勉強法

中高生において英語が苦手になるタイミングとその原因

「英語は得意な科目にした方がいい。」

「英語がもっとできるようになりたい。」

中学生や高校生のときにそう強く思っていた子どもであっても,大人になるにつれてどんどん英語が苦手になっていくというのは,別段珍しいことではありません。

とはいえ,このようなやる気に満ちた子たちは,概して英語に対する上昇志向が強く,高校受験や大学入試においては何とかこなすことでしょう。

ですが,ここで問題なのは,学生の頃からすでに英語が苦手になってしまった生徒たちについてです。

教育改革によって,今後ますます英語は様々な評価基準に用いられていきますが,自分の子がこうなってしまっては目も当てられません。

 

今回は,GMOが実施したアンケート結果を元に,中学生や高校生がどのタイミングで英語が苦手になってしまうのかを知ることで,今後の英語対策に役立てていこう,という趣旨の記事になります。

 

 

英語に関する意識調査について

つい先日,GMOリサーチ株式会社から,「英語に関する意識調査」という内容の調査結果が公表されました。

『英語に関する意識調査』というテーマにおいて,中学生や高校生を中心とする未成年と,それ以上の成年における英語意識を調査し,比較したものとなります。

具体的な調査内容をまとめたものはこちら↓↓

以下で早速,この調査結果からわかったことを見ていきたいと思います。

 

 

英語が得意・苦手だと感じている生徒の割合

中高生(未成年)のうち,英語が「得意」・または「やや得意」と感じている生徒は,全体の30.8%を占め,大人の13.2%に比べて,2倍以上であることがわかりました↓↓

中高生は,3人に1人が英語を得意と感じていることになります。

 

逆に,英語を得意でないと考える生徒も多く,実に全体の半分である,50.3%を占めています(大人もかなり多いですね)。

 

さらに別の質問の結果によると,英語が苦手だと思う人の割合が,中高生においては62.4%もあることがわかりました。

得意な人もいるけれど,苦手だと思っている中高生は全体の半分以上もいるということになります。

 

それでは,このように多くの生徒が英語を苦手と感じ始めたのは,一体いつ頃だったのでしょうか?

 

 

英語が苦手になるのは中学1年生のとき!

次の表は,中高生が英語を苦手だと感じ始めた時期についての回答をまとめたものです↓↓

この表によると,中高生がもっとも英語に苦手意識を持ったのは中学1年生のときだということがわかります。

その次に,高校1年生のとき,さらに成人においては社会に出てから…と続きます。

 

違う見方をすれば,小学校から中学に入ったときや,高校に入学したときといったように,大きく環境が変わるときに苦手意識が芽生えるようです。

例えば英検では,英検2級と準1級のように一つ級が変わるだけで,難易度はぐっと上がりますが,小学校から中学での勉強の違いというのは,その変化に似ているのでしょう。

 

 

中高生が英語を苦手とする理由

BiljaST / Pixabay

ここで,中高生がどうして英語が苦手になったのか,対象者の理由を聞いてみましょう。

 

「そもそも英語を使う機会が少ない」というのはもちろん学生に多かったのですが,その他の回答として,

文法がわからないから

単語が覚えられないから

英文読解ができないから

という順番で,成人にも馴染みのある回答が続きます。

英文法が特にできなくなるのが,苦手意識につながってしまうようです。

 

考えてみれば,ネイティブスピーカーによる授業があって,使う教科書はイギリスのものであるような名門中学の子でさえ,ナチュラルイングリッシュは学べるものの,従来の英文法がさっぱりわからなくなってしまうことが多々あります。

文法は文法として,別にしっかり独習することが必要ですが,「一体何をどうしていいのかわからず,途方に暮れてしまっている」という悩みをよく聞かされます。

一貫した学習計画に従って,一つずつ授業で説明すればちゃんとわかるのに,教えてあげられる人がいないから,「もういいや」ってなってしまう現実があるのは心苦しいですね。

 

また,リスニングやスピーキングにおいては,一度に数時間まとめてやるよりも,毎日少しずつでも英語に触れることの方が効果が高いです。

現代の子は何かと忙しく,時間が取れるのは通学時と週末くらいだったりすることも珍しくありません。

特に部活に入っていると,平日は学校の宿題だけやって,すぐ疲れて寝てしまうのがほとんどではないでしょうか。

 

そういった背景を踏まえて,当サイトでは,スタディサプリの小学講座・中学講座を強くおすすめしています。

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詳しくは以下にまとめていますので,興味を持たれた方は是非ご覧になってみてください↓↓

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まとめ

Skitterphoto / Pixabay

以上,『中高生における,英語意識のまとめとその原因と対策』について言及してきました。

 

最後に大人の我々においてですが,文法だけでなく,リスニングやスピーキングができないことが苦手意識につながっています。

そもそも発音記号なんて,中1でちょこっと習ったものの,それ以降一切触れられなかったのではないでしょうか(指導する側もできない場合すらありました)。

 

また,リスニングやリーディングは出来るのに,スピーキングが出来ないのが成人のほとんどに共通する傾向ですが,よりによって社会で必要になってくるのは,この

『話す能力』

だったりするわけで,この矛盾は社会人の英語に対する苦手意識を生み出す,主要な原因となっているようです。

 

特にリスニングやスピーキングといった英会話の学習では,毎日少しずつでも英語に触れることが必要です。

海外旅行を楽しみたいといった自然な願望から,会社での昇進のために受けないといけないといった場合においても,「英語ができない」というのは,大きなマイナスポイントです。

 

「小学生に英語を教える前にまず国語だろう。」

このような意見も昔は多かったように思いますが,結局今では小学5・6年生で英語の学習は必修化され,2020年までには小学3年生から英語教育が必修となります。

 

そんな時代だからこそ,毎日15分の学習をぜひスマホで続けてみてはいかがでしょう。

意外と現代の子どもたちは楽しんでやっていますよ。

  • この記事を書いた人

スタディサイト管理人

都内で塾運営にかかわってから,講師歴も15年以上になりました。小学生から高校生まで,英数を中心に学校の定期テストから大学入試まで幅広く教えています。最近の関心事は「教育改革」で,塾に入ってくる情報に加え,セミナーや書籍,信頼のおける教育機関より得た情報をまとめています。すぐに実践できる勉強法やオンライン教育サービスを利用した学習戦略も意欲的に掲載。ネットを介したやり取りにはなりますが,少しでもみなさまのお役に立てたらと思います。

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