【公立中3生向け】スタディサプリを使った高校受験の年間学習スケジュール

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東大院修了(農学修士)×指導歴20年|教育・Web運営専門家 さんくす

さんくす

指導歴20年。東大院修了(農学修士)。当初は教授に理解を疑われるも,異常なまでの探求心と没頭力が認められ,最後は「数年に一度の秀才」と惜しまれつつ研究室を去る。Webメディア運営10年で確固たる実績(国内最大級ASPにてトップクラスの称号)を築き,企業に忖度しない本音を発信。教育・Web運営の専門家として,最短ルートの勉強法を論理的に伝授します。詳しいプロフィールは運営者情報をご覧ください。

今回ですが,公立中学校に通うスタサプ生が,中3の1年間を通してどのように高校受験の勉強を進めていくべきかを,年間スケジュールの形でまとめます。

これは,私が長年塾で指導してきた学習計画をベースに,スタディサプリを使って実践しやすい形に整理したものです。

春休みから入試本番まで,時期ごとに何を優先し,どの講座をどのように使うべきかを,全体地図として確認していきましょう。

公立中3生の年間学習スケジュール(全体像)

公立中学校に通う中3生にとって,この1年は「日々の学校生活」と「高校受験対策」を両立させる時期です。

スタディサプリ公式でも,中3向けに年間の大まかな学習スケジュールが示されています↓

受験対策講座の利用時期の目安

以下では,その流れを踏まえつつ,公立中3生が実際に動きやすいよう,私が塾で行っている進め方に沿ってさらに細かく整理していきます。

高校受験は,1年間本気で頑張るだけでも十分に大きな成果(逆転合格)を手にすることができます。

とはいえ,時期ごとに「何を優先して学ぶべきか」は明確に決まっています。

以下の学習目標の表をベースに,1年間の見通しを立ててみましょう↓

時期英語数学国語理科&社会
春休み中1&中2文法復習中1&中2復習基礎読解中1&中2復習
1学期前半中3文法予習
基礎英文読解
単語ノートの作成
英検受験
中3前半部の予習
計算力強化
基礎問題演習学校の復習
定期テスト対策
1学期後半定期テスト対策
構造分析
定期テスト対策
中3前半部の復習
定期テスト対策
問題解法の習得
定期テスト対策
基礎知識の暗記
夏休みリスニング演習
長文・苦手分野演習
苦手分野の演習
図形と関数の演習
標準問題演習苦手分野の復習
中3範囲の予習
2学期受験対策講座
長文・リスニング演習
中3全範囲完了
受験対策講座
受験対策講座未習範囲の完了
受験対策講座
冬休み予想問題・過去問
苦手・得意分野演習
予想問題・過去問
苦手・得意分野演習
予想問題・過去問
苦手・得意分野演習
予想問題・過去問
苦手・得意分野演習
入試直前過去問演習
総復習(暗記)
過去問演習
総復習
過去問演習
総復習
過去問演習
総復習(暗記)

次章からは,この表に沿って「時期ごとにスタディサプリのどの講座を使えばよいか」「どのような勉強を優先すべきか」を詳しく解説していきます。

スタサプと併用すべき市販の参考書については,以下の記事を参考にしてください↓

カーネル02:最短攻略マップ
【高校受験の学習計画】志望校合格から逆算する勉強スケジュールと「最短攻略マップ」

オンライン教育が当たり前になり,教育改革が加速する現代において,志望校合格という目的地に到達するために必要なのは,根性論ではなく「現在地とゴールを繋ぐ正確な学習計画(ナビゲーション)」です。 当サイトが提唱する「一生モノ ...

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春休みの学習目標:基礎の総点検

春休みは短いですが,高校受験の良いスタートを切るためには「現在の実力と弱点を知ること」が最も重要です。

▶スタサプの活用法

英・数・国の主要3教科を中心に,スタディサプリの「中1・2総復習」または「英検対策講座」を使って,これまでの学習範囲に抜け漏れがないかを確認しましょう。

さんくす
さんくす
実力診断の詳しいやり方や,判定の基準については以下の記事にまとめています。本格的な受験勉強に入る前に必ず読んでおいてください。
スタディサプリ高校受験対策講座の使い方!総復習から過去問演習までの進め方

高校受験では,中学校3年間の学習内容をどれだけ早く整理し,入試形式の問題までつなげられるかが大切です。 スタディサプリ中学講座は,中1・中2内容の学び直しから,中3向けの受験対策講座,さらに英語の補強や過去問演習前の準備 ...

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多くの方は一通り解くだけでは基礎が不十分なはずです。

弱点が見つかったら,春休みのうちに「授業対策講座(通年講座)」に戻ってやり直しておくことが大切です。

理科・社会についても時間があれば総復習を行いますが,英数の基礎固めを最優先としてください。

 

 

1学期前半の学習目標:英数の予習とペースメイク

1学期が始まったら,英語と数学は学校の授業よりも早めに進める「予習中心」のスタイルを作り,GWまでに日々の学習ペースを掴みましょう。

▶スタサプの活用法

  • 英語:「中3英語(共通版)」で中3の文法範囲をできるだけ進めるようにします。同時に,英検3級または準2級の取得に向けて「英検対策講座」も並行させましょう。
  • 数学:「中3数学」を使って,学校の授業より少し先をスタサプで予習し,少なくとも1学期の中盤以降は「学校の授業が復習になる」状態を作りたいところです。それにより,学校の授業をより理解しやすくなります。
  • 国語&理社:国語は「中3国語(共通版)」を一定のペースで進めます。理社は学校の授業の復習用としてスタサプを活用してください。

なお,この時期から英語の「リスニング・リーディング講座」にも触れておくと,長文に対する抵抗感が薄れます。

読めなかった文や知らない単語をノートに書き出して,自分だけの「例文集(単語ノート)」を作る習慣をつけましょう。

 

 

1学期後半の学習目標:内申点対策に専念

公立の中学3年生にとって,1学期末や2学期の定期テストは内申点に直結する重要な試験です。

この時期は受験勉強の比重をいったん下げ,科目に関係なく定期テスト対策を最優先にしてください。

ただし,英単語・漢字・リスニングのように短時間で継続できるものまで完全に止める必要はありません。

毎日少しでも続けておくと,夏休み以降の勉強が楽になります。

▶スタサプの活用法

スタディサプリの「定期テスト対策講座」を活用し,厳選予想問題などで出題傾向を掴みます。

スタディサプリ中学講座の定期テスト対策講座の使い方とテスト前の勉強法を紹介するアイキャッチ画像
スタディサプリの定期テスト対策講座の使い方!テスト前の勉強法

今回は,スタディサプリ中学講座の「定期テスト対策講座」の使い方について解説します。 定期テストの成績は内申点に直結しやすく,次の学習への自信にもつながるため,中学生にとって非常に重要です。 成績が良いと自信がつき,自然と ...

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もちろん,学校の教科書とワークを念入りに行うことが大前提です。

 

 

夏休みの学習目標:弱点克服と理社の予習

夏休みは,まとまった時間を取って高校受験のための勉強ができる最も重要な時期です。

毎年多くの生徒がここで偏差値を大きく伸ばします。

▶スタサプの活用法

  • 英語:家で長時間学べることを生かし,「リスニング・リーディング講座」の演習を本格化させます。また,この時期にリスニングのディクテーション(書き取り)を徹底すると,文法やスペルの力も同時に鍛えられます。
  • 数学:数学はスタサプの「中1・2総復習」などで基本を再確認しつつ,市販の問題集を使ってテスト形式の実戦演習(手を動かして解く訓練)を積んでください。図形や関数などの重要単元を強化します。
  • 理社:苦手分野の復習を最優先にしつつ,中3の全範囲(未習範囲)をスタサプで予習してしまうことを強くおすすめします。秋になってから理社を開始しても間に合わないことがあるため,2学期内容までの予習は夏に完了させましょう。
ディクテーションのやり方と英語の聞き取り力を伸ばす勉強法
【指導経験20年】ディクテーションのやり方!「ただ書き取るだけ」を防ぐ5つの手順

今回は,英語の勉強法の中でも,リスニング力を中心に総合的な英語力を鍛えやすい「ディクテーションのやり方」について解説します。 ディクテーションとは,聞こえてきた英語を書き取るトレーニングです。 一見するとリスニングだけの ...

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2学期の学習目標:受験対策講座と実戦演習

2学期になると,教室の雰囲気も一気に受験モードに変わります。ここからは「制限時間」を意識した実戦的な演習が中心となります。

▶スタサプの活用法

いよいよスタディサプリの「受験対策講座」を本格的に使い始めます。

  • 英語&数学:受験対策講座のメイン講義を進めながら,並行して市販の長文問題集や数学の実戦問題集を解き進めます。
  • 国語:「受験対策講座」で実戦力を養いつつ,月に数回は「作文(記述)」を書いて学校の先生または生成AIに添削してもらいましょう。
  • 理社:未習範囲があれば最優先で終わらせ,その後は受験対策講座で練習あるのみです。

また,Vもぎなどの「外部模試」を積極的に受験し,テスト会場の雰囲気に慣れたり,自分の現在地(偏差値)を客観的に把握したりすることも重要です。

さんくす
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受験勉強に焦りが生じる時期ですが,2学期の定期テスト期間中は必ず「定期テスト対策(内申点確保)」に専念してください。

 

 

冬休み以降の学習目標:過去問演習と総仕上げ

冬休みは中3生にとって最後の長期休暇です。

体調管理に気をつけつつ,本番の得点力を磨きましょう。

▶スタサプの活用法

この時期は,スタディサプリの「入試直前演習」や,別途用意した「志望校や他校の過去問」を使った演習がメインになります。

制限時間を本番より少し短く設定したり,採点方法を工夫したりすることで,本番での時間配分や見直しの戦略を練っていきます。

さんくす
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過去問演習の効果を最大化する「青ペン採点術」や「他校の過去問活用法」など,直前期の具体的なテクニックについては以下の記事で詳しく解説しています。
スタディサプリ高校受験対策講座の使い方!総復習から過去問演習までの進め方

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演習を通して苦手分野が見つかったら,すぐにスタサプの授業対策講座に戻って復習しましょう。

公立高校の入試では,理社などの暗記科目が直前まで伸び続けます。

試験前には素早くノートやテキストを見返して,必要な知識をすべて思い出した状態で本番を迎えるようにしてください。

以下で紹介している「A4まとめマップ」も便利です↓

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まとめ

以上,公立中学校に通うスタサプ生が,中3の1年間をどのように学んで過ごすべきかについてのまとめでした。

重要なポイントは以下の通りです↓

  • 春:「中1・2総復習」や「英検対策講座」で実力を点検する
  • 夏:英数の実戦演習と,理社の先取り予習を完了させる
  • 秋:「受験対策講座」を開始し,模試で実力を測る
  • 冬:「過去問演習」で時間内に解く練習をし,暗記科目の知識を詰め込む
  • 通年:定期テストの期間中は内申点対策に専念

スタディサプリの講座を上手く活用しつつ,不足する演習量は市販の問題集で補う。

そして最後に過去問をどれだけ実戦に近い形でこなせるかが勝利の鍵です。

塾に通ったとしても,概ね当記事で紹介したのと同じペースで学習カリキュラムが組まれることがほとんどです。

「いま自分は何をすべき時期なのか」という全体地図を常に意識しながら,中学3年生の1年間を有意義に過ごしてください。

みなさんの合格を応援しています!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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