スタディサプリENGLISHの基礎講座とは?基礎英単語・基礎発音の使い方

AD/PR

東大院修了(農学修士)×指導歴20年|教育・Web運営専門家 さんくす

さんくす

指導歴20年。東大院修了(農学修士)。当初は教授に理解を疑われるも,異常なまでの探求心と没頭力が認められ,最後は「数年に一度の秀才」と惜しまれつつ研究室を去る。Webメディア運営10年で確固たる実績(国内最大級ASPにてトップクラスの称号)を築き,企業に忖度しない本音を発信。教育・Web運営の専門家として,最短ルートの勉強法を論理的に伝授します。詳しいプロフィールは運営者情報をご覧ください。

今回はスタディサプリENGLISHに用意されている「基礎講座」について取り上げ,そこに含まれる学習コンテンツや使い勝手についてみていくことにしましょう。

日常英会話であろうとビジネス英語であろうとTOEICであろうと,英語力の土台となるのは何と言っても中学レベルの基礎力です。

裏を返せば,基礎的な部分に不安材料が残っているうちは,どれだけ難しいことを学んだとしても英語がスムーズにできるようにはなりません。

なので,文法は「Ken likes Hanako.」の例文,そして英単語は「nice」レベルから,さらには学校であまり習うことがなかった発音のルールについても初歩の段階から学び直してみませんか。

スタディサプリENGLISHの基礎講座とは

スタディサプリENGLISHの基礎講座

スタディサプリENGLISHの基礎講座には,以下の4つの学習コンテンツが含まれています↓

  • 基礎英文法
  • 基礎英単語
  • 基礎リスニング
  • 基礎発音

これらは,以下の有料コースで利用することが可能です(※ただし,TOEIC対策コースでは「基礎発音」は利用できません)↓

なお,スタディサプリENGLISHには全コース共通で使える「1分クイズ」もありますが,こちらは無料会員でも利用できる簡易的なコンテンツであり,発音を聞けないところが異なります。

一方,基礎講座は有料コース内の学習コンテンツなので,講義動画・発音音声・トレーニングを通して,文法・単語・リスニング・発音をより体系的に確認できます。

初心者向けということで,中学~高校初期の比較的わかりやすい内容を扱っているとはいえ,取りこぼしがあっては困りますし,英会話やTOEICに必要な基礎内容を短時間で確認できます

それほど時間はかからないので,簡単だと感じてもまずは一通りやってみるようにしましょう。

構成は以下の通りですが,当記事では特に「基礎英単語」と「基礎発音」について詳しく説明します。

なお,「基礎英文法」と「基礎リスニング」については概要をお伝えし,詳細は私が運営する別サイト『スタディTOEIC®』の解説記事へご案内します↓

基礎講座の構成

  • 基礎英文法:全30レッスンを通して英文法の基礎を学ぶ
  • 基礎英単語:全16レッスンで中学~高校の1,346語を学ぶ
  • 基礎リスニング:全11レッスンで音声変化について学ぶ
  • 基礎発音:全9レッスンで発音の基礎を学ぶ

普段スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースで学んでいる方であれば,1つ目の基礎英文法と似た目的のコンテンツとして,パーフェクト講義-英文法編が別に存在することをすでに知っているでしょう。

ですが,パーフェクト講義の解説において文法用語が頻繁に飛び交うことになるため,内容についていけないと感じる方が少なくありません。

そんなときには,この基礎英文法から始めてみてください。

文法用語や基本的な文の仕組みを確認してから進めるため,その後の講座にも入りやすくなります。

TOEIC対策コース以外のコースには基礎英文法以外の文法講座がないため,小中高生向けのスタディサプリで高校英文法を学んでみるのも手です↓

スタディサプリの高1・高2英語講座の使い方を紹介するアイキャッチ画像。予習・授業・復習の流れがわかる授業画面を使用
スタディサプリの高校英語は高1・高2講座から!レベル別の使い方とおすすめルート

スタディサプリで高校英語を一から始めようと思った場合,出発点は高1・高2講座(高1講座と高2講座は同一内容)です。 高3生であっても,いきなり受験向け講座に進むより,まずはここで文法と精読の土台を固めた方が,その後の伸び ...

続きを見る

さんくす
さんくす
一般的に文法と単語は,「英語」という車の両輪とされますが,基礎リスニングや基礎発音での学びを通して,リスニング力の底上げを行うことも可能です。

 

 

基礎英単語とその使い方

基礎英単語の概要

それでは,基礎英単語から詳しくみていきましょう。

基礎英単語で中学〜高校初級レベルの語彙を確認しておくと,その後にTOEIC対策コースのTEPPAN英単語,ビジネス英語コースのビジネス英単語,日常英会話系の単語トレーニングへ進みやすくなります。

いきなり各コースの単語帳が重く感じる場合は,まず基礎英単語で反応速度を上げておくとよいでしょう。

基礎英単語の基本的な使い方は,アプリ上でクイズを解き,間違えたものにチェックを入れたり,例文や発音を確認したりすることになります↓

基礎英単語の例文表示の例

搭載機能は,スタディサプリENGLISHの各種単語帳にあるものと同様なので,難易度だけが中学~高校レベルに下げられたものだとお考えください(復習トレーニング機能も利用可能です)。

10語ずつまとまったセットごとに,それまでの正解率や学習時間が一覧表示されて一息つけるので,数分のスキマ時間を見つけるたびにちょこちょこ学んでいくようにすると,簡単に学ぶことができます↓

基礎英単語の正解率

ちなみに,基礎英単語で扱うレベルですが,最初の方では以下のような単語が出てきます↓

please(どうぞ),dinner(夕食),wash(洗う),week(週),go(行く),father(父),play(遊ぶ),parent(両親),drink(飲む),all(すべての)

後半になると,some,average,cash,choice,pressure,weekday,scare など,少し抽象度の高い単語も出てきます。

最初は簡単に感じても,最後まで進めると,中学〜高校初級レベルの語彙をひと通り確認できます。

「これくらい簡単だよ!」と言われる方はぜひ試していただきたいのですが,スタディサプリENGLISHの単語問題では,選択肢をなくしたり,出題順をランダムにしたり,解答モードをリスニングにしたりといった出題設定の変更が可能です。

変更することで,同じ問題セットを解くことになってもまるで別物のような感じがします。

例えば,以下左の画像は通常の出題方法ですが,その設定を変更し,「選択肢無し」かつ解答モードを「リスニング」にした例が右です↓

基礎英単語と設定変更

useは文字を見てしまえば簡単ですが,音だけを頼りに意味を答えようとすると,youやyouthと誤解してしまうかもしれません。

また,これら単語の学び方に決まりはありませんが,スタディサプリENGLISHでは5秒以内に英単語の意味が答えられることを目標としています。

たとえすべての問題に正解できたとしても,意味を言うまでに時間がかかってしまうようではいけません。

瞬発力を高めるためにも何度かやり直す必要があることを忘れないでください。

 

 

基礎発音とその使い方

基礎発音の講座概要

発音の基礎を一から学べる基礎発音は,2022年5月に追加されました。

さんくす
さんくす
ビジネス英語コースと新日常英会話コース限定のコンテンツとなっています。TOEIC対策コースでは利用できないのでご注意ください。

担当講師はイムラン・スィディキ先生で,抑揚(intonation)と強弱(stress)を意識して,実際に声を出して練習しましょう!

「Tom can play the piano.」という文を1つ取ってみても,文末を上げ調子で読めば疑問文のように尋ねることができますし,抑揚の付け方次第では,自分がそのことを訝しんでいることを相手に伝えることすら可能です。

一方,強弱に関しては,Tomにアクセントを置くことで「JohnじゃなくてTomが」という意味合いが加わりますし,canを強く読めば「Tomは実際にできる」ことが強調され,pianoを強く読むと「ギターやドラムといった他の楽器ではなくピアノを弾ける」ことを強調できます。

量的にさほど多くはないものの,英語の発音ルールとしてこのようなものがあることを知った状態で今後学んでいくのとそうでないのとでは,理解の深さが変わってくるはずです。

基礎発音で扱う主な項目は以下の通りです↓

基礎発音で扱う項目

音声変化の基礎,LとR,SとSH,「ア」の発音,破裂音,摩擦音

この他に確認テストも用意されているため,動画を見て終わりではなく,自分で声に出しながら確認できます。

レッスンでは,数分の動画を視聴して音の出し方を学んだ後(画像左)で,実際に発音練習します(画像右)が,ここで自分の録音した発音が文字に起こされるので,正しく認識されたかどうかがわかる点が便利です↓

基礎発音の動画と発音練習(単語)

rightですが,正しく発音できないと,lightやwhiteなどと誤って認識されてしまうでしょう。

さんくす
さんくす
私なりのコツですが,rの音はその前に小さく「う」を入れるように意識し,lは舌先を上の歯茎あたりにつけてから音を出すと区別しやすくなります。

単語レベルで発音練習した後は,文単位で練習します↓

文単位での発音練習

問題数は少ないですが,発音に興味を持つきっかけとしては十分です。

もっと深く学びたい方は,英語発音記号の読み方の記事を読んでみてください。

 

 

基礎英文法と基礎リスニングの位置づけ

残る「基礎英文法」と「基礎リスニング」については,ここでは簡単な概要のみお伝えします。

それぞれの詳しい使い方や効果については,私が運営する別サイト『スタディTOEIC®』の記事で紹介しています(後述)。

基礎英文法

基礎英文法のアイコンと説明

基礎英文法は,全30レッスンを通して中学〜高校初級レベルの英文法を速習できるコンテンツです。

扱う文法項目は,名詞・形容詞・副詞・前置詞・接続詞・動詞・時制・助動詞・態・不定詞・動名詞・分詞・代名詞・比較・関係詞・仮定法・文型などです。

中学から高校までの文法を細部まで網羅するというより,英会話やTOEICの土台として必要な項目を短時間で確認する講座だと考えるとよいでしょう。

山田治先生が担当し,アニメーションを使った視覚的にわかりやすい講義が特徴です。

基礎英文法の詳しい使い方や,TOEIC対策コースにある「パーフェクト講義-英文法編」との違いについては,以下の記事で比較しています↓

 

基礎リスニング

基礎リスニングの概要

基礎リスニングは,サマー・レイン先生が担当し,英文にしたときの発音のコツを中心に学べるコンテンツです。

扱う内容は「英語の音声変化」に関するものが中心で,つながる音・落ちる音・短くなる音・弱くなる音などを学べます。

母音や子音を1つずつ練習する講座というより,英語を文として読んだときに音がどのように変化するのかを確認する講座です。

学校ではあまり扱われない実践的なルールを知ることができるため,英語学習者向けのはっきりした音声しか聞いてこなかった方には特に役立ちます。

基礎リスニングで行うディクテーションやリピーティングの詳しい手順,学べる音声変化の具体例については,以下の記事で詳しくレビューしています↓

 

 

まとめ

以上,スタディサプリENGLISHの基礎講座に含まれる4つの学習コンテンツについてみてきました。

基礎講座には,基礎英文法・基礎英単語・基礎リスニング・基礎発音があり,英語学習の土台になる文法・語彙・音声面をまとめて確認できます。

TOEIC対策コースでは基礎発音を利用できませんが,基礎英文法・基礎英単語・基礎リスニングだけでも,文法知識・語彙力・音声変化の理解を補うことができます。

一方,ビジネス英語コースや新日常英会話コースを受講している方にとっては,基礎発音まで含めて学べるため,英会話に必要な音の出し方や強弱・抑揚にも触れられます。

基礎講座は名前こそ「基礎」ですが,単語を素早く答える力,英文法を短時間で確認する力,音声変化や発音のルールに気づく力を育てるうえで役立ちます。

メインレッスンが難しく感じる方や,英語の土台に不安がある方は,先に基礎講座を一通り確認しておくと,その後の学習が進めやすくなるはずです。

なお,スタディサプリENGLISHに含まれる学習コンテンツについてまとめた記事もあるので,必要に応じて,こちらもご覧ください↓

スタディサプリENGLISHの全コース一覧と目的別の選び方を示したアイキャッチ画像
スタディサプリENGLISHはどれがいい?TOEIC・ビジネス英語・新日常英会話の選び方

「スタディサプリENGLISH」には,TOEIC対策,ビジネス英語,新日常英会話という目的別のコースが複数あります。 同じシリーズに属するため似ている部分もありますが,目指すゴールはそれぞれ異なります。 TOEICのスコ ...

続きを見る

最後までお読みいただき,ありがとうございました。

-スタディサプリENGLISH