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スタディサプリで共通テスト対策!周りと差がつく独自講座

2021年1月に初回が行われた「大学入学共通テスト」ですが,一体どのように対策をしていけばよいのでしょうか。

まだまだデータが少ないこともあり,試験が近づくにつれて不安も大きくなってくることと思います。

ですが,それはどんな受験生にとっても同じことです。

ならば,いち早くその状態から抜け出しては最も役立つと思われる対策に時間を使い,周りの受験生との差を広げていきませんか。

そこで表題のスタディサプリの話になるわけですが,通常の講座の他に,共通テスト専用の対策講座も当然用意されています

本記事を通してそれらの概要について学び,試験本番に対する不安を減らしていただけたら幸いです。

スタディサプリを使った共通テスト対策について

スタディサプリの年間プランと共通テスト対策講座に取り組む時期

通年講座

スタディサプリで共通テスト対策をしようと考えた際,一番実践的なものは,それ専用の対策講座であることに間違いはありません。

とはいえ,基礎知識が頭に入っていない状態でいきなり受講しても,それは赤ちゃんに大人用の食事を与えるようなもの。

無理に欲張っても,思うような結果は得られないでしょう。

あらゆる入試問題に対して言うことができますが,弱点分野や未習範囲がある科目では,マーク式のテストであっても,まず正解できません。

特に共通テストでは,具体的な数字を1桁目からマークしていくものや考えられうる全通りが選択肢になっているような問題もあるため,単純な4択問題(25%の確率で正解できるもの)ではないわけです。

ゆえに,問題に出てくる用語の多くに見覚えがある状態に達するまでは,スタディサプリの通年講座から始めるようにしてください

例えば,「高3スタンダードレベル英語」などと呼ばれるような講座がそれにあたります。

このときの予習はほぼ全ての講座で必須となっていると思うので,必ず手を動かしてやってみるようにしましょう。

こういった指示は,各講座のページ(左)やテキストの最初のところ(右)で確認できるので,自分勝手に進めることのないようにしてください↓

紹介動画やテキストにある勉強の仕方に対する指示の例

 

共通テスト対策講座

さて,肝心の共通テスト対策講座ですが,通年講座のように数十講義も用意されているわけではありません。

各講座につき約5講義(3~10講義)で,重要ポイントがすっきりとまとめられています

逆に言えば,同じことを繰り返し説明したり,無視してよい知識はありません。

各講義からなるべく多くを学び取ろうという姿勢で受講するようにしてください。

動画の内容ですが,本番でどのような問題が出題され,どのように解いていけばよいかを,「問題形式の理解」と「実践演習」の2つを通して学んでいきましょう!

なお,演習においては,試行調査の問題やマーク式問題が主体の私大過去問から,共通テストで出てもおかしくない思考力を問う良問を選んできて,それを使う場合もあります。

そして,もう1つ大切なことですが,講座を受けたらそれで終わりではありません

やり方を学んだあとは,「わかった状態」を「できる状態」に変える練習が必要です。

この作業は完全に自分1人で行う作業となりますが,このとき演習する教材の指示だったり,市販の問題集を講義内で勧められることもあります。

まだまだ開始になってから日の浅い共通テストなだけに,基本的には演習量が足りなくなるもので,そのようなときこそ「センター試験」の出番です。

廃止になったとはいえ,センター試験の過去問は共通テスト対策として大いに役立ちます。

大学入学共通テストとは?センター試験と何が違うのを読んでいただくとわかりますが,共通テストはあくまでセンター試験をさらに発展させたものであり,全くの別物ではありません

実際,私は第1回目の共通テストをスタディサプリの講座だけを視聴した状態で受けてみましたが,これまでのセンター試験と変わらず,9割の得点率を下回ることはありませんでした↓

ちなみに,コンスタントに9割が取れる実力が付いた先の勉強については,対策でどうこうなるレベルではありません。

試験時間を半分にして解いたり,大学院入試の問題を解くなどして,ようやく10割が目指せるのです(ここまで来ると才能も無視できません)。

そのため,スタディサプリの共通テスト対策講座においても,「マーク式の模試で9割以上取れる科目については受講する必要はない」といった指示があるくらいです。

ちなみに,9割レベルに達した生徒は,問題と解答さえあれば「この問題はこう考えるべきだった」などと自己解決できるわけですから,どうしてその答えになるかを自力で説明できるようにすることこそが,そのレベルの受験生に必要な対策だと言えます。

もっとも,多くの方はそうではないわけで,これからの頑張りで大いに成績が上がる可能性を秘めているわけです。

それでは次章から,スタディサプリの対策講座について,科目別にみていくことにしましょう!

 

 

スタディサプリの共通テスト対策講座の紹介

スタディサプリでは全教科において,共通テスト対策講座が用意されています。

数にして全19講座がありますが,ここでは各講座の特徴について簡単にまとめてみましょう。

なお,担当講師について知りたい方は,スタディサプリの講師紹介!気になる先生を見つけようをお読みください。

英語

共通テスト対策講座英語のリスニング編

英語の共通テスト対策講座はリーディング編とリスニング編の2つに分かれ,6~7講義が存在します。

担当はどちらも肘井学先生。

予習はリスニング編では必要ありませんが,リーディング編では毎回1時間弱かけて行いましょう。

肘井先生の授業の特徴は,予復習で何をすべきかが明確化されていることで,スラッシュリーディングによる文構造の把握や単語リストの暗唱,さらには音読を含む復習指導は個人的に大賛成です。

本番通り,リーディング編では第1問目から英文を読まされることになり,講義が進むほどに問題の難易度も上がっていきますが,付いていきさえすれば大丈夫なので頑張りましょう!

 

数学

スタディサプリ共通テスト対策講座数学IIBの講義風景

数学はIAとIIBの講座があり,どちらも山内恵介先生が担当します。

予習は必要で,事前にテキストの問題を解いておくことに加え,センター数学対策講座を受講しておくことが推奨されており(このこともまた,センターと共通テストの関連性を示唆するものだと言えるでしょう),IAが10講義,IIBは8講義です。

センター試験でも誘導問題は見られましたが,共通テストではさらにもう1段上の誘導となり,その土台作りにセンター数学対策講座が利用できます。

扱うテーマは,関数や微積,確率やベクトルなどの重要な単元ごとに講義が行われた後は,大問ごとの対策となり,主に思考力を問う問題を使った演習が可能です。

解答は詳しいものがテキストに載っているので心配ありません↓

スタディサプリ数学IA共通テスト対策講座のテキスト

1講義あたり1時間程度の動画が用意されていますが,問題を解く時間や復習の時間がこれに加わるので,全部で2時間の学習時間は確保しておきましょう。

講義の中で山内先生は,ただ問題を解いて見せるだけでなく,出題の背景に関する説明も十分に時間をかけて行ってくれますので,本講座で培った解き方を本番で応用することは十分に可能です。

「問題設定や条件を理解する→誘導の流れとマーク欄に合わせて解答する」といった手順に慣れると,自然と解くスピードが上がって驚きますよ。

 

現代文

スタディサプリから現代文の共通テスト対策講座の様子

現代文の対策講座を担当するのは柳生好之先生で,講義数は6つです。

試行調査の問題がメインですが,オリジナルの演習問題を扱った講義も論説文と物語文に1つずつ含まれます(共通テストで新しい形式が見られた場合,必要に応じて講義は追加されます)。

人は,よくわからないものを相手にすると恐怖し実力を発揮できないものですが,これらの講義を通して「実用的な文章」がどのようなものなのかを知ることで,受講後は不思議と落ち着いた態度でいられるでしょう。

テキストは全部で127ページあり,そのほとんどを問題文が占めていますが,巻末付録にある読解法が役に立ちました↓

スタディサプリの共通テスト現代文対策講座のテキストにある読解法

とはいえ,国語の講師というのは各々が独自の手法を用いることが普通なので,普段誰かに習っているやり方がある場合,無理に真似する必要はありません。

知識以外のテクニックについては,使えるものだけをいただくようにしましょう。

 

古文・漢文

スタディサプリの共通テスト対策講座から古文漢文の様子

岡本梨奈先生が担当する古文・漢文講座ですが,全6講義ある前半3つで古文を,後半で漢文を扱います。

現代文のときと同様,試行調査を中心に作成していますが,オリジナルの演習問題も古文と漢文で1講義分ずつ加えられているのも特徴です。

基本知識があることを前提として授業は進み,予習も必要な講座ですので,古文であれば文法・読解・古文常識を,漢文では句法や読みができる状態にして臨みましょう。

岡本先生のピンポイント的な知識解説が大変為になる講座です。

本番でも,習った内容がきっと出てくるように思います。

 

化学

スタディサプリ共通テスト対策講座にある化学の講義風景

続けて化学の話に移りますが,対策講座を担当するのは坂田薫先生です。

化学の他に化学基礎というものがありますが,前者は全部で6つの講義,後者は3講義があり,どちらも試行調査とその類問(演習問題)から構成されています。

第1問から第5問まで(化学基礎は第3問まで)を各回1つずつ扱っていきますが,化学では共通テストの出題内容を踏まえ,高分子化合物に関する問題が追加になりました。

ちなみに,テキストに解説は存在せず解答のみとなっているので,解説が必要な人は動画を観るようにしましょう。

なお,試行調査の問題と演習問題の2つを解いても,まだまだ演習量が不足していると感じるはずです。

その場合は,各社から出ている予想問題集やセンター過去問,さらには私大の過去問を使って同単元の問題を解くようにしてください(テキスト内にもそのような指示がありました)。

 

物理

スタディサプリの共通テスト対策講座から物理の講義風景

物理の講義数は全部で5つ,物理基礎は3講義からなり,担当はどちらも中野喜允先生です。

物理を例に説明を加えると,本番では,実験とデータの読み取りに加え,生活と結びついた身近な家電製品の仕組みと関連させるような出題が予想されていることもあり,それらの解き方を伝授する講義が行われました。

テキストの構成ですが,2018年度の試行問題を題材とし,それに演習問題を加え,第1問から第4問までの大問ごとにみていく講義が4つあります。

そして,最後の1回は総まとめということで,フルサイズで演習問題を解く流れでした。

復習をすることはもちろん,問題をあらかじめ解いておく予習までが1つの講義です。

物理選択でないような方は,本講座を受ける前に「高3スタンダードレベル物理(全24講義)」を,物理基礎であれば「高1・高2・高3物理基礎(全10講義)」を受講しておきましょう。

 

生物

スタディサプリの共通テスト対策講座から生物の講義風景

スタディサプリの生物は全5講義で,生物基礎は3講義です。

共通テストにおける生物では,身近な生き物を題材に,これまでにないアプローチでの出題がなされ,かつ総合問題となるのが特徴ですが,上記画像にあるように,観察やデータ問題の解き方,さらには進化といったタイトルを中心に扱います。

生物基礎においては,「遺伝子・体内環境・多様性と生態系」がテーマです。

予習は必要で,復習する際には本講座を見直すだけでなく,該当部を通年講座にまで戻って復習するのも良い選択でしょう。

具体的には「高3生物(全48講義)」や「高1・高2・高3生物基礎(全12講義)」がそれに当たります。

 

世界史

スタディサプリの共通テスト対策講座より世界史Bの講義風景

スタディサプリには色々な先生がいますが,世界史Bを担当するのは,個人的にインパクトが強めの村山秀太朗先生です。

「センター試験23年分の問題の正解の根拠を押さえることが最も効率的な共通テスト対策だ」と言い切る彼の授業を楽しんでください。

講義数は5つで,毎回大問1つと多数の演習問題を解くことになります。

ただし,テキストには問題と解答しか載っていないので,授業中の話は必死にメモに取るようにし,復習でそれらを教科書でひたすらに調べることになるはずです。

 

日本史・政経・現社・倫理

スタディサプリの共通テスト対策講座から日本史Bの講義風景

スタディサプリにおいて,しゃべりに定評のある伊藤賀一先生ですが,日本史Bの他,現代社会・政治経済・倫理もみんな彼が担当です。

黒板のチョークの色で難易度を分けて示してくれるのですが,通年講義を視聴された方であれば,それもお馴染みの光景でしょう(参考までに,上記画像の黄色は「基礎」,白色は「標準」レベルです)。

日本史Bと現社は全7講義で,残りは5講義からなりますが,試行調査の内容に加え,実際の本試験を受けて内容が追加されています。

構成はどれも過去問+演習問題の形であり,こちらも先の世界史と同様,問題と解答のみしかテキストには印刷されていないので,復習の際には用語集や図説などを用いて,不明なところを調べるようにしましょう。

「自分で調べる」ということも,実は教育改革が求める資質・能力の1つでありますが,スタディサプリの動画で,そのヒントについて言及されることもあります。

 

地理

スタディサプリの共通テスト対策講座から地理Bの講義風景

スタディサプリの地理といったら鈴木達人先生です。

ゆえに,共通テスト対策講座の地理B(全5講義)は彼が担当します。

構成は,試行調査の大問1つに演習問題が加わったもので,これまでの多くの講座と同じ形です。

これだけのテンションで楽しそうに授業をされたら,こちらも元気に受講するしかなくなります。

彼の授業を受けると,不思議と問題が簡単に思えてくるものですが,それは先生が授業の準備に多くの時間を費やしているからであり,それは電子黒板の指導風景からも伝わってきます。

とはいえ,復習や発展学習など,生徒側がやるべきことはしっかりと頑張るようにしましょう。

テキストには演習問題の解説がバッチリ書いてあります。

なお,問題自体はオリジナルではなく,センター試験の過去問から選んだものです。

 

地学

スタディサプリ地学基礎の講義風景

野津太一先生が電子黒板でわかりやすく説明する地学基礎ですが,基本的には短期完成を目指す人が受講することが多くなるでしょう。

講義数は3つで,知識問題・考察問題・図表問題を扱います。

問題は試行調査の他,センター過去問が中心で,予習としては15分くらいかけて問題を解くだけです。

ただし,教科書や図表に戻って復習する必要があるので,近くに用意しておきましょう。

復習の質を高める覚え方などについては,講義内で指示がありました。

あまり知識のない状態で受講した私ですが,一般教養として役立つ内容をとっかかりにして少し踏み込むくらいの内容だったので,意外と楽しく参加できたように感じます。

テキストは44ページで,こちらも解説はありません。

 

 

まとめ

共通テストの会場イメージ

以上,スタディサプリの共通テスト対策講座の概要と,科目ごとの講義内容について簡単にまとめてきました。

なお,本試験が実施されるにつれ,少しずつ講義内容が深化していくのもオンラインならではです。

講義の追加に加え,新しい科目が追加されることもあります。

ところで,スタディサプリでは,教える講師たちが「この講座だけ観たら,後はもうバッチリ」とは言っていないところが大変興味深く,確かにどの講座も,問題形式の紹介や解き方の方針を示しただけにすぎません。

真の意味で共通テストを攻略するためには,これらの動画を観終わってからの演習こそが大切だということを忘れないようにしたいものです。

実際,自力で未知の問題が解けるようになるためには,相当の努力が必要となります。

共通テストに関しては利用できる過去問数がまだ少ないので,普段はセンター試験を使って学び,直前に市販の予想問題集を使うように工夫することで,経験が乏しい形式の試験に良い状態で臨むことができるでしょう。

実際の共通テストでは,これまでに見たことがない問題が出てくるのは確実です。

しかし,自分だけが不利益を被るわけではありません。

この場合における正しい考え方は,周りの受験生ができる問題を,必ず自分も解けるようにしておくことです。

もっとも,スタディサプリで学べる内容はさらにその上を行くものですから,各講師の指示に従って受講すれば心配する材料はありません

そこはいわゆる「神講師」の実力を信じて,今やるべき勉強に尽力しましょう!

なお,スタディサプリでは無料体験ができる他,キャンペーンが実施されている場合もあります。

これから申し込みを考えている方は,是非以下の記事をチェックしてみてください↓

最後までお読みいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人
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スタディサイトの管理人

通信教育の添削や採点業務に加え,塾や家庭教師を含めた講師歴は20年を超えました。東大で修士号を取得したのははるか昔のことですが,共通テストやTOEICの結果を見る限り,まだまだ学力は維持できています。小学生から高校生まで通じる勉強法を考案しつつ,スタディサプリのユーザー歴は5年以上となりました。オンライン上のやり取りにはなりますが,少しでもみなさまのお役に立てたら幸いです!

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