スタディサプリ小4・小5・小6理科は効果ある?中学受験の土台を作る上手い使い方

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東大院修了(農学修士)×指導歴20年|教育・Web運営専門家 さんくす

さんくす

指導歴20年。東大院修了(農学修士)。当初は教授に理解を疑われるも,異常なまでの探求心と没頭力が認められ,最後は「数年に一度の秀才」と惜しまれつつ研究室を去る。Webメディア運営10年で確固たる実績(国内最大級ASPにてトップクラスの称号)を築き,企業に忖度しない本音を発信。教育・Web運営の専門家として,最短ルートの勉強法を論理的に伝授します。詳しいプロフィールは運営者情報をご覧ください。

小学校高学年の理科は,学校の授業だけで差がつきやすい教科です。

というのも,理科は担当する先生や学ぶ環境によって授業の質がぶれやすく,得意な子にも苦手な子にも不満が生まれやすいからです。

その点,スタディサプリの小4・小5・小6理科には「基礎」と「応用」の2講座が用意されており,学校の予習・復習から,中学受験を見据えた学習まで幅広く対応できます。

スタサプをどう活用すれば効率良く成績を上げ,さらには中学受験の土台を作れるのか。

指導歴20年の視点で,具体的な講座内容と上手い使い方を解説します。

スタディサプリの小4・小5・小6理科について

スタディサプリの小6理科の講座一覧

スタディサプリの小4・小5・小6理科には,難易度が異なる「基礎」と「応用」の2講座が用意されています。

基礎は学校の教科書内容を軸にした講座で,初めて学ぶ単元や,学校の授業の予習・復習に向いています。

一方の応用は,考える問題や発展的な内容が増え,中学受験や思考力の育成を意識した講座です。

とはいえ,どちらのレベルも本格的な予習は必要なく,担当講師も異なります。

理科に限らず,スタディサプリでは全学年の教材を見放題で使えますが,小4~小6理科だけでも講義数はかなりの量です↓

小4・小5・小6理科の講義数

小4理科:基礎25講義,応用30講義

小5理科:基礎24講義,応用30講義

小6理科:基礎26講義,応用30講義

特定の教科書に完全対応した構成ではありませんが,扱う内容は最新の学習指導要領に沿っているため,学校の授業理解やテスト対策には十分役立ちます。

ちなみに,低学年向けの小3理科には「基礎」や「応用」のようなレベル分けはありませんし,動画もありません↓

スタディサプリ小3理科のドリル
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次章からは,各レベルの使い方をみていきましょう。

 

 

小4・小5・小6理科(基礎)の使い方

スタディサプリ小4・小5・小6理科の基礎は,内容が小学校の教科書レベル中心で,初めて学ぶ単元や久しぶりに学び直す単元の入り口として使いやすい構成です。

応用よりも講義数が少ないため,全体を早めに見通せる点も取り組みやすさに繋がっています

本講座を担当するのは,白衣に身を包みフレンドリーな言葉づかいで語りかけてくる冨山篤先生です。

  • テキストを眺めてから動画を観るだけ

という,子どもが身構えずに済む気軽な授業スタイルが印象的です。

予習は不要

予習で解くべき問題はなく,ただテキストを3ページくらいざっと読むだけでよいので,勉強に慣れていない小学生であっても無理なく始められます。

予習段階でよくわからないところがあっても,その後,先生の講義動画を観ながら「ふむふむ」と納得していけばよいわけです。

 

授業では資料集を併用しよう

スタディサプリの講義動画は,10分前後のチャプターに細かく分かれています。

1講義分を全部足し合わせたところで45分ほどにしかならず,それでようやく学校の授業1回分と同じくらいの長さになります。

集中力が続きにくい小学生でも,区切りをつけながら見やすい構成です。

授業の質は高く,他教科と同様に熱量のある良い授業が受けられます

スタディサプリ小4講座基礎のテキスト例

小学校の授業だと,まだまだ教え慣れていない先生が担当したり,授業の完成度がばらついたりすることもあります。

しかしスタサプは講師が十分時間を取って準備できる上,自由にテキストを編集できるため,質が安定しています。

テキストがカラーでないところは少し残念ですが,そこは学校の教科書や資料集を併用することで対応してください。

特に資料集は,面倒くさがって使用頻度が極端に少ない生徒が塾でも多数見受けられます。

早い段階から使う習慣を身に付けさせることをおすすめします↓

小学校で使う理科の資料集

現実世界をより深く知りたいからこそ理科を学ぶわけで,資料集や図録を適当にパッと開いて眺めてみても,実際の道端を歩いているかのように楽しめるものです。

 

冨山先生の実験動画に注目

もっとも,スタディサプリの小4・小5・小6理科の基礎は,冨山先生が板書したものをただ観たり写したりするだけの退屈なものではありません。

適度に登場してくる実験動画は見た目にも楽しく,知的好奇心が刺激されます↓

スタサプ小4理科の実験の様子

視覚がもたらす印象というのは得てして強烈で,上のような実験映像は問題を解くときにも大いに役立ちます。

さんくす
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特に,「色の変化」や「動き」は図録の静止画だけでは理解しにくいです。

 

復習は確認テストや「小学生向け問題集」を解く

講義を受けたら復習としてテキストを再度読むようにしますが,この時,最後に付いている確認テストを解くようにしてください↓

スタサプ小4理科基礎の確認テストの例

このときの問題文をよく読んでいただきたいのですが,ここに書かれている内容を知るだけでも,小学校と自宅を繋ぐ通学路が違った風景に変化するはずです。

例えば,上のイラストで描かれた鳥を目にした際,これまではただの「小鳥さん」としか思っていなかった子どもが,スタディサプリで学んでからは

あ,ツバメさんだ!

としっかり認識できるようになります。

後述する発展学習を通して,ツバメが冬のあいだ南の暖かい地域で過ごし,春に海を渡って日本へやってくることまで知れば,通学路で見かける一羽のツバメの見え方も変わってくるはずです。

こうした変化は,学びが人生を豊かにしたことの表れであり,知識の偉大さをしみじみと感じさせられます。

なお,スタサプ小学講座の基礎では,講義とは別にドリル形式の「小学生向け問題集」を利用可能です↓

スタサプ小6理科基礎の「小学生向け問題集」の内容

講座一覧を「小学生向け問題集」に設定すると見つけられます。

メインの講義と同じ構成で,中身は先の確認テストとわずかに違う問題をサクサク解くことができるため,1週間ごとの総復習や親が定着度をチェックする際に便利に使えます。

 

 

小4~小6理科(応用)の使い方

スタサプの小4・小5・小6理科応用を担当する相馬英明先生

小4・小5・小6理科の応用講座は,基礎よりも問題量が多く,発展的な内容を扱います。

担当講師も基礎とは異なり,テキストの構成や授業スタイルも別物です。

基礎が「理解しながら学ぶ」講座だとすれば,応用は「良問を通して理科の考え方に慣れていく」講座と言えるでしょう。

受講にあたっての注意点

担当講師は相馬英明先生に変わりますが,応用の授業は講師の解説を聞くことが中心ではありません。

良問を実際に解く演習を通して,理科に必要な思考回路を形成していく「習うより慣れろ」スタイルの授業です。

これは,ある程度勉強習慣が身についていて,自分1人でも考えられるように習慣づけられた小学生に向いている授業スタイルと言えます。

そのため,勉強に慣れていない人がいきなり応用講座から始めると

理科って難しい!

と感じてしまう可能性があります。

とはいえ,予習は不要であるため,事前知識の多少は問われません。

動画の中で基礎事項の確認や考え方の説明があり,「○は△だよね。それじゃあ,問題を解いてみよう!」という授業の流れとなります。

動画を観終わったらテキストの問題を再度解き直し,その後に答え合わせをして全部正解できたことを確認してください。

万一,正解できない場合は,無理に応用を進めず基礎講座の受講をおすすめします。

しっかり理解できたことを確認して,ようやく次のチャプターの動画を観る順番になります。

この一連の作業を4~5回繰り返すと1回分の講義がようやく終了となるわけです。

 

授業後の復習

仕上げに確認テスト(こちらについては動画による解説はありません)を自力で解くことにより,その日の講義内容をすべて理解できたかどうか確認できます。

間違えたものは,答えを赤でただ書き写すだけでなく,「何を理解すべきだったか」を青ペンで記載するまで行うようにしてください(参考:AI時代の最強勉強法)。

寝る前にもう一度学んだ内容を思い出す。

そして1週間後,さらには1ヶ月くらい受講が進んでから,テキストに載っているこれまでに解いた問題を最初から解き直してみるようにすると良い復習になるでしょう。

さんくす
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主要教科である算数ほどの復習量にはならないため,理社は比較的短時間で済むはずです。

講座に含まれる演習量はなかなかのもので,中には好奇心を刺激する出題も見られ,「どうしてだろう?なぜだろう?」と立ち止まって考えさせられる良問が多かったように思います。

例えば以下の問題は,「どれかな?」という質問文の物言いから柔らかい印象を受けますが,そのまま受験に出てもおかしくないレベルのものです↓

スタディサプリ小4理科応用の問題例

小学生が中高一貫校への進学を希望する場合は中学受験が必要になりますが,公立でありながらも受験が必要な中学校(公立中高一貫校)は私立よりも準備期間が短く済むため,気軽に受けられるところが人気を集めています。

もしもここにいずれ中学受験をする小学生がいたとして,なるべく早い段階から以下のような問題に触れ,自分の言葉で論述する練習を積んでおけば,公立中高一貫校に特有の「思考力を要する問題」への苦手意識が薄れるでしょう↓

スタディサプリ小学理科応用で扱う,思考力を要する問題

進路が未定の小学生であっても,上のような問題を通して科学的なものの見方を学んでおくことで,自分の言葉で考える力が育ちやすくなります↓

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小4・小5・小6理科の講座選びのヒント

小4・小5・小6理科の基礎と応用にはそれぞれ良さがありますが,どちらを選ぶかは,子どもの学力よりもまず「勉強に慣れているかどうか」で考えた方が失敗しにくいです。

内容面だけ見れば応用の方が魅力的です。

ただし,勉強習慣がまだ弱い子どもにとっては応用講座はやや重く感じられる可能性があります。

勉強を始めたばかりの小学4年生や5年生が,30分以上集中して授業を受け続けるのは簡単ではありません

理科そのものを嫌いにならないためにも,最初の入り口は慎重に選びたいところです。

折角だから,学校では受けられない難しい内容の講義を受けてほしい。

思考力を問うテキストで,わが子の才能が目覚めるきっかけになれば。

といった親の期待があるのはよく理解できます。

しかし,小学生というのは,わからないことがあると基本落ち込んでしまうか投げ出してしまうものなので,勉強が嫌いにならないよう,最初から子どもに多くを求めない姿勢が重要です。

講座選択の別案として,担当講師との相性を重視して決めてみるのも良いでしょう(参考:スタサプ講師の紹介記事)。

とりあえず冨山先生(基礎)と相馬先生(応用)の授業を両方とも受けてみて,以下の点をチェックしてみてください↓

チェックポイント

  • どちらの講師の方がわかりやすかったか
  • 考える問題は楽しかったか

好きな先生が見つかれば,子どもはそれだけでかなりの期間頑張ってくれるものなので,気に入った先生の講座をぜひ受講しましょう。

どちらも良い先生だった場合,応用講座の問題を無理なくこなせたかどうかを基準に判断してください。

許容量を超えた際によくあることですが,

あー,なんだかテキストを開くのが面倒くさいなあ。

と感じてしまうと長続きしません。

ペースも無理は禁物で,それこそ学校がない週末にやるだけでも構わないので,毎週何かしらの内容を学び続ける姿勢が大切です。

親も一緒になって授業を受けるようにすれば,授業の印象がひときわ強くなってさらに効果的です。

時間に余裕がある場合,まずは基礎を一通り視聴してからさらに上のレベルを続けて受講することで,基礎の復習代わりに応用を使う工夫もできます。

毎日または隔日のペースで視聴できれば,両者とも1~2ヶ月で見終わる量なので,時間の余裕は十分にあります。

さんくす
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変則的な使い方として,基礎講座のところですでに紹介した「小学生向け問題集」を先に解かせてみて,できが8割以上であれば応用にするのも構いません。

 

 

図鑑や小道具を使って理科への興味を広げよう

スタディサプリを効果的に使うコツですが,長年の塾での指導経験を通じて,小学校高学年の理科では図鑑や小道具を組み合わせると功を奏すことが多いように感じています。

知識だけを文字で覚えるより,実物や現象と結びつけた方が強く印象に残ります。

図鑑はカラーで内容を補ってくれますし,小道具があれば,授業で学んだことを現実の世界に引き戻して体験することができます。

最近の図鑑はサイズ的に小学生の使い勝手を考慮して作られているだけでなく,内容的に大人も楽しめるほどマニアックで,

子どもの方が大人よりも詳しくなってしまって驚かされた。

という話も多く耳にします。

実際,目の前を通った蝶の名前を瞬時に言い当てたり,何の変哲もなさそうにみえる土の中から甲虫の幼虫を掘り当ててしまったりするほどです。

また,小道具としては顕微鏡や双眼鏡の他,星に興味を持つ小学生も少なくないでしょうから,星座板もおすすめできます。

例えば,小4理科で星の動きについて学んだ後に星座板の使い方を教え,その夜一緒に外に出かけて夜空を見上げてみるのはいかがでしょうか↓

スタディサプリの小4理科から星の動きの講義と星座板

身の回りに当たり前のように存在している「自然」ですが,普段見慣れている月についても「満月が東の空に見える時刻が必ず夕方である」ことに気がついていない大人は多いです。

さんくす
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スタディサプリで子どもがこれまでに気にも留めていなかった事象について学ぶことで,その子の持つ世界が大きく広がります。大人はぜひその手助けをしてあげてください。

 

 

まとめ

スタディサプリ小6理科のタイトル例

スタディサプリで小4~小6理科を学ぶ必要が出てくる場面を整理すると,

  1. 学校の授業についていけない
  2. 中学受験を考えている
  3. 理科的なものの見方を育てたい

あたりが中心になります。

そして,このいずれの場合でも,スタディサプリの小4・小5・小6理科はおすすめです。

理科は算数ほど前の単元の積み残しが重くのしかかる教科ではありません。

そのため,学校の授業範囲に合わせて学び直すだけでも立て直しやすく,予習として先に見ておけば,学校の授業を復習代わりに変えることもできます。

周りと比べて理解に時間が多くかかる子どもであっても,学校の授業に十分ついていけるようになるでしょう。

また,中学受験を考えている場合にも,オンラインで一気に進められる点は大きな強みです。

さらに,先のツバメの例のように,理科の知識は単なる暗記にとどまらず,日常の風景や自然の見方そのものを変えてくれます。

頭が柔らかい小学生のうちに,世界を観察する視点や,科学的に考える習慣を少しでも育てておけば,その後の学びにも良い影響が出てくるでしょう。

もちろん,理科以外から学べる能力も大きな影響を及ぼすので,スタディサプリの小4~小6講座を使って幅広い教科を学んでみてください。

これから初めて使われるのであれば,無料体験期間を延長できるキャンペーン情報をお見逃しなく↓

スタディサプリのキャンペーンコードが記載された関係者用カード
【2026年3月最新】スタディサプリのキャンペーンコード一覧!全コースの入手方法を解説

当サイトは2017年から8年以上にわたって「スタディサプリ(スタサプ)のキャンペーンコード」の配布状況を掲載し続けてきました。 過去の配布履歴・割引額・配布タイミングをすべて追跡しており,現在の記事では2026年3月2日 ...

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