スタサプの情報I講座は共テでどこまで戦える?公式の進め方と得点力を検証

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東大院修了(農学修士)×指導歴20年|教育・Web運営専門家 さんくす

さんくす

指導歴20年。東大院修了(農学修士)。当初は教授に理解を疑われるも,異常なまでの探求心と没頭力が認められ,最後は「数年に一度の秀才」と惜しまれつつ研究室を去る。Webメディア運営10年で確固たる実績(国内最大級ASPにてトップクラスの称号)を築き,企業に忖度しない本音を発信。教育・Web運営の専門家として,最短ルートの勉強法を論理的に伝授します。詳しいプロフィールは運営者情報をご覧ください。

私はこれまでに「情報」の授業を体系的に受けた経験がほとんどありませんでした。

それでも,共通テストに「情報I」が加わった以上,今の受験生と同じ目線で「何から始めればよいのか」「スタディサプリだけでどこまで到達できるのか」を確かめてみたいと思い,今回改めて一から学んでみることにしました。

スタディサプリの情報I対策で軸になるのは,主に次の3講座です↓

スタサプ情報I おすすめ学習ルート

① 基礎固め:ベーシックレベル情報I(※ここがメイン!)
② 苦手分野の補強:高1・高2・高3 情報I<プログラミング編>(※Pythonの基礎〜発展)
③ 実戦演習:共通テスト対策講座 情報I

実際,公式の学習プランでも,高3の4月からまずベーシックレベル情報Iで全分野の土台を固め,夏以降に共通テスト対策講座で出題形式を把握し,秋以降に問題集やプログラミング編で実戦力を高める流れが示されていました。

そこで当記事では,まず公式テキストを基に各講座の役割を整理し,その上で私が実際にベーシックレベル情報Iを中心に学んだ後,試作問題と2025年の共通テスト本試験を解いて,どの程度まで得点できたのかを検証していきます。

スタディサプリの情報I講座は3段階で使い分ける

スタディサプリの情報講座一覧

スタディサプリで共通テストの情報I対策に使える講座は以下の3つです↓

  1. ベーシックレベル情報I(全47講義)
  2. 高1・高2・高3 情報I<プログラミング編>(全48講義)
  3. 共通テスト対策講座 情報I(全5講義)

この3つは似ているようで役割がかなり違います。

順番を間違えると遠回りになりかねないので,最初に全体像を押さえておきましょう。

① ベーシックレベル情報Iは,全分野の土台を作るメイン講座

ベーシックレベル情報Iは,「情報Iを初めて学ぶ人」や「基礎から学び直したい人」を対象にした講座です。

各PARTは「要点整理」「実践問題」「確認テスト」で構成され,前半部分(1〜5講)を武善紀之先生が,後半部分(6〜9講)を安藤昇先生が担当します↓

スタディサプリの要点整理の様子

講義の構成と内容

  • 要点整理:重要事項や考え方の土台をインプットするパート。初学者は,ここで用語や仕組みの全体像を掴む。
  • 実践問題:講師が安藤先生に変わる第6講以降は,あらかじめ問題文を読んで軽く解いておくのが良い。思考力を問う(考えさせられる)問題が多く,表を作る問題などは要点整理の動画の知識だけでは解くのが困難なものもあるので,その場合は解説を聞くだけでも構わない。
  • 確認テスト:授業で扱った内容の復習。授業では扱わないので自力で正答率100%を目指す。

予習は基本不要,テキストは重要事項を穴埋めしながら使う形式で,授業を受けつつ整理し,復習時に見直しやすい設計です。

つまり,まずこの講座で全分野を一通り学び,知識の抜けや理解不足を減らしていくのが基本ルートとなります↓

ベーシックレベル情報Iの目次例

それぞれでどのような内容を学べるかについて簡単に述べたものが以下で,カッコ内に示した数字は講義数です↓

  1. 情報社会と問題解決(6):情報モラルや累積グラフ,対照実験やCCライセンスなどについて学ぶ。中でも著作権については隣接権などを細かく覚える必要あり。
  2. メディアとコミュニケーション(2):1次情報やクロスチェックの他,うわさの基本法則やサイバーカスケードについても言及される。国語の学習に近いところもあるが,用語を覚えるための時間が必要。
  3. 情報のデジタル化(8):離散的なデジタルと連続的なアナログの区別,BYTEとbitの違い,2進法の数え方やCD音源,画像などについて学ぶ。動画のデータ量が大きくなる理由についても納得できるはず。
  4. 情報デザイン(4):構造化する問題が出てくるが,そのためには論理的な思考力が必要。人間がミスをする生き物であることを前提とした設計「シグニファイア」が登場し,Webサイトの制作経験があると理解しやすい。
  5. ハードウェアとソフトウェア(5):発展事項を多く扱うため内容は難しめ。半加算回路や補数の概念を用いた計算,小数の2進法やバグに繋がるオーバーフローなどを学ぶ。
  6. アルゴリズムとプログラミング(8):これぞ情報の授業といった内容でプログラミングの解説が中心。micro:bitの説明から始まり,後半ではint関数やstr関数,Pythonの書き方ルールなども扱う。ここで一気に負荷が上がる人は多いはず。
  7. モデル化とシミュレーション(3):動的モデルや質的モデル,エージェントシミュレーションなどの定義について学ぶ。表計算ソフトを使っての相対参照や絶対参照の知識は実生活においても役立つ。
  8. 情報通信ネットワーク(7):httpやファイヤーウォール,ホワイトリストや公開鍵にデジタル署名,射影や選択などについて学ぶ。
  9. データの活用(4):統計学的な内容が中心。相関CORREL関数や単回帰分析,仮説検定,5%有意などが登場する。講義時間は短め。

共通テストは情報Iのどの分野からも出題されうるため,特定の単元だけをつまみ食いするより,最初に全体に目を通す方が,後の伸びが安定します。

ちなみに武善先生は公式テキストで,

情報Iは他教科と比べると比較的単元の独立性が高いため,講の順番を無視して興味のわいた単元から見るのもアリです。

と語っています。

さんくす
さんくす
そのため,完璧に順番通りでなくても構いませんが,受験対策としては最後まで一周することを優先した方が安全です。

 

② プログラミング編は,苦手の補強と高得点狙いに向く

高1・高2・高3情報Iプログラミング編の内容

情報I<プログラミング編>は,Pythonを用いてプログラミングを学ぶ講座です。

講座全体を通して,基礎から共通テストレベルまでのプログラミングを理解し,自分でプログラムを作成する力を伸ばすことが目的とされています。

さんくす
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先のベーシックレベル講座の第6講(プログラミング)で理解不足や不安を感じた方は,こちらで完成させると思っておくのが良いです。

レベルは初級・中級・上級の3段階に分かれており,初級はゼロから学びたい人向けです↓

プログラミング編の確認テストとその解説

一方で,ベーシックレベル情報Iや学校の授業で基礎的なプログラミングを理解している人は,中級から始めることも想定されています(予習が必要)↓

中級編の例題の例

この位置づけから考えると,本講座は「情報I全体の入り口」ではなく,「プログラミング分野の不安を埋める講座」と捉えるのが自然です。

共通テストで高得点を安定させたい人や,アルゴリズム系の問題で手が止まりやすい人には,かなり相性がよいはずです。

高1・高2・高3 情報Iの3段階

  • 初級編(14):プログラミングの基礎知識(演算の仕方やif・while文など)を学ぶ。
  • 中級編(19):基礎知識を組み合わせて解く問題が中心。ベーシックレベルを終えていれば,いきなり中級編から始めるのもあり。
  • 上級編(15):難問を解くための思考力を育むための講義。長文の問題をどのようにプログラムに落とし込むかを学ぶ。

 

③共通テスト対策講座は,形式慣れと時間配分の確認用

共通テスト対策講座 情報Iは,共テで情報Iを受験するすべての受験生向けの講座で,試作問題の解説を通して学習を見通すことを目的としています。

受講対象も「情報Iの全分野を一通り学び,これから共通テスト対策を始めようとする人」とされており,基礎が怪しい場合は先に教科書や通年講座で学んでから使うようにしてください。

さらに,この講座では動画を見る前にテキストの問題を解き,できれば本番のつもりで時間を測って通しで解くように指示されています。

つまり,共通テスト対策講座は「知識を初めて入れる講座」ではなく,「本番形式に触れながら,自分に足りないものを見つける講座」です。

他教科を含め,共通テスト対策講座は以下の記事で詳しく扱っています↓

 

 

情報Iは,まずベーシックレベルを一周してから実戦に移る

ベーシックレベル情報Iの全47講義を終えた画面のスクリーンショット

情報Iを初めて学ぶ場合,まずはベーシックレベル情報Iにあるすべての講義(全47講)を視聴してください。

これが土台になります。

公式テキストでは「予習は基本的に不要」と指示され,「要点整理」と「実践問題」の動画で学び,最後に確認テストで復習する流れです。

ただし,「予習不要」は「受け身でただ眺めていればよい」という意味ではありません。

特に情報Iは,用語の理解だけでなく,表や図を読み取る力,処理の流れを追う力,条件を整理する力が問われます。

動画を見ながら,わからない箇所で止める,確認テストで曖昧な単元を洗い出す,必要な用語は短くメモに残す,といった能動的な受け方をした方が定着は明らかに良くなります。

さんくす
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なお,私は今回,短期間の学習を想定していたこともあり,テキストをほぼ使わずに進めました。スマホ中心で進めたい人は動画+確認テストだけでも学習自体は可能ですが,知識を後で見返しやすくするという意味では,テキストや簡単なまとめノートがあった方が安定します。

 

 

学習期間の目安は,初学者なら2~4週間とするのが無難

今回,私は1.5倍速を交えながら短期間でベーシックレベル情報Iを一周しました。

1時間かけて一気に3講義くらいを視聴しましたが,これは読解力や数学的な処理にある程度慣れていたこと,Webやコンピュータ周りの語彙に多少馴染みがあったことも影響しています。

そのため,学習期間の目安は次のように考えるのが現実的です↓

  • かなり速く進める場合:1~2週間
  • 標準的な進め方:2~4週間
  • プログラミングや2進法に苦手意識が強い場合:1ヶ月前後

大切なのは,講義を早く見終えること自体ではなく,確認テストで抜けがないか把握しながら前に進むことです↓

ベーシックレベル情報Iの確認テストの例

学ぶ際のコツですが,以下のような工夫が他に考えられました↓

  • 動画を止めて納得いくまで考える
  • テキストにこだわりすぎず,動画と確認テストを優先する
  • ノートに質問形式でまとめる

疑問が浮かんだ際など,必要に応じて動画を止めて考えるようにしてください。

出てきた専門用語についてはまとめノートを作っておくべきで,確認問題の質問を逆に用いて,例えば「VDT症候群とは何か」といった質問形式でまとめておくことをお勧めします。

本番前にそのノートを読みさえすれば,必要な用語の意味を高速で思い出せるでしょう。

 

 

ベーシックレベルだけでも土台はかなり作れるが,差がつくのは思考系の単元

安藤昇先生によるコミカルな解説シーン

実際に受講して感じたのは,情報Iは単なる暗記科目ではなく,知識と読解と処理力が混ざった科目だということです。

たとえば,ネットワークや情報モラル,データの表し方などの分野は,講義を通してかなり整理できました。

一方で,プログラミング,2進法,統計的なデータ処理は,知識を聞いて理解したつもりでも,問題を解くとなると急に手が止まりやすい分野です。

この差は,講座の良し悪しというより,受講者側の土台にも左右されます。

英語が得意な人は用語の意味をつかみやすく,数学に強い人は2進法や統計処理に入りやすいでしょう。

さんくす
さんくす
例えば,CUIはCharacter User Interfaceの略ですが,英語でCharacterが「文字」を意味することを知っていたり,LANをみてすぐにLocal area networkなどと英語で言えるようになれば,そう簡単には忘れないでしょうし,情報の問題の中には読解力だけで解ける問題が少なくありませんでした。

逆に言えば,ベーシックレベル情報Iは,全体像をつかむにはかなり有効ですが,それだけで誰でも同じように高得点へ届くわけではないということです。

高得点を分けるのは,後半の思考系単元をどこまで自力で処理できるかで,幼少期にロボット教室に通ったり,Pythonでプログラミングを書いたり,Excel処理に慣れていたりする経験が生きてきます。

 

 

ベーシック中心の学習で,共通テストにどこまで届くのか

ここからは,私が実際にどこまで解けたのかを見ていきます。

使ったのは,大学入試センター公表の試作問題と,2025年の共通テスト本試験です。

ダウンロード方法に関しては以下の記事を参考にしてください↓

スタサプで大学の過去問はダウンロードできる?無料の入手方法を解説

今回はスタディサプリを使っている受験生が,大学の過去問をどう入手すればよいかについてまとめます。 かつてはスタサプ内からダウンロードできた時期もありましたが,現在のスタディサプリ内では,共通テストや大学個別試験の過去問を ...

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なお,今回の検証には条件があります。

時間制限は設けず,まずは「知識と理解だけでどこまで到達できるか」を確かめることを優先しました。

本来であれば60分で解く必要がありますが,ここで見たいのは「本番そのままの得点」ではありません。

ベーシックレベル情報Iを軸に学んだ状態で,問題文を読み,考え,解き切るだけの土台がどこまで作れるのかを確認するための検証です。

この前提で解いてみると,知識だけで完結する問題はもちろん,読解や表の処理が中心の問題でもかなり対応できました。

一方で,最後まで不安が残ったのは,やはりプログラミング系の問題でした。

ここはベーシックレベルだけで押し切るより,プログラミング編や追加演習で補強した方が安定するように感じました。

早速サンプル問題から解いてみましょう!

① サンプル問題を解いた結果

文科省が公表した情報のサンプル問題

今回解いたサンプル問題は大問3つの構成でした(※後発の試作問題や本番は大問4つ構成です)。

第1問

情報にまつわるインターネットやクラウドサービスなどの仕組みの特性について知っておけば正解できる問題でした。

伝えたい内容を表現するための図を正しく選ぶ問題や,デジタル化にまつわる知識が問われていますが,これらはどちらもスタディサプリで学んだこと(第2~第3講が中心)です。

問4で1問間違えてしまいましたが,これは文章を読んで解釈するところを誤解したためで,この種の読み違いは,知識不足というより問題文処理の精度に関わるため,過去問演習を通して慣れていくしかないと感じました。

その他,2進法の問題に関しては,計算を伴う問題が多く出題されることが予想できたので,演習量を積んでおく必要があるとわかった他,専門用語についてはより深く理解しておく必要があるように感じました。

結果:12問中11問正解

第2問

プログラミングの話題が中心です。

情報の授業を受けていて感じたのは難しい項目がはっきりしているということで,私は2進法・プログラミング・統計にまつわるデータ処理の3つが特に難しいと感じられました。

中でもプログラミングが最も難しく,今回の問題を解いていて,文章を理解するのに時間がかかっただけでなく,どれだけ時間をかけようとも最後まで自信が持てない問題があることがわかったのは収穫でした。

さんくす
さんくす
この状態を解消しようと思えば,やはりスタサプのプログラミング編の受講が必要でしょう。

得てしてそのような問題は間違っていることが多いもので,本番においても,何となくこれだろうと選んだものは大体不正解になっています。

スタディサプリの授業ではprintやifにwhileなど,指示内容も英語で書かれていましたが,サンプル問題は日本語で書かれているという違いがあり,他は,添え字が「添字」と表記されていたことくらいです。

馴染みのない「//,==,%」といった表記は見られず,スタディサプリ講座の知識だけで十分太刀打ちできる内容でした。

とはいえ,思考力を要する初見問題が大半なために解くのに時間を要し,間違えた考えを持つ生徒が行ったプログラミング結果を再現する問題では,そのときの思考経路を読み取るのが難しかったです。

結論としては,スタディサプリの第6講で学んだような内容をもっと演習する必要があるように感じました。

とはいえ,大体2択までは自信をもって絞り込むことができ,悩んだ割に結果は良好でした。問題の傾向としては,数学の共通テストと同様,後の問題になるほど難しくなるようです。

結果:17問中16問正解

第3問

ヒストグラムや回帰直線の問題で,統計にまつわるものが中心でした。

ここまで来ると,数学の問題と被るところが多いと感じざるを得ません。

極めつけは小数計算をする必要があったところで,例えば

  • 2.20-(0.0080×384.2-1.4307)=?

のような計算を解く際,計算力のある人は時間に余裕が生まれやすく,実際の得点は高くなりそうです。

グラフの読み取りでは読解力も問われましたが,こちらも数学のものと似ています。

全問を通して1問だけどちらか迷ったものがあったものの,それをもし間違えてしまっても90点を超える出来だったので,スタディサプリのベーシックレベル情報Iの講座を視聴するだけでも,共テで高得点は十分に狙えるとわかりました

結果:10問中10問正解

 

② 2025年の本試験を解いて感じたこと

2025年の共通テスト情報Iは,いわゆる用語暗記だけで押し切れる試験ではありませんでした。

知識問題の比率はそこまで高くなく,問題文を読みながら条件を整理し,処理の流れを追って答える力がかなり求められました。

スタディサプリで解説された知識だけで解ける問題は,以下の7点分となります↓

知識問題とスタサプの該当範囲

  • 第1問の問1ア(2点):デジタル署名についての記述は第8講のPART5に登場。
  • 第1問の問1イ(2点):128ビットのIPアドレスが利用されるようになった理由は,第8講のPART2でIPv6とIPv4の比較を通して学べる。
  • 第4問の問1アとイ(3点):第9講のPART1で量的データと質的データを学べば,4つの選択肢の意味の違いが明確になる。

とはいえ,第1問の問3では第8講の情報管理システムの話が役に立ちましたし,第3問では第6講のところで学んだ知識なしでは太刀打ちできなかったでしょう。

その意味で,ベーシックレベル情報Iは「知識の入り口」として有効ですが,得点を安定させるにはもう一歩先が必要だと感じました。

特にプログラミング分野では,講義内容を知っているだけでなく,初見の設定を読み解き,自分の頭で追いかける練習が欠かせません。

実際に私が解いた結果が以下の表で,答えに迷ったものはすべて不正解と処理しても,結果は9割超え(91点/100点)となりました↓

問題番号得点率間違えたもの
第1問20/20点なし
第2問25/30点Aの問4キ,Bの問3タ
第3問23/25点問2ク
第4問23/25点問3キ

これは時間無制限で解いたことに加え,もともとの読解力や数学力,コンピュータ周りへの慣れが助けになった面もあります。

したがって,この記事から言えるのは「ベーシックレベルだけで誰でも9割取れる」ではなく,ベーシックを軸にすれば,共通テストで高得点を狙うための土台は十分に作れるということです。

さんくす
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そして,その土台を本番で使える得点力へ変えるのが,共通テスト対策講座とプログラミング編の役割だと感じました。

その他教科を含めて実際の解き方をもっと知りたい方は以下の記事を読んでみてください↓

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まとめ:スタサプ情報Iは強いが,9割を安定させるには順番が大切

以上,スタディサプリの情報I講座の役割と,ベーシックレベル情報Iを中心に学んだ上で共通テストにどこまで対応できるのかを検証してきました。

結論として,スタサプの情報I対策はかなり使いやすいです。

特に,どこから手をつければよいかわからない初学者にとって,ベーシックレベル情報Iは全分野を一通り整理するための入り口として機能します。

ただし,高得点を安定させるには順番が重要で,おすすめの流れは以下の通りです↓

  1. まずはベーシックレベル情報Iで全分野を一周する
  2. 次に共通テスト対策講座で出題形式と時間感覚を掴む
  3. プログラミングが弱ければ,情報I<プログラミング編>で補強する
  4. 最後に問題集や過去問で実戦力を固める

今回の検証では,ベーシック中心の学習でもかなり高い到達点が見えました。

時間に制限こそ設けなかったものの,他に教科書を読んだり参考書を解いたりすることなしに9割以上正解でき,その状態に至るまでの学習時間は1週間(20時間)程度だったという事実は,これからスタディサプリで情報を学ぼうと考えている方には大きな朗報となったのではないでしょうか。

一方で,得点差がつきやすいのは,プログラミング,2進法,データ処理のような思考系の分野です。

ここで手が止まりやすい人は,「自分には向いていない」と決めつけるのではなく,追加演習の量が足りていないだけだと考えた方がよいでしょう。

情報は新設科目だから特殊なのではありません。

むしろ,読解力,数学的な処理力,日常のICT経験がそのまま得点に反映されやすい科目です。

スタディサプリをうまく使えば,その土台作りから実戦まで,かなりきれいに接続できます。

これから新規で使う方は,キャンペーンコードの記事を確認してから始めるようにしてください↓

スタディサプリのキャンペーンコードが記載された関係者用カード
【2026年最新】スタディサプリのキャンペーンコード一覧!全講座の配布状況

当サイトでは2017年から,スタディサプリのキャンペーンコードや入会特典の状況を継続的に確認しています。 なお,スタディサプリは,小中高生向け講座と社会人向けのENGLISHで,実施時期や特典内容が大きく異なります。 そ ...

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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