今回の記事では「スタディサプリの小学・中学・高校・大学受験講座におけるテキストの買い方」についてまとめてみようと思います。
ENGLISH(TOEIC対策コース)のものは別記事で扱っているので,以下を参照してください↓
私自身,これまでにテキストを何冊も購入してきましたが,特に講座間で手続き等に違いはありません。
今回の記事では,買い方や到着時の様子を紹介するだけでなく,テキストを購入するメリットについても考えてみようと思いますが,基本,製本されたテキストを手にすることは,多くの学習者にとって値段以上の価値があるものだと考えています。
本記事が,テキストを購入するかどうかを決める際の一助になれば幸いです。
スタディサプリのテキストの買い方
まずはスタディサプリのテキストの買い方についてみていきますが,以下の2点さえ正しく行うことができれば,その後の手続きで間違えることはないでしょう↓
- テキストの販売ページにアクセスする
- カートに入れたら注文手続きに進む
よってここでは,この順番で説明していくこととします。
なお,以下はパソコンで表示したときの画面であり,若干スマホのものとは異なることに注意してください。
販売ページにアクセスする
テキストの販売ページへの行き方ですが,「サポートWeb(保護者用のページ)」と「学習者Web(生徒が普段使うページ)」のどちらからもアクセスすることが可能です。
前者からの場合ですが,ログイン後に「テキスト購入」の欄をクリックしてください↓
この次に「テキストは学習者Webから購入することができます」という注意が表示され,結局「学習者Web」の方に行くことにはなるのですが,続けてテキスト冊子の購入ページが直で開くこともあって,販売ページへのアクセスが最もわかりやすいのはこの手順を踏むことだと思います。
一方,「学習者Web」からアクセスする場合には,テキストを購入したい講座をクリックし,開いたページにある「テキストを購入」というボタンをクリックしてください↓
なお,リニューアルした中学講座の場合であれば,右上に表示されます↓
もし,目当ての講座が簡単に見つからないときには,適当な講座をクリックしてから,これらボタンを押しても購入ページに進むことができます。
ただしこのとき,ボタンを押した講座のテキストが自動的にカートに入ってしまうので,後でしっかりカートから削除するようにしましょう。
また,テキストの購入自体が不可の場合(そもそもテキストが存在しなかったり,注文が殺到するなどして停止中の場合)にはこれらボタンが表示されません。
その他,講座が新しく追加になったばかりの時などは,お知らせ欄にテキスト販売の予定時期が明記されることがあるのでそちらもチェックしてみてください↓
続けて以下の画面に遷移しますが,他にもテキストを購入したい場合には,左側にあるプルダウンメニューから学年と科目を指定して探しましょう。
学年や科目を問わず,複数のテキストを一度に購入することが可能です↓
テキストは1冊1320円ではありますが,講義数が多い講座はテキストが2冊に分かれているのが普通です。
まさに今回購入する「高1・高2ハイレベル数学IAIIB」も前編と後編がありました。
1回でどちらも買うのが普通なのでしょうが,送料込みの値段なだけに,試しに前編だけ頼んで様子をみるのも良いでしょう。
全部カートに入れ終えたら「カートの内容を確認します」をクリックします。
なお,テキストがセールで安くなっているときは値段が割引価格で表示されているはずです。
最新のセール情報については,開始になり次第,以下の記事で確認できます↓
注文手続きを行う
それでは,注文手続きへと移りましょう!
送付先は自動で入力されているはずですが,変更点などあれば,ここで記入し直してください。
支払い方法は,クレジットカード決済かコンビニ決済のいずれかから選べます。
保護者が申し込んでいる場合であっても,「保護者の同意」にチェックを入れないと次に進めないので,忘れずチェックしましょう(とはいえ,不備がある場合は赤い警告が出ますので,混乱することはないと思います)↓
なお,クレジットカードとしては「VISA・JCB・Mater・DC・Amex」の5種類が使用可能です。
申し込みを完了すると,サポートWebで登録したメールアドレス宛てに受注メールが届くので確認してください。
発送前であっても,後からキャンセルすることはできません。
余計なものを購入していないか,最終的な料金は確認必須です。
テキスト到着時の様子について
続けてテキストが到着した時の様子についてみていきます。
発送までの日数ですが,スタディサプリからのメールによれば「7~10日間」が基本となっています。
とはいえ,セール時に一気に注文が集中するような場合は遅れがちですし,逆に忙しくない時期は早く届くことが多く,今回の場合は後者だったので,金曜朝に頼んだテキストが火曜には発送されていました。
冊数が少ないとポスト投函,多いと宅急便で届くことが多かったように思います↓
段ボールを開けると,テキスト以外に商品リストや講座名称変更に関する注意書きなどが入っていました↓
スタディサプリは2016年4月20日までは「受験サプリ」と呼ばれていたこともあり,冊子デザインなどでこのように一貫性がないときもあるようです(左が受験サプリ時代のもので右が新しいデザインのものです)↓
とはいえ,中身が実際の授業と違うことはないので,あまり気にするようなものではありません。
テキストを購入するメリットについて
それでは最後に,スタディサプリのテキストを購入するメリットについて考えてみましょう。
上記画像は,高校数学のテキストを無料ダウンロードできるPDFと比較してみたものです。
実際,表記内容において一切の違いはないのですが,購入することには以下のようなメリットがあるように感じています↓
- 印刷する手間(時間や印刷代)が省ける
- 所有欲が満たされ,やる気が出る
- 書き込んで1冊仕上げた時に達成感がある
- どこまでやったのかが確認しやすい
- 復習する際も該当箇所を探しやすい
- 解答が別冊になっていて見やすい
塾で長年教えてきた私ですが,後輩の新米講師たちに「参考書をコピーして渡せばいいのに,どうして先生はわざわざ生徒にテキストを買わせるんですか」とよく尋ねられたものです。
そんなときは,「勉強のモチベーションが低い子を教えるときは,どんなに薄い問題集であろうと,1冊最初から最後までやり遂げた成功体験をさせてやることが大切で,バラバラになっているコピー用紙だと,どうしてもその嬉しさが半減してしまうものなんだよ」と答えるようにしています。
特に長期休暇(夏休みや冬休み)においては,これまで勉強をあまりしてこなかった生徒であっても意を決して頑張ろうとするものです。
彼らなりに必死に毎日勉強して,長期休暇の最終日に書き込んでボロボロになったテキストを見ると,「よく頑張ったな,自分」などと誇らしく思うのです。
そのとき周りにいる大人は,彼らの努力を大いに認めて褒めてやってください。
理想的なのは,休み明けのテストで成績が向上してそれがさらなる自信につながることで,実現できればその生徒は「もっと良い点を取りたい」とより強く願うようになり,さらに他の科目も頑張れるようになります。
この正のスパイラルに入った生徒の受験結果は,ほとんどが明るいものになるわけですが,そのきっかけが元をたどれば1冊のテキストだったりするわけですから,意外なものが火付け役になるものです。
もちろん,スタディサプリを簡単な確認用に使う場合にテキストをわざわざ買う必要はないでしょうが,それ以外の場合であれば,購入を前向きに検討してみてください。
まとめ
以上,スタディサプリにおけるテキストの購入方法とそのメリットについてまとめてきましたが,いかがだったでしょうか。
テキストの購入では該当ページまでのアクセス方法にさえ気を付けておけば,後の手順は比較的簡単で,セール情報については先ほど紹介したキャンペーンページで確認するようにしてください。
1年に数回,特に長期休暇前に行われることが多いテキストセールは魅力的ではあるものの,それを待つあまり,肝心な勉強自体が滞ってしまうようでは問題です。
最近ではセールの開催自体,長期間行われないようなことも多くなってきています。
タイミングが合えばラッキーくらいに考えておきましょう。
そして,最後に語ったように,たった1冊のテキストが回り回って大きな結果につながることは忘れないでください。
ノートを別に作るのもありですが,テキストに直接書き込んでしまう方が要点を一つに集約できて便利なので,私は購入する方をおすすめします。
とにかく沢山手を動かして自分なりの感想を書き込むようにして,思い出の残る楽しいテキストを作ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。