今回は,スタディサプリ(スタサプ)の小1~小3講座で利用できる「無料体験期間」を上手く用いて,どのような学びが可能になるかについて考えてみようと思います。
通常であれば14日間の無料体験ですが,このところスタディサプリではキャンペーンコードの配布頻度が高まっており,過去の利用者もその対象に含め,1ヶ月間,0円で使うことが可能です。
もちろん,今後もこの実施頻度が維持されるかどうかはわかりませんが,この3年間,年に数回ペースでの配布を確認できています。
また,多くの時期は長期休暇と重なっているため,1日に1レッスンとは言わず,複数視聴することができるでしょう。
となれば,現在の学年で必要とされる全範囲を無料体験期間内に学び終えることも,決して不可能ではありません。
無論,小学講座には有料のベーシックコースが他に存在しているわけですから,もう少し学びたいと思った場合にはそちらを契約すればよいわけです。
当記事では,そんな無料体験期間についての理解を深めつつ,制限がある中で最高のパフォーマンスを上げるための方法について考えてみることにしましょう!
スタディサプリの無料体験とは

スタディサプリでは,無料コード(クーポン)が配布されることがあり,例えば,上の例ですと,簡単なアンケートに回答するだけで1ヶ月間の無料体験ができてしまいます。
一般的に「無料で利用できる」と言われても,日数やレッスン数に制限が設けられている場合がほとんどですが,スタディサプリの最大日数は1ヶ月と長めですし,コンテンツは実際と全く同じものです。
よって,やる気さえあれば主要コンテンツの多くを学ぶことができます。
レッスン数の少ないものであれば,小1~小3の1学年分丸ごと視聴することも不可能ではありません。
ここで無料体験の種類について述べておきますが,
- 14日間のもの
- 1ヶ月のもの
の2つの期間が主に知られています。
前者は言わずもがな,新規ユーザーであればいつでも利用できるものですが,肝心なのは後者で,こちらは1ヶ月の無料クーポンを利用することで適用されるものです。
クーポンはアンケートキャンペーンが行われる際に贈呈されることが多く,受講した日から翌月の1日前の日付まで無料体験ができるようになります。
こちらは興味深いことに,過去の利用者も対象になるため,これまでに無料体験したかどうかは問われません↓

おまけに,そのクーポンの配布頻度は少なくないときました。
例えば,2023年から2025年10月までの回数を振り返ってみると,
- 2023年は3回
- 2024年は5回
- 2025年は7回
のようになっています。
無料体験期間に主要教科以外を学ぶときのコツ

さて,無料期間における学習体験を充実させるに当たっては,レッスン数の把握が必要不可欠です。
小1~小3講座は最大5教科の学習が可能ですが,無料体験期間が何日になるかで結果が変わってくるわけで,ここでは通常の無料体験(14日)に加えて,無料クーポンを1回利用できた(30日)と考えることにします。
その場合,レッスン数が少ない以下の教科であれば学びやすいです↓
- 小3理科(32レッスン)
- 小3社会(24レッスン)
- はっけん(53レッスン)
いずれも,1日に1~2レッスンを学ぶことができれば,結構な量を視聴できるでしょう。
間違えた問題はノートなどに書き写しておけば,後日復習することも可能です。
これが長期休暇での利用となれば,1日にもっと多くのレッスンを消化できるでしょうから,すべて学び終えることも不可能ではないでしょう。
各講座の詳細については以下の記事をお読みください↓
基本戦略としては優先順位の高いものから学ぶようにして,すべて終えられなくても,数ヶ月待っていれば再度無料クーポンが配布されるかもしれません。
その場合,登録したメールアドレスの方に通知が来ますし,先のキャンペーンコードの記事を毎月覗いていただくでも構いません。
クーポン配布を期待するときの振る舞いは,スマホゲームにおける無課金勢の態度に近いものになります。
ゲームで遊ぶライフ的なものが回復するには時間がかかるもので,その状態をすぐに解消したければ課金する必要があるわけです。
そこで,無課金勢は時間を置いてまた戻ってくることを余儀なくされますが,スタディサプリの無料会員もこれと同じ動作を行うことになります。
次章からは,無料体験期間を用いて,
- 算数と国語を満遍なく学ぶやり方
- 教科を1つに絞った学び方
についてみていくことにしましょう!
無料体験期間に算数と国語を学ぶときのコツ

スタディサプリの小1~小3講座のメインは算数と国語ですが,無料体験期間中に両方の教科を満遍なく学ぶことは難しいです。
というのもレッスン数が多くなるからで,1教科に絞ったとしても1回分の無料クーポンでは,算数で毎日7~8個,国語で毎日3~5個を視聴しなければなりません↓
小1~小3講座の算数と国語のレッスン数
小1講座:算数216レッスン,国語122レッスン
小2講座:算数215レッスン,国語122レッスン
小3講座:算数223レッスン,国語95レッスン
※この他,年長向けのレッスンが算数と国語それぞれに5レッスンずつあります。
算数と国語を両者バランス良く学んでいくことは到底不可能です。
もしこれが有料のベーシックコースであれば,ミッション機能を利用して1週間に6つなどのペースで無理なく進められて習慣化もしやすいでしょう。
なので,無料体験期間の終了後に,
もっと学びたい!
と子どもが思うようであれば,有料コースに契約してどんどん先に進めていくことをおすすめします。
長期間継続利用しなくても,どこかの1ヶ月だけスポット課金する戦略は十分に考えられるでしょう。
ちなみに,小1~小3講座の算数と国語を合計すると各学年318~338レッスンなので,ミッションに縛られず1日2レッスンずつ規則正しく学んでいくと,半年で一通り学ぶことができます。
それだと復習ができないから心配だという方は,スタディサプリを予習代わりに使ってみてください。
その場合,学校の授業が良い復習の機会となり,これは算数が苦手な小学生に特に有効とされる学習法です。
教科を1つに絞って学ぶときのコツ
とはいえ,勉強そのものに慣れていない子もいるでしょうから,苦手な教科だけに絞って学ぶでも構いません。
そして単教科を学ぶときのコツは,
- 無理をさせない(完璧を求めない)
- 余裕で終わる内容にする
です。
算数
算数ですが,1日に5~6レッスンのペースで学ぶと,無料体験期間中に全部終えられます。
とはいえ,無理をさせないことが重要なので,ここでは全部やることは諦め,
- ミッション機能に表示される算数のレッスンをやる
- 1を終えたら,その週の残りは,1つ下の学年のレッスンをやる
ことの2段構えでやってみましょう。
上の1は必ずやり終えるようにして,2は余力があるときに学ばせることとします(小学1年生は年長のレッスンしかないので,算数道場をやらせるか,すでに終えたレッスンをもう1度解かせるようにしてください)。
算数は積み重ねが重要な教科なので,今の学年の問題が解けない原因が,それまでに学ぶはずの知識が抜け落ちていることにある場合が少なくありません。
簡単すぎる場合は予習が中心となるため,ミッション機能は使用せず,自分でレッスンを好きに選んで学んでいきましょう。
特に,小1~小2講座の算数は,アニメーションによる解説が豊富なので,他教科のものよりも学びやすいように感じます(国語の一部レッスンにもアニメーションがあります)。
いずれにしても,今小学校で教わっている内容を学ぶことになるので,それによりテストの点数が高まるという成功体験ができれば,結果的にその子の自己肯定感を高め,その後のあらゆる学習に良い影響を及ぼしてくれるでしょう。
1教科に専念することにはこうしたメリットがあるわけで,それは国語を学ぶ場合においても同様です。
国語
スタディサプリの国語は各学年95~122レッスンなので,自主的に毎日2~3レッスンのペースで学んでいくだけで,1学年分を無料体験期間中に終えることができるでしょう。
私たちは国語のネイティブですから,算数よりも取り組みやすいと感じる子どもは少なくありません。
その場合,ミッション機能には従わず,「レッスンをえらぶ」のところから学年を1つ決めて行うようにしてください↓

結構な知識を学ぶことができ,結果的に文字に強くなることができるでしょう。
私の塾での指導経験的に,頭が良い小学生は決まって国語が得意なのですが,その理由は,あらゆる教科を学ぶ際に,文字を介して学ぶことになるからです。
例えば,算数の文章題を解く際,真っ先に行うべきは,問題文がどんなことを言っているのかを「日本語で(国語で)」理解することになります。
以下のような問題を解くには,誰かに解き方を教わるというよりも自分で気づく必要があるわけで,このとき,計算力は問われません↓

令和の時代は思考力を要する問題が頻繁に出題されるようになり,読解力がないと解けないことがほとんどです。
もちろん,教科書を読む際にも読解力が必要となるでしょう。
以下のように簡単な言葉の問題であっても,日本語の一つ一つに意識が向くようになることで,日常の学びは変わってきます↓

こうしたことは,英語をいずれ学ぶ際にも当てはまり,英文をすべて日本語に直して解かせてみたところで正解できない生徒は少なくありません。
以上の理由から,スタディサプリで国語を学んでおくことは特におすすめです。
まとめ

以上,スタディサプリの無料体験期間の特徴をまとめてから,5つの教科を網羅的に学ぶときや,1つに絞って徹底的に学ぶときのコツについてみてきました。
通常の14日間の無料体験にプラスして,1ヶ月間0円でスタサプを利用できる環境を作ること自体はさほど難しくありませんが,その時に何をどのように学ぶかは重要です。
理社やはってんはレッスン数が少ないので,短期集中で一通りやり終えられますが,算数と国語という主要教科については,バランスを重視して習慣化を優先するのか,それともどちらか片方に限定して集中的に学ぶかを熟考しなければなりません。
おすすめは,苦手教科の1学年前の内容を学び直すことと未習範囲を予習してみることです。
スタディサプリでの学習が継続できるようであれば,時間に余裕がある長期休暇に毎日結構な数のレッスンを消化してみたり,一時的に有料コースに変えてみたりすることを検討してください。
定期テストで良い点が取れるか学校の先生の話がわかるようになると,その教科が好きになり,最終的に自己肯定感が高まることに繋がります。
その体験は早いうちにしておくに越したことはなく,それは無料体験期間のみの利用であっても可能です。
子どもがスタサプで学び続けているかどうかは,登録したメールアドレスにまなレポ(正答率や学習時間などの通知)が来るので,その都度確認することができ,これは有料会員のものと同様のサービスで,親自らが,子どもの学習画面の設定のところからチェックすることもできます。
小3内容までを終えた後は,小4以降の内容もスタディサプリで学んでいくことができますし,はたまたZ会のような通信教育で学んでみるのも良い方法でしょう。
後者には毎月の添削指導が付いているため,スタディサプリで国語を学んだ後であれば,書くことに抵抗がなくなっている状態ですし,Z会がウリとする思考力を要する問題も解きやすくなっているように思われます↓
いずれにしても,学びを止めない姿勢が重要です。
最後までお読みいただきありがとうございました。