今回は,大学入試で重要度が高まっている「リスニング対策」について,スタディサプリで使える講座と効果的な学び方を紹介します。
共通テストではリスニングの比重が大きく,私大や国公立2次でも対策が必要になる場面が増えているのが現状です。
そこで当記事では,共通テスト向けと個別試験向けの講座の違い,そして公式テキストで推奨されている復習法まで整理していきます。
スタサプ高校英語 おすすめ学習ルート
⓪ 基礎固め:高1・高2講座
① 英文法の完成:高3文法編
② 構文把握:高3英文解釈編
③ 長文読解:高3読解編
④ 実戦演習:高3長文演習編
⑤ 分野別対策:各種リスニング講座(★当記事はココ!)
共通テストのリスニング問題の傾向と難しさ
センター試験時代はリスニングの比重が今よりも小さく,直前期だけ軽く対策する受験生も少なくありませんでした。
しかし,現在の共通テストでは,リスニングとリーディングの配点は「100点:100点」の1対1となり,リスニングが占める割合は全体の50%へと大きく増えています↓
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さらに注意したいのが難易度の変化です。
共通テストのリスニングは全6問構成ですが,第1問・第2問は音声が2回読まれるものの,第3問以降は「1回しか読まれない」という非常に厳しいルールになっています↓
共通テストのリスニング構成
- 第1問・第2問:短い発話や対話(2回読み)
- 第3問:対話を聞いて質問に答える(1回読み)
- 第4問:図表の読み取りや条件整理。メモ取りが鍵(1回読み)
- 第5問:講義のような長めの説明文。ワークシートを完成させる(1回読み)
- 第6問:複数人による長い対話や議論(1回読み)
回数が少ないことは,そのまま難しさに直結します。
少しでも聞き逃してしまうと後でリカバーできないため,日頃から「英語を1回で正確に聞き取る耳(英語脳)」を作っておく必要があります。
スタディサプリのメインとなるリスニング講座

ここからは,いよいよスタディサプリにおけるリスニング対策講座についてみていきます。
大学入試に用いるメイン講座としては「高3トップ&ハイレベル」と「共通テスト対策講座」の2つが用意されていて,どちらも担当は肘井学先生です。
高3トップ&ハイレベル英語リスニング(私大・二次対策)

私大や国公立の2次試験でリスニングを必要とする方は「高3トップ&ハイレベル英語リスニング」を受講してください。
全4講義と少なめではありますが,ディクテーションから始まり,短い対話文,長い対話文,そして評論文までを一通り学ぶことができます。
まずは入試でよく出題されるディクテーション(読み上げられた英文を書き取る問題)で,日本人が苦手としやすい「音の変化(急所)」を徹底的に学びましょう↓

その後,徐々に問題の難易度が上がっていき,最終的には長文を聞きながらメモを取る技術まで身に付けることが可能です。
共通テスト対策講座 英語<リスニング編>

こちらは共通テストの英語リスニングに特化した対策講座です。
共通テストの本試験・追試験などの良問で構成されており,第1講~第6講へと進むにつれて徐々に英文が長くなり,難易度も上がっていきます。
授業では,リスニング問題特有の解法,メモ取りの技術,図表の読み取り方など,高得点を取るための実践的なテクニックを伝授してもらえます。
リスニング講座の学び方(肘井式・10回シャドーイング)
これらのリスニング講座の受講方法について,公式テキストに書かれている非常に重要な指示(肘井先生の秘伝)を解説します↓
- 予習:不要!授業内で音声を流して解答時間が設けられるので,ぶっつけ本番で解く。
- 授業:動画は20分前後で区切られているので,集中して解説と解法を吸収する。
- 復習:音声に合わせて「10回シャドーイング(音読)」を行う!
一番の特徴は「予習が一切不要」であることです。
テキストに問題が組み込まれているため,「音声を聴いて解く→授業を聞く」のサイクルですぐにでも受講できます。
しかし,その分「復習」には全力を注いでください。
肘井先生はテキストで「授業後の10回音読こそが,リスニングの力を劇的に高めてくれる」と述べています。
具体的な復習の手順は以下の通りです↓
リスニングの10回シャドーイング法
- スタサプの「音読トレーニング」の音声を流す。
- 音声に合わせて,自分なりの発音で1文目を発声する(自習室なら自分に聞こえる声でボソボソ音読でOK)。
- この手順で最後まで読み,10回繰り返す。
この「シャドーイング(聞こえてきた音声に少し遅れて影のように発音してついていくトレーニング)」を毎日行うことで,無意識に聞き取れる英語の音の量が増えます。
リスニングが苦手な方は速度を0.5倍や0.75倍に遅くできますし,逆に得意な人は早めにして聴いてみてください↓

スキマ時間を活用する+αの対策
ここまで紹介してきた講座は,試験対策としては優秀ですが,英語の音に触れる絶対量を増やすには少し足りません。
そこで,メインの対策講座に加えて,以下のコンテンツを併用することで,リスニング力をさらに強固なものにしてみてください。
① 英検対策講座

高校英語の理解度を測る上で,英検のリスニング問題は非常に良質な教材になります。
共通テストの前半(短い対話など)で点数を落としてしまう方は,基礎固めにスタディサプリの英検講座(特に2級)のリスニング部分を活用するのがおすすめです↓
② スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)

リスニング能力を高めるには,すでに学んだ既習の音源を繰り返し聞く作業(シャドーイング)と,これまでに聞いたことのない未知の音源を聞く練習の2つが必要になります。
そこでおすすめなのが,別アプリとなる「スタディサプリENGLISH(新日常英会話コースなど)」の活用です。
毎日10分でも「未知の英語音声」を聞いてディクテーションやスピーキングの練習を積むことで,入試リスニングの土台となる英語耳を作っていくことができます↓
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まとめ:リスニングは「毎日のシャドーイング」が命
ここまで,大学入試のリスニングの現状と,スタディサプリのリスニング対策講座の効果的な使い方について解説してきました。
当記事のポイントを以下にまとめます↓
- 共通テストは「1回読み」が多く,配点も100点と非常に大きい。
- トップ&ハイレベル,共通テスト対策ともに「予習は不要」。
- 復習で「音声に合わせた10回の音読(シャドーイング)」を毎日続けることが重要。
- スキマ時間に英検対策講座やスタサプENGLISHを使って絶対量を増やす。
リスニングは,音が発せられた瞬間からすぐに消えていってしまうため,後から前に戻って確認することができません。
聞こえた順番通りに,頭から英語の語順で理解していくしかないのです。
また,英語を聞こえた順に理解する力は,英文を頭から読む力ともつながっています。
そのため,リスニング対策を続けることで,結果的にリーディングの処理速度や理解が安定してくるでしょう。
直前の一夜漬けは通用しない分野ですが,毎日シャドーイングを続ければ実力は着実に高まってきます。
大学受験講座で解法と形式に慣れ,スタサプENGLISHでリスニング量を増やす。
この二本立てで進めると,試験対応力と英語耳の両方を伸ばしやすくなります。
これからスタディサプリを始める方は,最新のキャンペーン情報をチェックしてお得に始めるのをお忘れなく↓
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