パーフェクト講義-英文法編の気になる内容をレビュー!

前回スタディサプリENGLISHのパーフェクト講義についての記事を書きましたが,その内容はあくまでTOEICのパートごとの傾向や対策さらには心構えといった具合に,本番の公開テストを解くための実戦的な内容に限られていました。

リスニングやリーディングセクションの全問題に対し攻略法めいたものを提示するのが通常のパーフェクト講義だとすると,今回紹介するスタディサプリENGLISHの「英文法編」は,文法力の増強に特化した学習コンテンツとなります。

それでは早速,本コンテンツにどのようなトレーニングがあるのかレビューしていくことにしましょう!

パーフェクト講義-英文法編とは

パーフェクト講義英文法編の概要

スタディサプリENGLISHのパーフェクト講義とは「TOEIC L&R TEST対策コース」のみに提供される,関正生講師による講義が受けられる人気コンテンツです。

先述の通り,通常のものと今回の英文法編の2つがあり,前者はTOEICの各パートに典型的な問題を53個のパターンに分けてその一つ一つを学びますが,後者は,中高で習った文法知識のうち,TOEIC問題の理解を助けるものを中心にまとめています

TOEICで「文法」というと,Part5や6の文法問題を思い浮かべられる方もいらっしゃるかと思いますが,パーフェクト講義-英文法編は,限られたパートの対策に役立つだけでなく,TOEICのあらゆる問題の得点力に直結する文法知識を習得できるのが特徴です。

例えばPart1のリスニング問題の会話文中に,"What do you do?"が出てきたとしましょう。

この会話表現が「あなたの職業は何ですか」という意味だと丸暗記してしまうのもありですが,文法編で学んでおくことで,「2つ目のdoは関先生が言うところの『過去現在未来形』をしているから,直訳すれば『あなたは過去現在未来において何をしている人ですか』という意味になるよな。とすれば『いつもしていること』,つまり『仕事が何か』を尋ねている文になるわけだな。」などと考えられるようになります。

このパーフェクト講義で扱う英文法は,以下の17項目です↓↓

時制・仮定法・助動詞・不定詞・動名詞・分詞・受動態・関係詞・比較・冠詞&名詞・名詞・代名詞・形容詞・副詞&語法・前置詞・接続詞・文型&語法

ほぼすべての文法範囲が網羅できているのがわかります。

一つの項目につき1~5つのレッスンが用意されていますが,各レッスンにかかる時間はわずか10~15分です。

文法を復習するときに陥りがちなのが,全部を隅から隅まで学ぼうとして挫折してしまうことですが,スタディサプリENGLISHでは,レッスン内容が約5分になるよう調整されているので,ちょっとの集中でパッと学べてしまいます。

とはいえその内容は中々に本格的なもので,応用が利きやすい,核となる考えを学ぶことが可能です。

後で具体的に取り上げて説明しますが,関先生は文法用語を極力避け,説明を簡略化したり,「TOEICにおいて,この文法知識がどのように狙われるか」といった点にもしっかり言及してくれます。

それでは実際の講義を見ながら,詳しいトレーニング内容を確認していきましょう!

 

トレーニング内容のレビュー

パーフェクト講義英文法編のレッスン選択画面

今回は「時制」の文法範囲から「現在形の特殊用法」というレッスンをレビューしていくことにします。

まず,上記画面から対象レッスンを選択しましょう(上から2つ目です)。

すると以下のようなトレーニング一覧が出てきます↓↓

パーフェクト講義英文法編のトレーニング一覧

1つのレッスンはこのように「チェック問題・解説講義・問題演習」の3つからなっています。

チェック問題

チェック問題では,いきなり問題を解くことになります。

「はじめる」を押すと以下のような問題が表示され,制限時間は一問につき20秒です↓↓

パーフェクト講義のチェック問題

答えがパッとお分かりになったでしょうか。

このとき右上にあるタイマーの表示時間が20秒からどんどんと減っていきます。

このように急かされると試験さながらの緊張感が生まれるので,実戦的な機能ですよね。

実際のTOEICテストでは,このくらいのスピードで解かないといけないわけです。

解き終わると次のページで,正解と本文の意味そして解説を確認することができます↓↓

チェック問題の解答

If節の中が現在形ですが,それに惑わされず,未来形を選択するのがポイントです。

解説は以下のようにしっかりしたものが用意されていますが,さらにこの後のトレーニングとして,関正生先生による動画まで用意されているので,ここではそこそこの理解でも構いません↓↓

チェック問題の解説

ここでは全部で3問,ともかく答えを出して丸付けしてみましょう!

なお,トータルでかかる時間については,解説をしっかり読んだとしても約5分程度といったところです↓↓

チェック問題の学習時間

解説講義動画

チェック問題の次に解説動画を観ることになりますが,この動画も数分程度の長さであり「チェック問題を再度解く際,どのような点に注意して解けばよいか」を学ぶための講義です。

もしチェック問題を全問正解した場合であっても,本動画ではためになる新しい視点が手に入ることもありますので,飛ばさず視聴することをおすすめします。

さて,先ほど画像で示したチェック問題に対応する動画内容ですが,「時や条件を表す副詞節の中では,未来を表すときも現在形にする」というルールの解説が始まることになりますが,その内容は中高生が学校で受けるものとはやや異なるようです↓↓

解説講義動画の様子

例えば「節や句」といった文法用語を使わず,ただ単に「まとまり」と呼ばれますし,「大学受験では従属節の時制を問われることが9割であるのに対し,TOEICにおいては主節の時制の方が問われることが多い」などといった,関講師の経験則に基づいた独自の解説がなされるのが特徴です。

各文法事項ごとに目につく「○○の概念」といったレッスンにおいても,「丸暗記を激減させるためのルールを説明する」目的で,このような構成になっているということもわかってきました↓↓

パーフェクト講義英文法編のレッスンタイトル

なお,解説講義の一部を印刷できる機能もありますが,最近はテキストの形で購入することもできるようになったので,ますます便利になっています↓↓

問題演習

「問題演習」は全部で10問あり,チェック問題の類問が並んでいます。

こちらの解説動画は用意されていませんが,解くだけで先の動画内容を深く理解できる復習用のトレーニングです↓↓

問題演習

最初の5問は2択ですが,後半は4択に倍増します。

詳しい解説の中には,先ほどの動画内容をふまえたものも出てきますので,動画とこの解説で理解は完璧になるでしょう↓↓

問題演習の解説

 

英文法編を受講する際の注意点

最後に,パーフェクト講義-英文法編を受講する際の注意点についても触れておきます。

この英文法編で扱うのはあくまで「TOEICに頻出の文法内容」であり,中学英語からわかりやすく復習できるのは確かではあるものの,高校の文法知識も多く見受けられます(先に紹介した時制の文法知識にしても,実際に習うのは中学ではなく高校です)。

また,文法問題に出てくる構文も中々の難易度ですので,例えば,以下の文構造が把握できない(どこが主語かわからない)方には,パーフェクト講義-英文法編は難易度が高すぎるでしょう↓↓

パーフェクト講義英文法編の難易度

そういった方は,最近追加になった学習コンテンツである「基礎英文法講座」を先に受講することをおすすめします(同じコース内のコンテンツですので追加料金はかかりません)↓↓

中学英語の解説に特化した講座が加わり,ますます隙がないTOEIC対策ができるようになりました。

さらにもっと一から英文法を学び直したいという方は,小中高生向けのスタディサプリを使って,中高の英文法を学び直すこともできます(大人の方でも使えます)。

ですが,それだと1年計画とかになってしまうので現実的ではありません。

そんなときは担当コーチによる個別指導が受けられるパーソナルコーチプランの方にグレードアップすることをおすすめします↓↓

なお,目標がTOEICスコアを上げることであっても,基礎力をしっかり身に付けることで全体的な英語力が底上げされ,結果的にハイスコアに結び付く場合もあります。

TOEIC対策コースに申し込むと無料特典として「日常英会話コース」が付いてきます。

こちらのみを使ってスコアが580から725点になった方や,700点が850点になった方も過去にいらっしゃったほどです。

TOEIC対策コースの内容はわかるところだけ完璧にするようにして,あとは上記レッスンで学んでみるのも1つでしょう。

基本的には,より低いスコアを持っている人の方がスコアが上がりやすい傾向にあるように感じます。

 

まとめ

かつてのパーフェクト講義英文法編のトレーニング例

以上,スタディサプリENGLISHのTOEIC L&R TEST対策コースから,パーフェクト講義-英文法編の内容についてレビューしてきました。

この学習コンテンツをこなすことで,TOEICのあらゆる問題を解く際に必要な文法知識を,網羅的かつ短時間で学ぶことができます

かつては45個しかレッスンが存在しなかった上,トレーニング機能も「チェック問題」と「解説講義」の2つしかありませんでした(上記画像参照)。

それが少しずつ改良を重ねて,現在では「確認テスト(それまで習った範囲をまとめて復習できるトレーニング)」も追加されて,全53個のレッスンとなっています。

もちろんスキマ時間にちょこちょこできる簡便さは以前のまま。

1日2レッスン頑張った(所要時間約20分)としても,全部終えるのに1ヶ月もかからないのは驚異的スピードです。

スタディサプリENGLISHを3ヶ月以上使われた方のほとんどが英語力の向上を実感しているようですし,一般的には「300時間の英語学習で一段上のレベルに到達することが可能になる」とも言われているので,これらをひとまずの学習目安にするといいでしょう。

昔は「スマホで勉強なんてとんでもない!」と思っていましたが,大人になった今では「結局自分の意思次第でどうとでも工夫でき,うまく使えば良いだけのことなんだなぁ」と反省しています。

新規入会の方はキャンペーンコードなど利用していただき,頑張ってみてください!

最後までお読みいただき,ありがとうございました。

-スタディサプリENGLISH

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スタディサイト管理人

都内の塾運営にかかわってから,講師歴も15年以上になりました。小学生から高校生まで学校の定期テストから大学入試まで幅広く教えています。最近の関心事は「教育改革」で,塾に入ってくる情報に加え,セミナーや書籍,信頼のおける教育機関より得た情報をWebにまとめてみました。ネットを介したやり取りにはなりますが,少しでもみなさまのお役に立てたらと思います。
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