英辞郎Pro(有料版)と無料版との違いは

今回は,PCやスマホで使えるWeb辞書として優秀な「英辞郎Pro(有料版)」について,その特徴を無料版のものと比較しながらみていきたいと思います。

私もここ数年お世話になっていますが,取引先に英文メールを送付したり仕様書の作成に迫られるビジネスパーソンを始め,英語を仕事に使う翻訳家や添削者の方にはもちろん,純粋に英作文の勉強のお供におすすめです。

是非ここで英辞郎Proの魅力について学んでいってください!

英辞郎の有料版について

英辞郎Proのトップページ

英辞郎Proは,正確には「英辞郎 on the WEB Pro」と呼ばれる年額3,630円(月額だと330円)のサービスです↓↓

公式サイト

英和と和英両方の対訳があるデータベースには,一般語以外に,経済・法律・IT・医学・スラングといった専門的な用語までもが収録されていて,オンラインの強みを生かした多機能な辞書をイメージしてください。

一部では,英文作成ツールとも言われており,通常の辞書として以外の使い方がメインになることも多々あります。

英辞郎は現在200万人以上に利用されており,ユーザーの継続率も90%を超えているということで,知る人ぞ知る人気のサービスになっていると言えるでしょう。

もちろん会員登録もせず無料で使うこともでき,以下の記事で紹介した使い方に限るのであれば有料版に申し込む必要はありません↓↓

ですが,英辞郎Proに申し込むことで無料版に存在するすべての制限が解放され,あらゆる機能が利用できるようになります(なお,無料版と有料版の間に「Pro Lite」と呼ばれるサービスも別に存在しますが,あくまでProのお試し版的な位置づけなので省略します)。

先述の通り,有料版に申し込むメリットには複数考えられますが,私が特に便利だと感じているものを箇条書きにすると,

  1. 有料版でしか読めない英文がある
  2. 単語帳が使える
  3. ウェブ・スマホアプリが使用可能

という3点となります。

次章から,これらについて1つずつみていくことにしましょう!

なお,データベースに収録されたデータは随時更新されており,最新版は英辞郎のスタッフブログで確認することができます。

2ヶ月に1回のペース以上で更新されており,英和の見出し項目数が223万となっていますが,書店で購入できる辞書では収録語句が10万程度ですから,どれだけ情報量が多いかがわかるでしょう。

 

例文が読める

英辞郎のProでは140万を超える例文を確認することができますが,これは有料版でのみ存在するものです。

今回は例としてcontingencyという単語について調べた結果を示しますが,有料版では例えば上から2つ目に「日本法令外国語訳データベースシステム」出典の例文が載っています↓↓

英辞郎Proの検索結果

しかし,同じ単語を無料版で調べると,有料版と同じ順番で検索結果は表示されてくるものの,上で読むことのできた例文だけがきれいに抜け落ちてしまっていることがわかるでしょう↓↓

英辞郎(無料版)の検索結果

単語の意味を覚えるだけならコロケーションでも用に足るのですが,英文を作成しようと思った場合は,信頼できる出典元での使用例が特に役立つわけです。

ちなみに英辞郎Proの例文は様々なメディアから抜粋されていて新しいものも見られ,複数の例文を参照しながら,単語自体のより詳しい使い方を知ることができます。

上のcontingencyの例を取ってみても,国立研究開発法人情報通信研究機構のものや,The Great Gatsbyという洋書から抜き出した英文などが確認できました。

加えて,Proでは虫眼鏡のマークをクリックすることで音声再生したり,ネット記事における実際の使われ方を簡単に表示することができてしまいます。

例えば以下は,先のcontingency fundの使われ方をGoogle検索した結果です↓↓

英辞郎ProのGoogle検索機能

ここまで2クリックで行けてしまうので,大変ラクに使用法を調べられます。

文例と言えば,英辞郎に収録されているEメールや手紙の文例だけをまとめて閲覧する機能もProにはあり,例えば以下は,ビジネスレターの文例の検索結果に出てきた80件のうちの一部です↓↓

英辞郎Proに収録されたレターの文例

仕事で海外担当の方がメールを作成する際などに利用できる文例が題名から結びの言葉まで,数多く載っているのが見て取れるかと思います。

 

単語帳が利用できる

英辞郎Proの単語帳機能

無料版では利用できませんが,英辞郎の有料版では「単語帳機能」が利用できます。

英和と和英の検索結果を最大で2万件登録することができ,単語だけに限らず,先に紹介した例文をそのまま登録することも可能です(ただし100文字を超える英文は登録できません)。

気になった語句や英文は積極的に単語帳に登録しておけば,いつでも簡単にアクセスできます。

AIによるものにはなりますが発音がすべて聴けますし,メモやタグを付けることも可能です。

このようにして作り上げた単語帳は自分だけのオリジナルのものですが,語彙数に関しても,英検の1級に受かるのに1万~1万5千語が必要になるという話ですから,2万語も登録できれば語学学習の用途としては合格点でしょう。

さらには,このようにチェックを付けた単語の意味を確認するテストも出せます↓↓

英辞郎の単語復習機能について

 

高度な検索が可能

一般的に何かを検索する際には,スペースを使ったAND検索を始め,「-,|,""」といった記号を駆使して「NOT検索,OR検索,フレーズ検索」などまで行うことができますが,有料版ではそういった記号を介さず簡単に検索条件を設定することができます。

やり方としては,検索窓の右下にある「条件を詳細に指定して検索」のところをクリックするだけで,以下のような入力画面が出てくるはずです↓↓

高度な検索例

例えば上の検索方法ですと,通常は[run] {1} awayなどと入力しなければいけませんが,画面の指示に従って入力していくだけで,同じ検索をより簡単に行うことができてしまいます。

単語間の語数を指定し,動詞の変化形も含めて検索した結果はこのような感じで出てきました↓↓

検索結果の例

なお,右上にある「検索結果を共有する」というボタンを押すと,共有用のURLも即時に発行され,仲間とシェアすることが可能です。

また,私がよく使うのが「頻度集計」という検索方法で,例えばとある語句の前後にどういった単語が使われることが多いかという頻度を調べるときに使っています。

以下はon the accountの後に来やすい語を調べたものですが,予想通りofが圧倒的だった中で,that節も使用できることがわかりました↓↓

英辞郎Proの頻度検索の結果

さらに青字をクリックすることで,使用例も確認できます。

 

スマホアプリが使える

英辞郎のスマホアプリのバナー

英辞郎はスマホでも利用できますが,Proの利用者であればPro版が使えます。

使い勝手は良好で評価も高く,外出先でも使えて便利です。

ちなみにレイアウトもスマホ用に作られていて,検索結果はすべて音声が聞けたりと,ウェブ版より優れているところもありますが,機能に制限があるものも存在し,例えば先の「頻度集計」はできませんし,単語帳の復習テスト機能も使えません↓↓

英辞郎のスマホアプリ

とはいえ,出先では調べ学習を中心にし,自宅で分析や復習を中心に行うといった具合に使い分ければ問題ありません(単語帳に登録した内容はウェブ版とアプリ版で共有されます)。

これまでに紹介したもの以外にも,小窓モード(小さく表示)や検索履歴(調べた語句が50件まで履歴に残る),はたまた見出し語の数や表示されるまでの時間が短いといった有料版ならではのメリットはあるのですが,めぼしいものは上で説明したので省略します。

 

キャンペーンについて

英辞郎Proのキャンペーン情報のバナー

最後にお得情報についてまとめておきましょう。

英辞郎ではこれまでに何度かキャンペーンを実施しており,タイミングによっては1年分の利用料を実質ほぼゼロにすることができるときもあります。

条件としては,キャンペーン期間中に「英辞郎Proの年額コース」に申し込むだけでエントリーが完了し,後は抽選になるのが普通です。

なお,年額コースだと月額払いより1ヶ月分安く使える計算になります。

最新のキャンペーンについては以下のページを確認してみてください↓↓

詳しくはこちら

 

これまでの特典例

  • Amazonギフト券(3,000円)の贈呈
  • 年額コースの利用料金全額キャッシュバック
  • 世界の隠れた名品プレゼント(傘やバッグなど)

新規申し込みに限らず,利用中のユーザーも当選対象になる最後のようなキャンペーンも過去にありましたので,今後も実施されると良いなぁと思います。

 

まとめ

英辞郎の無料版と有料版の比較表

以上,英辞郎について,有料版のProの機能を中心に紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

最後に本記事のまとめがてら,英辞郎の有料版と無料版を比較したものを載せておきましょう(赤字はマイナス要素です)↓↓

  • 有料版:年額3,630円,キャンペーンの対象コース,各種英文(例文,メール,VOA)が閲覧可,コーパス的な機能あり,高度な検索設定,単語帳機能,各種アプリ(スマホ,Google Chrome)の利用,領収書の発行
  • 無料版:無料,広告あり機能制限あり

有料版では一年に3,630円支払うことになりますが,英語学習や英文作成効率が捗るのは確かなわけで,その恩恵は多くの方が享受できるように思われます。

年額コースで申し込んでも,最初の1ヶ月は無料で利用可能です。

つまり,仮に自分に合わなかった場合であってもその月に解約すれば,料金を請求されることはありません。

利用開始の手順としては,

  1. 年額コースで申し込む
  2. 無料期間1ヶ月
  3. 本契約開始

となっています。

例えば,2020年の1月1日に年額コースを申し込んだ場合,最初の支払いが行われる同年の2月1日までにやめることができ,Proにすることで2020年2月1日~2021年の2月1日までが利用可能になるわけです。

なお,スマホアプリというのは使ってみないことには勝手がわからないものですので,まずは1ヶ月間無料で試してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

-教育サービス

  • この記事を書いた人

スタディサイトの管理人

都内の塾運営にかかわり,講師歴も15年以上になりました。小学生から高校生まで幅広く教えています。最近の関心事は教育改革で,塾に入ってくる情報に加え,信頼のおける情報をまとめてみました。ネットを介したやり取りにはなりますが,少しでもみなさまのお役に立てたら幸いです! twitterLINE