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スタディサプリ「定期テスト対策講座」の使い方!親のチェックにも!

スタディサプリの中学講座を定期試験が差し迫った時期に使う場合,まさにそれといった名前をした「定期テスト対策講座」が候補として1つ考えられます。

今回はその中でも一番複雑な「中学3年生の講座」を例に取り上げ,本講座全般の使い方についてみていきましょう。

科目別のレビューやテキストを買うべきかどうかについても議論しています。

とはいえ,あくまで「試験2週間前の直前期」に限ったスタディサプリの活用法となりますので,それ以外の使い方,例えば,普段使いや高校受験対策については別の記事を参考にしてください↓↓

それでは始めましょう!

スタディサプリ定期テスト対策講座の特徴

スタディサプリの中学講座は,大きく分けて,

  1. 通常講座
  2. 定期テスト対策講座
  3. 高校受験講座

の3つからなっています。

このうち特に利用する頻度が多いのは,一番上の「通常講座」でしょう。

学校の授業を予復習する際は,通常講座を用いて進めるのが基本です。

また,中3の夏休み以降,受験を見据えた具体的な対策をする場合は,3つ目の「高校受験講座」を利用して勉強を進めることになります。

というわけで,スタディサプリ中学講座について語った口コミのほとんどは,通常講座か高校受験講座に限ったもので,今回レビューする「定期テスト対策講座」について語ったものは少ないです。

ですが,これを使うと使わないとでは結果に大きく影響しますし,親のチェックに使ったりもできますから,是非ここで理解を深めていってください。

まずはその特徴についての理解から始めましょう。

  • 定期テストで問われる形式の問題
  • あらかじめ問題を解き,解説動画を観るのが基本
  • 1つの単元ごとに20分程度の解説動画がある
  • 科目は英数理社の4つ。国語はない
  • テキストに対応したものもあればそうでないものも

通常講座を使って学ぶ際は,予習にも使えるようにと一からわかりやすく解説してくれますが,定期テスト対策講座は基本知識が備わっているのを前提に,実際にテストで得点が取れるかということに主眼を置いています。

通常講座が教科書の練習問題レベルを扱っているのに対し,定期テスト対策講座は学校のワーク的なより難易度は高めです。

テキストは問題と解答解説のみの構成となり,動画では問題の解説のみを扱います。

なお,通常講座と講座自体は同じのため,英語と数学においては教科書ごとに別々の講座が用意されていますが,理科と社会は基本講座1つしかありません。

国語は講座自体が存在しないので注意したいところです。 

 

スタディサプリ定期テスト対策講座の2つの使い方

スタディサプリの定期テスト対策講座ですが,2つの使い方ができるように思います↓↓

  1. 定期テスト直前期の最終チェックとして使う
  2. 子どもが授業内容を理解しているか親がチェックする目的で使う

定期テスト前の最終チェックに使う

1についてですが,普段通常講座でしっかり学んでいたとしても,テスト範囲の最初の部分を学んだのはいつだったかといえば,下手すると数ヶ月前のことだったりします。

習いたての当時はバッチリできた問題であっても,時間が経つことで忘れてしまったかもしれません。

それならと,みなさん学校のワークブックを開いて復習しようと考えるでしょうが,ここで1つ確認してみてください。

通っている中学校では,ワークに書き込んで提出させていませんか。

もしそうだとすると,コピーをあらかじめとっている場合を除いては,ワークの問題全てに答えが書き込まれてしまっていることになり,満足な復習ができないのです。

学校の定期テストで点が取れない。

そんな悩みを抱えている中学生の敗因はここにあります。

しかしそんなときこそ,この定期テスト対策講座の出番です!

印刷できるので書き込みの心配はありませんし,本番のテストだと思って取り組むことで,一体どこを中心に復習していけばよいのか把握しやすくなりますし,間違えたものは完璧にできるまで何度も復習しましょう。

また,スタディサプリで推奨されている学習手順は以下のようになります↓↓

  1. テキストの問題を解く
  2. 答え合わせをする
  3. 動画を観る
  4. 間違えた問題をもう一度解き直す

テキストは印刷するかノートにやってください。

手を動かして書く作業は重要です。

また,問題を解くときは試験と同じ緊張感の中で解くように心がけると,より本番を意識した対策になります。

問題によって難易度に差はあるでしょうが,「1問1分の時間内に必ず解く」と決めるだけでも,時間に急かされる意識が芽生えるというもの。

普段からケアレスミスをしてしまう中学生が,より緊張するテスト本番でノーミスなんてことは到底考えられません。

できるだけ厳しい環境を作ってやりましょう!

加えて,正答率で得点を計算してください。

「何点取れたか」ということを子どもは非常に気にしますし,大変残念なことに丸付けをしない子は意外に多いです。

※科目別のレビューは次章で行っています。

親が子どもの理解度をチェックする際に使う

続けて2つ目の利用法についてです。

スタディサプリの「個別指導コース」を受講しているのであれば話は別ですが,「ベーシックコース」で申し込んだ場合は親がコーチの代わりをしないとならない場面も出てくるでしょう。

実際は,子どもがちゃんとスタディサプリの動画内容を理解しているかをチェックする目的で本講座を使うこととなります。

具体的な利用法については複数考えられますが,

  • 通常講座をやった子どもに,定期テスト対策講座の問題を解かせて理解度をチェックする
  • 試験前に「勉強してるよ」という子どもに本講座をやらせてみて,本当にできるか確認する

のがおすすめの使い方です。

通常講座にも「確認テスト」がついており,それを用いた簡単なチェック方法については以下の記事で触れましたが,子どもの理解度をより正確に把握するためには,定期テスト対策講座の方に軍配が上がります

解説動画がありますので,子どもが間違ったところについては,該当するものを視聴するよう指示してください。

手間にはなりますが,動画を観終わったら,もう一度同じ問題を解いてもらうと効果的です。

もし親自らが子どもに教えようとお思いでしたら,存分に解答と解説を読み込んだ上で自信たっぷりに解説しましょう。

場合によっては,子どもの目が届かないところで親があらかじめ解答と解説を読み込んでおき,さも初めて見た問題かのように振る舞うことで,より親の威厳が保たれることと思います(笑)

そして肝心なこととして,全問正解できた場合には「よく頑張ってるね」と声をかけてやってください

これだけでも,子どもはまた明日から一生懸命頑張ってくれますからね。

 

定期テスト対策講座の科目別レビュー

それではここで,定期テスト対策講座の学習コンテンツを科目別にみていきましょう。

なお,先述の通り,国語はありません。

英語

教科書を選ばない「基礎講座」の他,以下のテキストに沿った講座が6種類用意されています。

NEW HORIZON・SUNSHINE・NEW CROWN・TOTAL ENGLISH・ONE WORLD・COLUMBUS

都内の塾では,どれも教えたことがあるメジャーどころばかりです。

以下は「開隆堂出版のSUNSHINE」の講座一覧の一部ですが,構成はまったくの教科書通りであることがわかります。

中3英語SUNSHINEの定期テスト対策講座一覧

基礎講座ですと,英文法の内容ごとのタイトル,つまりは通常授業と同じタイトル構成になっています。

講義とテキストの様子はこのような感じ↓↓

スタディサプリ中3定期テスト対策講座の授業とテキスト

動画が3つと確認テストが1つ。

右に見えているテキストはまさにワーク的。

問題の質については次章で英語のテキスト冊子をレビューしていますので,そちらで語りますね。

講義では解説のみを行っています。

通常講座同様,竹内健先生が担当です。

数学

定期テスト対策講座の数学でも,教科書に沿った講座が用意されています。

こちらはタイトルではなく出版社でまとめますが,

東京書籍・啓林館・学校図書・大日本図書・日本文教出版・教育出版

の6社です。

なお,講座はこのように細かく分かれているので,試験範囲が途中までであっても問題ありません↓↓

定期テスト対策講座中3数学一覧

わずか数問であっても懇切丁寧に解説してくれる山内恵介先生の姿勢が印象に残ります。

ちなみに以下の平方根の問題は,誰しも一度は間違える問題です↓↓

定期テストではやたらと出題される上に正答率は低いので要注意の問題なのですが,ハイライトで注意喚起されているだけでなく,解説でもしっかり別扱いとなっているのがわかります↓↓

中3数学の解説

こういうところが,実際に中学生に教えてこないと気づけないのです。

理科

理科の定期テスト対策講座は教科書別の講座は存在せず,基礎講座のみです。

とはいえ,それは通常講座も同じですし,動画自体はこのようにテーマごとにまとまっているので,簡単に探すことができます↓↓

中3理科定期テスト講座一覧

物理・化学・生物・地学に加え「環境」も加わった中3理科ですが,どれも担当するのは佐川大三先生です。

しゃべるのが早い人は頭の回転も速いと聞きます。

ほぼずっとしゃべり続けて5分強。

そこで得られる情報量はかなりのものになります。

中3理科のテキストと授業内容

物理で力を分解するところや化学の液性の範囲など,間違いやすいところは講義終了後にゆっくり考え直してください。

社会

定期テスト対策講座の社会も,基本講座しかありません。

スタディサプリ定期テスト対策講座社会の講座一覧

入口こそ,地理・歴史・公民と分かれていますが,基本的には理科と同じです。

高校講座でもおなじみの伊藤賀一先生が全講座を担当します。

スタディサプリ定期テスト対策講座中3社会の動画とテキスト

どこでつまづきやすいかに加え,どういうところに注目して解くとよいか(例えば,用語を見てから文章を見ること)について実践的な内容で講義を行っているのが定期テスト対策講座らしいと感じました。

人気の高い先生です。

 

定期テスト対策講座のテキストについて

スタディサプリの定期テスト対策講座のテキストについて,最後にまとめておきましょう。

冊子について

まずは購入できる冊子についてです。

今回購入したのは中3英語のNEW HORIZONの講座テキストですが,その外観としては,赤い冊子のメインテキスト(全51ページ)と,その解答解説にあたる灰色の別冊子(全40ページ)からなります↓↓

薄くてやりやすそうです。

しかしここで通常講座のテキスト(青色)と比べてみると,残念ながらお得感がないように感じてしまいます↓↓

これだけ厚みに差がありながら,値段は同じ1200円ですからね。

もちろん中身はカラー印刷されており,コストはそれなりにかかっていそうですし,所有する喜びもあるのですが,これだけの量であれば,自宅のコピー機で印刷するだけで用に足ると思います。

参考までに,テキストの買い方や意義については以下の記事にまとめました↓↓

テキスト内容について

その一方で,テキスト内容自体は良質なものです。

ここでは教科書の内容をどのように編集しているのかみていきましょう!

以下はNEW HORIZONというテキストの基本となるレイアウトです↓↓

ここでは定期テスト範囲の半分にあたる1ユニット(全10ページ)についてみていきますが,語句のまとめとメインの英文,そして基本例文などが確認できます。

文法事項としては受け身と過去分詞がテーマのようです。

加えて練習問題が数題と,リスニングやライティングの応用問題も見受けられます。

やや込み入った内容にはなりますが,ユニット1で学ぶ内容をまとめると,

  • 受け身の疑問文
  • 第4文型の受け身
  • 第5文型の受け身
  • 総まとめ

の4つです。

次にスタディサプリの定期テスト対策講座でどのように学ぶかというと,演習問題を解くだけです。

教科書10ページにあった内容が半分以下の4ページになっているので,どこか省略されているところがあるのではと不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが,学ぶべき内容の一部だけを抜き出したものではありません。

何かを省いたわけではなく,凝縮したものだとお考え下さい。

例えば1ページ目では,教科書で習った重要表現の他,受け身の文が,肯定文→否定文→疑問文と形を変えながら出てきますし,

次ページでは,平叙文を受け身の文に書き換えたり,疑問詞を含む疑問文を作るといった応用的な演習も見受けられます(左ページ)↓↓

右ページにちょっと見えている第3講では,重要語句問題の確認と第4・第5文型の受け身に関する出題が確認できました。

このように見てみると,一切同じ問題がないことに気づきます。

受け身の文にまつわる問題であっても,さまざまな角度から,深く「受け身」という文法事項について学べるように工夫されていますし,第4文型の問題であってもSVOOの2つある目的語のどちらを主語にするかで,異なった主語で受け身の文が作れることを問うものになっていました。

教科書には類題を数多く解かせて身体に覚えこませる勉強スタイルを採用していますが,スタディサプリの定期テスト対策講座では無駄を省き,1問から多くを学べるように考え抜かれた良問を解かせることで,短時間で効率的な復習を可能にしているわけですね。

その他,教科書ガイドなどと比較した記事も書いているので,お時間ある方は以下の記事もどうぞ↓↓

 

まとめ

以上,スタディサプリの定期テスト対策講座を,その使い方から講座・テキストのレビューまで行ってきましたがいかがだったでしょうか。

中間テストや期末前の確認に用いる以外に,親が子どもの様子をチェックする際にも是非使ってみてください。

講座としては国語以外の主要科目は揃っていますし,書き込みのない問題で最終チェックを行えるのはPDF形式のテキストさまさまです。

さて,動画の中で竹内先生もおっしゃっているように,間違えた問題こそが大切です!

定期テストが差し迫った時期にすべきことは,これまでに学んだ内容をすぐさま呼び起こし,テストで狙われるところを再確認しつつ,大きな減点につながる見落としを極力避けられるようになることを忘れないでください。

面倒でも,間違えた問題はわかるようにしておいて,何度も復習するようにしましょう。

また,復習に時間をかけすぎてしまった結果,他教科とのバランスが崩れてしまう失敗例もよく見る光景です。

動画は全部見ても構いませんが,ミスした問題「だけ」を試験本番までにもう一度解きなおすことで時間が節約できます。

ワークだけで勉強していると,試験前に解説を読んでも理解できずに諦めにも似た絶望感にさいなまれる中学生も出てくるでしょう。

が,スタディサプリを使っていればそんなことにはなりえませんし,場合によっては通常動画に戻って授業を受け直すことだってできるわけですから,頑張って良い点を取ってきてほしいですね!

是非,スタディサプリの定期テスト対策講座,使ってみてください。

無料体験はこちら

なお,キャンペーンコードについては以下の記事にてまとめています↓↓

  • この記事を書いた人
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スタディサイト管理人

都内の塾運営にかかわってから,講師歴も15年以上になりました。小学生から高校生まで学校の定期テストから大学入試まで幅広く教えています。最近の関心事は「教育改革」で,塾に入ってくる情報に加え,セミナーや書籍,信頼のおける教育機関より得た情報をWebにまとめてみました。ネットを介したやり取りにはなりますが,少しでもみなさまのお役に立てたらと思います。
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