみるのがポイントです。

唇と舌に力を入れずにリラックスさせ,歯切れ良く発音するのがポイントで,下あごをほんの少し前に突き出すような感じで発音するとやりやすいでしょう。

例:begin /bigin/,chicken /tʃikin/,picture /piktʃə/

 

二重母音になります。

詳細は/i/と/ə/のところを確認してください。

例:dear /diə/,near /niə/,idea /aidiə/

 

u

簡単そうに見えますが「ウ」ではありません。

実は日本人が苦手な発音に分類されるものなので,唇を尖らせて歯切れ良く発音することを意識しましょう。

さんくす
さんくす
英語で「ッ」にあたる発音はありません。 ゆえに下の発音例で「ウッド」や「ブック」と読むのも間違いです。

例:cook /kuk/,foot /fut/,sugar /ʃugə/

 

u:

丸く唇を尖らせてキスをする感じで「ウー」と伸ばします。

例:moon /mu:n/,cool /ku:l/,room /ru:m/

 

二重母音は一度に多くの発音を確認できるので練習のしがいがあるはずです。

例:your /juə/,sure /ʃuə/,tour /tuə/

 

e

日本語の「エ」よりも「ア」に近い音になります。

「エ」を発音するときより,やや口を大きめに開き,舌も少し下げ気味に発音しましょう。

筋肉はリラックスさせます。

例:leg /leg/,bread /bred/,head /hed/

 

ei

これまた二重母音です。

eを長めに発音することを忘れずに練習してください。

例:neighbour /neibə/,take /teik/,pain /pein/

 

二重母音が続きます。

eとəの違いを意識しましょう。

例:wear /weə/,chair /tʃeə/,care /keə/

 

ɑ

指が2本入るくらい大きく口を開け,喉の奥を広くし,深いところからこもった感じで「オ」と「ア」の中間のような音を出します。

/ɔ/と記載している場合もありますが,日本語の「オ」ではないので注意してください。

例:pot /pɑt/,office /ɑfis/,top /tɑp/

 

ɔ:

指が歯と歯の間に2本入るぐらいに口を開け,唇は少しすぼめて前に突き出すようにし,のどの奥を広くするような感じで,「オー」という音を出します。

喉の上後方に音がカーブしていくような感じで発音しますが,例えば下の例の1個目は「ボーアル」のように聞こえるはずです。

例:ball /bɔ:l/,coffee /kɔ:fi/,walk /wɔ:k/

 

ɔi

二重母音です。

先の例とは異なり,アに近い音は聞こえません。

例:toy /tɔi/,point /pɔint/,voice /vɔis/

 

ou

こちらも二重母音ですが,日本語の「オウ」の感じで「オ」から「ウ」に移るときに口をすぼめて丸く突き出します。

「オ」をおおげさに丸くしたような音ですね。

例:home /houm/,cold /kould/,post /poust/

以上が母音を発音する際のコツとなります。

 

子音一覧

記号代表語発音のコツ
pplay唇を閉じて一気に破裂。
babovepと違って声を出す。
ttell舌を歯茎につけ舌先をはじく。
ddesk声を出しながらtを発音。
kspeak舌後方を喉上に当てて破裂。
gbig画家や害の「ガ」。
ffoot前歯で下唇を軽く摩擦。
vneverfの声を出すバージョン。
θthink舌を歯で挟み,空気を漏らす。
ðwithθの声を出すバージョン。
ssay日本語の「ス」に近い。
zzoo「スー」と言いながら声を出す。
ʃshop日本語の「シ」に近い。
ʒvillageʃを濁らせる。
kitchen息を破裂させて「チ」。
ʤjuice一瞬詰めて「ヂ」と弾く。
hhappy走った後の「ハッ」。
llight舌先を歯茎にしっかり密着。
rright舌をどこにも触れさせず反らす。
wwine唇を突きだして「ウー」。
jyear「ヤヨイ」を数回言う時の「イ」。
mmovieハミングのときに鼻から出る音。
nnote鼻息で「ンヌ」。
ŋdrink「ン」と「ガ」の中間音。


子音の発音詳細(+音声)

p

上下の唇をしっかり閉じ,息が出るのを止めた後,口の中に息を十分に溜めて,その空気圧を増すようにしてください。

その後,急に唇を開くと同時に一気に吐き出すように発音します。

喉で鳴るのではなく,口先の音です。

例:pie /pai/,sleep /sli:p/,play /plei/

 

b

両方の唇をしっかり閉じ,息を十分口の中に蓄え,唇を素早く開いて一気に吐き出すようにして発音します。

/p/との違いは,声を出しながら発音するところです。

例:above /əbʌv/,bottle /bɑtl/,hobby /hɑbi/

 

t

舌先を上の歯ぐきの裏側につけ,そこで舌先をはじくようにして音を出します。

こちらもpと同じく息だけの音で,一般的には「無声音」と言われるもので,母音には見られない特徴です。

例:hotel /houtel/,just /dʒʌst/,tell /tel/

 

d

まず舌先を上の歯ぐきの裏側につけ,声を出しながら舌を離して発音しましょう。

/t/との違いは「声を出しながら」という部分で,専門用語で「有声音」と言います。

例:desk /desk/,find /faind/,radio /reidiou/

 

k

舌の後ろの部分を喉の天井部分に当て,そこでいったん息をせき止め,その息を一気に破裂させて出しましょう。

専門的には破裂音と言います。

例:calendar /kæləndə/,ticket /tiket/,speak /spi:k/

 

g

「画家」とか「害」と言うときの「ガ」の音と同じです。

とはいえ,厳密にはgaではなくg単独の音となるため,文末にgの音が来る場合はガギグゲゴのいずれにも聞こえません。

例:group /gru:p/,again /əgen/,big /big/

 

f

上の歯を軽く下唇の内側に押し当て,歯と唇の間から息を摩擦させるようにして出します。

このとき強く歯を唇に当てたり,噛んだりしないように注意しましょう。

例:foot /fut/,office /ɔ:fis/,laugh /læf/

 

v

上の歯を下唇に軽く押し当て,歯と唇の間から息を摩擦させるようにして発音します。

ここまでは/f/の発音と同じですが,声を出しながら発音するところが異なり,息だけの発音である/f/に対して/v/はそれを濁らせたものです。

例:vacation /veikeiʃən/,never /nevə/,vocal /voukəl/

 

θ

舌先を軽く歯と歯の間に押し込むようにして発音します。

最初は舌を大きく突き出して練習しますが,素早く発音するときは,上の歯の裏側に舌先を押しつけるだけで,必ずしも舌先を歯の間より突き出す必要はありません。

大切なことは舌と歯の間で息を摩擦させるようにすることです。

そのためには息を外に押し出しながら,舌先はわずかに後ろに引きこむようにしましょう。

あくまで息だけの音なので,3個目の例のように,語句の最後にこの音が出てくるときはほとんど音が聞こえません。

「ス」と聞こえたときは/s/の音だと思ってください。

例:nothing /nʌθiŋ/,theater /θi:ətə/,mouth /mauθ/

 

ð

/θ/の音と発音の仕方は同じですが,声を出すということと,空気の通る量が少なくなり,濁った音になるところが違います。

コツは舌先をあまり強く挟まず,空気を送ると同時に舌先の力を少し緩め,息を舌と歯の間から出やすくすることです。

「ズ」と聞こえるときは/z/の発音になってしまっています。

そうならないよう,常に舌先を上の歯に押し当てて発音する癖をつけることが大切です。

例:mother /mʌðə/,together /təgeðə/,with /wið/

 

s

日本語の「ス」に近い発音になります。

舌先をほんのわずか歯ぐきから離し,舌と歯ぐきの間から息を漏らしながら「スー」と発音するのがポイントです。

以下の発音の2つ目の例では/s/と/θ/の違いも学んでみてください。

例:say /sei/,south /sauθ/,class /klæs/

 

z

まず/s/を発音し,それに声を加えていきます。

「スー」といいながら,声を出していけば自然と/z/の発音が可能になるわけです。

日本語の「ざぶとん」で発音されるような,語頭にある強めの「ざ」ではなく,「わざ」と発音するときの弱めの「ザ」の音に近くなります。

例:zoo /zu:/,easy /i:zi/,reason /ri:zən/

 

ʃ

日本語の「シ」に近い発音です。

とはいえ,下の例の1個目を聞くとわかるように,日本語の「シー」よりも鋭い感じに聞こえ,「静かに」という意味での「シーッ」というかけ声や,汽車の音を真似たときの「シュッシュポッポ」の「シュ」に似ています。

息の続く限り長く伸ばせるのが特徴です。

例:shop /ʃɑp/,dish /diʃ/,station /steiʃən/

 

ʒ

/ʃ/の音が濁ったものなので,長く伸ばすことができます。

聞いた感じでは,音そのものが柔らかく,息が漏れている感じです。

3つ目の例では日本語の「ジャー」よりも少し柔らかい感じに聞こえます。

例:usually /ju:ʒuəli/,village /vilidʒ/,leisure /li:ʒə/

 

唇を突き出して,舌先を上の歯ぐきにくっつけ,息を強く破裂させて「チ」と発音してください。

/ʃ/の音と異なり,この音は長く伸ばせないところが特徴的です。

例:kitchen /kitʃin/,channel /tʃænl/,teacher /ti:tʃə/

 

ʤ

/tʃ/の音を濁らせたもので,「ヂ」と発音します。

息の送り方は同じなので,この音も長く伸ばすことはできません。

一瞬つまった感じの音になればOKです。

例:jacket /ʤækit/,juice /ʤu:s/,age /eiʤ/

 

h

寒いときに息を「ハー」と吐くように,息を喉で摩擦させながら「ハッ」と発音しましょう。

例:happy /hæpi/,health /helθ/,behind /bihaind/

 

l

口を歯と歯の間に指が1本入るくらい開き,唇と下には力を入れず,舌先を上の歯ぐきの裏側につけ,その舌の両側から息を出して発音します。

歌う時に「ラーラー,ララーラー」などと言いことがありますが,そのときの発音がそうです。

このとき舌に力を入れないのがポイントで,舌先を歯ぐきからゆっくり離してもこの音が出ます。

日本語の「ダ」という音を出す構えをして,舌の先を急には引かずにゆっくり行うという意味です。

例:hall /hɔ:l/,ruler /ru:lə/,little /litl/

 

r

唇にやや力を入れて少し口をすぼめたら,日本語の「ウ」を発音するようなつもりで唇を少し突き出します。

次に舌先を喉の奥に向けてうんと曲げ,その口の形と舌の位置で日本語の「ウ」と「ル」を同時に発音しましょう。

日本語の「らりるれろ」は舌の先が歯ぐきを軽く叩くのに対し,/r/の発音では舌先はどこにも触れず,少し奥の方に反らします。

例:read /ri:d/,run /rʌn/,orange /ɔ:rinʤ/

 

w

日本語の「ワ」を言うとき以上に,唇を思い切り突き出して「ウー」と言ってみましょう。

例の1個目のように/w/の音が単語の頭にあるときは意識してはっきり発音しないと通じません。

winkがinkのように聞こえないよう,練習方法としては,唇を突き出して「ウー」と言い,すぐに横に開き「イー」という練習をすると良いでしょう。

「ウーイー,ウーイー」と繰り返し言っているうちに,自然と唇が前に出るようになります。

例:wine /wain/,quick /kwɪk/,sweater /swetə/

 

j

「ヤ・ユ・ヨ」と言うときの最初の部分の音です。

「ヤ」を発音して,そのままの口の形と舌の使い方で「イ」を言ってみると,普通の「イ」と違う音が出ると思います。

「ヤヨイ」と素早く数回言ってみたときの最後の「イ」がこの発音に近いです。

なんとなく濁っていて,少しきしんだ感じの音がします。

例:year /jiə/,beautiful /bju:tifl/,few /fju:/

 

m

鼻歌を歌うときのハミングの音です。

例の3個目を発音した後に,引き続きハミングができれば成功しています。

両方の唇をしっかり閉じて,鼻から声を出しましょう。

うっかり唇を閉じ忘れてしまうと,日本語の「ン」になってしまうので注意です。

この場合,声は鼻と口の両方から出てしまいハミングにはなりません。

例:movie /mu:vi/,moment /moumənt/,form /fɔ:m/

 

n

舌先を上の歯ぐきのところに押し当てるようにし,唇は開いた状態ですが,息は鼻からだけ出すようにして発音します。

正しくできていれば,「ンヌ」のように聞こえるはずです。

うまく発音できているかどうか確かめるもう1つの方法としては,唇を普通に開き,自分の手で鼻をつまんで発音してみましょう。

鼻をつまんで発音できなければ,舌の位置と息の出し方が正しいことになります。

例:note /nout/,fun /fʌn/,begin /bigin/

 

ŋ

日本語の「版画」とか「漫画」と言うときの「ン」と「ガ」の間の音です。

鼻に抜けて柔らかい感じがします。

歌の授業で,この音を聞くことになった人も多いはずです。

指で鼻をつまんで言ってみて,発音ができなければ上手くいっています。

3個目の例においては「ング」とは言わず,「グ」の前で止めるようにしてください。

例:English /iŋgliʃ/,drink /driŋk/,strong /strɔ:ŋ/

 

 

【実践】AI文字起こしを活用した「客観的な発音チェック」

自分の発音が正しいかどうかを,自分自身の耳(主観)だけで判断するのはとても危険です。

ここでは,AIという「気を遣わずに指摘してくれる客観的な先生」を使って,自分の発音をテストする具体的な手順を解説します。

AI文字起こしによる「正確性の確認」

自分の発音が正しいかどうかを判断する最も残酷で,かつ正確な方法は,「AIに自分の英語を文字起こしさせてみること」です。

Googleドキュメントやスマートフォンのメモアプリにある「音声入力機能」を起動し,言語を英語に設定して話しかけてみてください。

iPhoneでの手順例

  1. 設定→言語と地域→優先する言語を英語に
  2. Voice Memos(ボイスメモ)を起動→録音を開始
  3. 録音したデータを開き左下の波形をクリック
  4. 左下にあるAI文字起こしのアイコンをクリック
  5. REPLACEを押すとリアルタイムで文字起こしを確認可能

あなたが意図した通りの英単語が画面に表示されれば,あなたの発音の基礎は正しく身についている証拠です。

 

間違いやすい発音の「比較チェック」

日本人が特につまずきやすい(聞き間違えられやすい)発音記号のペアを,AIでテストしてみましょう。

以下の単語を正しくAIに聞き分けさせられるか挑戦してください↓

ターゲット比較単語(似ている音)発音し分けるポイント
L vs Rlight vs rightLは舌を歯裏に「密着」,Rは「どこにも触れない」。
S vs SHsea vs sheSは鋭い「ス」,SHは静かにさせる時の「シー」。
B vs Vbest vs vestBは唇を「破裂」,Vは前歯で下唇を「摩擦」。
TH vs Sthink vs sinkTHは歯の間に「舌を置く」,Sは「ス」と発音。
さんくす
さんくす
前後の文章がないため,seaがcやsee,sinkがsyncとAIに認識される可能性がありますが,これらは同じ発音なので間違っていません。

 

実力試しの早口言葉:「She sells seashells」

仕上げに,/s/と/ʃ/の口の切り替えをスムーズにするための少し難しいテストに挑戦してみましょう。

"She sells seashells at the seashore."(彼女は海岸で貝殻を売っています。)

私が実際にスマートフォンのボイスメモで自分の発音をチェックした記録がこちらです↓

さんくすのボイスメモ・発音チェック実例

このように,lightとrightの違いや,早口言葉などが正しく文字起こしされれば,あなたの発音の基礎は完璧です。

逆に,AIが別の単語として間違って認識してしまった箇所こそが,あなたが優先的に練習して直すべき「あなたの弱点」となります。

さんくす
さんくす
AIが気を利かせて,前の単語から連想される音に変換してしまうような場合,右の画像のように,文章の形で認識させてみると上手くいきます。

 

 

AIを使った自動判定機能:発音の精度を極限まで高める練習環境

最近はAIが発達したおかげで,自宅にいながら他人の手をわずらわせずに,気軽に英単語の発音をチェックできるようになりました。

その一つが「Googleの発音チェック」で,検索窓に「発音したい単語 発音(またはpronunciation)」と入力して検索すると,その読み方(アメリカ・イギリス式)を聴くことが可能です。

さんくす
さんくす
お使いのスマホやパソコンの環境によっては,自分の発音をマイクで吹き込んでAIが判定してくれる「Practice(練習)」ボタンが表示される場合もあります。

「calendar 発音」と入力してみると,以下のような結果となりました↓

Googleで「calendar 発音」と検索した結果

ただし,Googleの発音チェックは少し動作が不安定で,すべての単語に対応していないという欠点があります。

なので,先ほど紹介した「スマホの音声入力(AI文字起こし)」を使った発音チェック法の方が幅広く使えて便利です。

より本格的な練習環境を求める場合,スタディサプリENGLISHやSantaのTOEFL版などのアプリではより高精度なAIを利用でき,自分の発音を録音した後に結果を自動で採点してもらえます↓

スタディサプリENGLISHの文字起こし機能

前者は基礎講座で英語の音声変化について学ぶこともでき,後者のAIは実際のTOEFLの採点で使われているものと同様の非常に厳しいものです↓

アナログ的な練習方法としては,英単語を見て発音を想像し,それをノートに発音記号で書いてみるのも良い方法です。

発音の基礎ができるようになったら,次はいよいよ【2026最新】AI英語スピーキング対策マニュアルに進み,AIとの英会話にチャレンジしてみてください。

 

 

まとめ

発音記号を学ぶことは,単なる知識の暗記ではなく,あなたの「英語を話す力・聞く力」を根本から引き上げる大切なステップです。

さんくす
さんくす
発音の練習はスポーツのフォーム作りに似ています。一度「正しい口の動かし方」が身に付けば,それは一生使えるあなたの強力な武器になります。メンテナンスは1年に1度,この記事を読み直してAI文字起こしを使って一通り発音してみるだけで十分です。

もしあなたが,「何年も勉強しているのに聴き取れない」「話しても外国人に伝わらない」という壁に悩んでいるなら,今日からこの「発音の基礎固め」を開始してください。

その先には,世界中の人々と英語でストレスなく心を通わせられる素晴らしい未来が待っています。

-英語の勉強法