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スタディサプリ特別講習が予備校の講習より良いところ!

「スタディサプリ特別講習」とは,大学受験生が1年という限られた時間の中で最も受験勉強に集中できる時期限定で行われるオンライン講習です↓↓

私も試しに冬期講習を取って学んでみましたが,大手予備校で行われているものと同じ目的で授業が行われていました。

休校の期間が長期にわたる夏休みや入試本番前の時期には,毎年のように「受験勉強が満足にできていないから,どこかの予備校で講習を受けた方がよいのでは」と考える受験生も出てくるものですが,そんなときは是非,このスタディサプリ特別講習も選択肢の1つに加えていただけたらと思います。

今回の記事では,本講習の特徴について説明した後で,大手予備校の講習と比較しながら,その長所についてみていくことにしましょう!

スタディサプリ特別講習について

スタディサプリ特別講習(旧LIVE)のトップ画面

「スタディサプリ特別講習」とは大学受験講座の1つですが,通常のスタティサプリとは別形態のサービスで,オンライン上で予備校の講習が受けられるサービスです。

比較的最近になって始まったものですが,その開講時期は以下のように決まっています↓↓

  • 夏期講習:7月~8月
  • 秋期講習:10月~11月
  • 冬期講習:12月~3月

いつからでも始められ,あらゆる講座が見放題になる通常のスタディサプリとは別ものですね。

なお,実際の申し込みは,開講時期の2ヶ月前を切ったあたりから開始となります。

オンラインですから定員はありません。

ちなみに,春の時期限定で1年間すべての特別講習が受けられるようになる「年間パック」の申し込みができたりもしますが,その時点で1年分の講習をスタディサプリで取ることを決められる家庭はさすがに少ないでしょう。

サービス内容についてですが,ニコニコ生放送やYouTube LIVE,AbemaTVをイメージしていただけると宜しいかと思います。

昔の予備校でよくあったサテラインやビデオ講座の類いではありません

自宅や外出先から,定時になったらパソコンまたはスマホを使ってログインし,モニター越しに熱弁を振るう講師陣の授業を受けます。

あらかじめテキストはダウンロードしておき,予習が必要な講座もありますし,私が受講したときはみんなが同時刻にセンター模試を解くようなイベントもありました。

いずれにせよ,本サービスはもともと「スタディサプリLIVE」と呼ばれていたことからもわかるように(上の画像がまさにその時代のものですが),基本リアルタイムであることに価値があります

録画して編集したものではないので,講師陣からは鬼気迫る熱さのようなものを見て感じ取れるはずです。

加えて,このスタディサプリ特別講習の特徴としては,

  • 授業の質が「特に」良い
  • コストパフォーマンスに優れる

という2点が挙げられますが,これらについては次章で他の予備校の講習と比較しながらみていきますので,ここではそもそもの「講習の存在意義」について考えてみることにしましょう!

講習は短期間で一気に学力を高めるために用いることになりますが,現段階までの学習態度を見直すきっかけにできるのが何よりの効能です。

普通に一年で合格すると仮定したときに「この時期であればここまではできるようになっておくべき」という基準をサービス側は示し,学習者側は足りないものがあればその都度補うというのが基本姿勢で,得意教科をさらに伸ばすような内容の講座もありますが主流ではありません。

例えば夏期講習の場合で考えてみると,講義では「基礎固めがのちのち効いてくる分野や科目」を扱います。

2学期ともなると入試問題を使って演習する時間を増やしたいので,そのときに基礎知識が頭に入っていなければ授業についていけなくなって困ってしまうでしょう。

思い返せば私も,夏に数学IIBの学習をするのをついつい後回しにしてしまい,秋にいきなり入試問題でベクトルやら複素数のオンパレードで大変に痛い目を見ました。

夏が「受験の天王山」と呼ばれる理由は,積み重ねが必要な科目に集中して取り組める最後の期間であるからであって,「基礎」であるからこそ,それだけ試験で使う機会が多く,その理解度が得点に大きく関わってくることになります。

より詳しくは以下の記事をどうぞ↓↓

次に秋期講習の話をしますが,この時期は,基礎学力を冬からの過去問演習につなぐ時期と言えるでしょう。

ややさじ加減が難しいのですが,教科書レベルを超えた演習問題を中心に取り組み,生徒には骨のある問題を多少時間をかけて考えてもらうようにし,より理解を深めることを目的とします。

さすがに冬ともなってしまえば,1問(または1科目)あたりにじっくり時間をかけるわけにはいかないでしょう。

応用力がどこまで身に付くかは,秋にどこまで深く考えられたかに依るといっても過言ではありません。

併せて,夏の基礎知識のところに曖昧なところがあれば,いち早くそれをできるようにしてください↓↓

最後は冬期講習ですが,できるはずの問題であっても本番で間違ってしまうことの多い単元や,他の受験生と差をつけられるような即効性のある分野を集中的に特訓します。

この時期はまるで「定期テストの1週間前」みたいなもので,それまでになんとなく学んできた知識を一気に呼び起こしては,テストで最高のパフォーマンスを発揮できる状態に(一時的であっても)持っていくために最も重要な時期です。

ですから,冬期講習で解説された内容は「あ,あのことか!」と思い出せるものでなければいけませんし,逆にそうなっていなければ,受験で良い結果を出すことは不可能でしょう。

もちろん的中問題を狙うのも一興です。

ですがもう一つ大切な役割が冬期講習にはあって,ここまで必死に頑張って来た受験生に特に起こりがちなのですが,直前期特有の精神面での崩れを支えて自信を回復させるという,目には見えない役割もあります。

夏にA判定やB判定を出していた生徒が,本番が近づくにつれて合格点が取れない状態に陥ってしまったと相談を受ければ,精神面で焦燥しきっているのではと真っ先に疑いますし,周りからの無頓着な一言(特に生徒の置かれている状況をあまり理解していない親によるもの)がきっかけで突如精神的に崩れてしまう危機と隣り合わせにあるのが,この時期の受験生です。

その場合,受験生の状況をよく分かっている人が隣に座って話を聞いてあげるだけでも見違えるくらい改善しますし,他の受験生が同じような悩みを抱えていることを知ることも復調へと繋がります。

「なんとなく塾に行っておけば(通わせておけば)安心」と感じるのも,実は精神的な安堵から来るのかもしれません。

といったわけで,講習を申し込む際は,以上で述べたような点を踏まえて慎重に決めてほしいと思いますが,スタディサプリ特別講習もこれらの条件はすべてクリアしています。

次章では先に挙げた長所について,予備校の講習を受講する場合と比較しながら考えてみることにしましょう。

 

スタディサプリ特別講習と予備校の授業を比較

先ほどスタディサプリ特別講習が優れているのは,授業の質とコスパが良いからという話をしました。

ここでは予備校と比較して,どのような点が長所なのか考えていきたいと思います。

授業の質について

実際に講師と対面して授業を受ける予備校と異なり,スタディサプリ特別講習では「ほどよい緊張感を保ちながら授業を受けられないのでは」と疑問視される方もいらっしゃるかもしれません。

ですが,それが大きな問題になるのは夏期講習の最初の時期だけです。

入試本番まで半年を切っているような状況に置かれれば,夏のはじめに「家では集中できない」などとぐずっていた生徒も自宅で真剣に勉強できるようになるのを毎年のように見てきました。

加えて,授業の質というのは教える講師の能力によって大きく左右されるものです。

私の教えているような個別指導の塾ではよくある話なのですが,普段大手の塾に行ったことがない生徒が講習期間だけピンポイントで外部の塾を利用することがあります。

その際,その予備校の内部生(普段からそこに通っている生徒)でなければ,締め切った講座以外からしか選ぶことができません。

そしてそういった「余りものの講座(講師)」の評判については,やはりそれなりのものになってしまうです。

「人気がある授業=良い授業」とは決して言い切れませんが,「人気がない=良い授業」とは,ほとんどの場合ならないでしょう。

スタディサプリを担当するのは,すでに他の大手予備校で輝かしい実績を残し,引き抜かれたトップ講師です(採用の様子も実際に見たことがありますが,どんなに学力があっても簡単に講師には採用されません)。

また担当講師の言葉は,モニター越しではありますが「本物」です。

テレビ電話に近い効果があり,特に地方の生徒であったり,時間に余裕がない受験生には大変ありがたいサービスに映るのではないでしょうか。

スタディサプリには最初に挙げたように月額1,980円のベーシックコースもあり,そちらの場合,無駄と思える部分はすべて編集でカットされていますが,特別講習の方では生徒のやる気を刺激するような雑談を意図的にしていることも多々ありましたし,授業で扱う問題はより最新の傾向を踏まえたものです。

私は当初,特別講習にあるチャット機能をオマケ程度に考えていましたが,実際に使っているスタサプ生が周りの同学年の子たちと悩みを語り合ったり励まし合ったりしているのを見てからは,「精神的にプラスになっているもんだなぁ」とその貢献度を再評価するようになりました(講師がたまにチャットの質問に答えてくれる時間も良かったです)↓↓

スタディサプリ特別講習のチャットと質問タイムの様子

コスパについて

「コスパ」と聞くと金銭面だけを考えてしまいますが,予備校や学校に通わなくて済む分,時間的にも精神的にも楽をできるのは大きいです。

ここではそういった負担の少なさも考えて「スタディサプリはコスパに優れている」と評価しています。

もちろん,まずは費用面の方から考えていきましょう!

大体,予備校の講習料金の相場(集団授業の場合です)は,

1時間あたり2,000円~3,000円

で計算します。

大体一つの講座を取ると,1.5時間(90分)の授業が5講義とかになりますので,費用は1講座15,000円~20,000円くらいになるはずです。

個別指導の教室では,講習期間中は元が取れないためマンツーマンはほぼあり得ず,一人の講師が受け持つ人数が平時よりも多くなってしまいます(もしくは料金を高くします)。

実際は交通費の他,新規の予備校に通うとなれば入会金もかかってくるでしょう。

しかも予備校によっては「冬期講習」の他に「直前講習」なども別に用意されていたり,分野が細かく設定されていて「1講座では不十分だ」と言われるわけですから,これだけ取ればOKなどという話にはなりません。

家庭の経済事情を気にして「取りたい講座があっても,全部取りたいなんて到底親には言えないんです。」と生徒が漏らしているのをみると,毎年心が痛みます。

こういった事情をすべて考慮に入れた際,スタディサプリ特別講習の受け放題セットであれば一定額で全講座が見放題になりますし,夏の基礎固め講座に始まり,2月の志望大別講座に至るまでのすべてが,人数制限も入会金もなく誰でも一律料金で受けられてしまうわけですから,金銭面での負担が少ない良いサービスだと言えるでしょう。

なお,どうしても忙しくてリアルタイムで観られない講座があっても録画放送が利用できますので,学校などの予定が急に入っても振替授業などを申し込むことなく,24時間いつでも受講することが可能なところも高評価です。

また,金銭面以外の点においても,いくら受験生だとはいえ,身だしなみに多少なりとも時間を取られますし,最近だとコロナをもらって帰ってくるリスクもあり,そうなってしまえば,エアコンが効いているメリットを打ち消すほどの大きなマイナスでしょう。

加えて,多くの人が厄介だと感じる,分厚い講座紹介のパンフレットに目を通す必要もないわけですから,時間的かつ精神的負担は少ないです。

結構,この日はこの教室でこの先生の授業を取って,次は別の教室に移動して,空いた時間は自習室を利用して,などと考えている時間が無駄な時間だったりします。

なお,2020年度はコロナにより,特別講習は昨年度の録画となっているので,先のチャット機能がなかったり,真の意味でのリアルタイム感はありません(例えばコロナ対策が話題になることはありません)。その分,受講料はグッと安くなっているので,状況に合わせて検討してください(他の予備校でも自習室に制限が設けられたりするでしょうし,罹患のリスクは高まります)。

 

まとめ

肘井学先生によるスタディサプリ特別講習の授業風景

以上,スタディサプリ特別講習の特徴と,各時期ごとに考えたいことや受講するメリットについて,予備校の講習と比較しながら解説してきましたがいかがだったでしょうか。

授業の質とコスパの両面に優れる本サービスは,金銭面にかかわらず肉体的かつ精神的な負担の少なさからも,講習を選ぶにあたって十分選択肢の1つになることがわかっていただけたかと思います。

  • 夏は基礎固め
  • 秋は応用力の養成
  • 冬は得点力とやる気アップ

というのが各時期における講習の意義であり,最新の入試情報を取り扱う講習は,やはり有意義な情報が得られる可能性も多くなるので,時間に余裕がある限り,できるだけ受講しておきたいもの。

それでは最後に,冬期特別講習における以下の動画を見ていただきたいのですが,これが優れた講師の備える言葉の力の一例です↓↓

1分にも満たない動画にもかかわらず,「頑張ろう」という気持ちが芽生えてきたのではないでしょうか。

精神論は私の好みではないですが,講習期間であればこういった助けも必要になると信じて私も授業を行っています。

スタディサプリ特別講習では早く申し込んだ方が割引になる場合もあるので,気になっている方は是非以下のページで確認してみてくださいね↓↓

普段からスタディサプリのベーシックプランで学んでいる方はblank,普段とは違う講師の熱意に圧倒され,努力でそれに応えようと思うはずです。

頑張ってください!

  • この記事を書いた人
blank

スタディサイト管理人

都内の塾運営にかかわってから,講師歴も15年以上になりました。小学生から高校生まで学校の定期テストから大学入試まで幅広く教えています。最近の関心事は「教育改革」で,塾に入ってくる情報に加え,セミナーや書籍,信頼のおける教育機関より得た情報をWebにまとめてみました。ネットを介したやり取りにはなりますが,少しでもみなさまのお役に立てたらと思います。
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