今回は,スタディサプリ中学講座の「定期テスト対策講座」の使い方について解説します。
定期テストの成績は内申点に直結しやすく,次の学習への自信にもつながるため,中学生にとって非常に重要です。
成績が良いと自信がつき,自然と勉強に前向きな仲間が集まって教え合う関係性が築けるなど,良い学習環境作りにも繋がります。
ただし,普段の授業対策講座(通年講座)と同じ感覚で使っているだけでは,テスト前の総復習としては少し遠回りになることがあります。
そこで当記事では,授業対策講座との違いを整理したうえで,テスト前の進め方,スピード暗記・厳選予想問題の役割,そして教科別の使い方までまとめていきます。
スタディサプリの定期テスト対策講座の特徴

スタディサプリの中学講座には,普段の予習・復習に使う「授業対策講座」のほかに,テスト前に特化した「定期テスト対策講座」が用意されています。
授業対策講座が「理解すること」を重視した日常学習向けの講座だとすれば,定期テスト対策講座は,試験範囲を短期間で思い出し,得点につなげるための直前期向け教材です。
使える教材は次の2つです↓
- スピード暗記(旧称:徹底暗記マスター)
- 厳選予想問題
前者は英単語や理社の重要語句を短時間で確認しやすい一問一答,後者は本番に近い形式で演習できる問題集と考えるとわかりやすいでしょう。
また,対応する教科書がある場合は,主要5教科だけでなく,音楽・美術・保健体育・技術家庭の実技教科にも対応しています。
ただし,この講座だけで定期テスト対策が完結するわけではありません。
学校のワーク,授業ノート,配布プリントの復習が主軸であり,スタディサプリはその総復習を速く進めるための補助教材と考えるのが基本です。
例えば,期末テストで「学校の校歌について答えなさい」と問われた際,スタディサプリの知識だけでは歯が立ちません。
また,中3生ともなれば,学校で習っていない初見問題(高校入試レベルの応用問題)が出題されたり,試験範囲に「これまでに習った全範囲」と指定されたりすることもあります。
そのため,特に英数でトップクラスの点数を狙う方は,定期テスト期間外にもスタサプの応用講座や英検対策講座などに触れ,根本的な学力を高めておくことをおすすめします↓
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定期テスト対策講座の使い方とスケジュール
ここでは,定期テストの3週間前からスタディサプリを使って対策を進める場合の,理想的なスケジュールをまとめます。
学年や科目,時期によってレッスン数は異なりますが,基本的な流れは変わりません。
テスト3週間前からの過ごし方を確認してください↓
定期テスト直前期の過ごし方
- 3週間前:英数は学校のワークを優先しながら,厳選予想問題にも着手。他教科のスピード暗記は空き時間で開始する。
- 2週間前:国理社・実技も含めて厳選予想問題を進める。他教科の学校のワークも本格的に解き始める。
- 1週間前:学校のワークを何度も解き直す。弱点整理,ごちゃ混ぜノート作成,スピード暗記で最終確認。
以下で詳しくみていきましょう!
テスト3週間前にやること
テスト3週間前の時期だと,学校の授業でまだ試験範囲が終わっていない科目もあるはずです。
未習範囲については「授業対策講座」を用いて通常通り学ぶようにしてください。
また,提出用の授業ノートや配布プリントに抜け漏れがないかを用意・確認しておくことも忘れないようにしましょう。
英数に関しては学校のワークを優先しつつ,スタサプの「厳選予想問題」も始めて構いません。
他教科の「スピード暗記」は空き時間を中心に取り組みましょう。
本格的な問題演習に入る前に,出題範囲の全用語にいち早く慣れておくことで,後で学校のワークを解いたり解説を読んだりした際の理解力を高めることができます↓

一問一答形式なので1レッスン10分程度で終えられることに加え,早めに全範囲に目を通しておくことで安心感が生まれ,試験直前に焦らずに済むというメリットもあります。
朝食中や電車を待つ間などのスキマ時間に取り組み,間違えた問題は解説まできちんと読んでおきましょう。
テスト2週間前にやること
定期テストの2週間前に入ったら,国語や理社・実技などもすべて含めて「厳選予想問題」を解き始めます。
厳選予想問題は,定期テストに出やすい問題を短時間で見直すための教材です↓

また,同時に英数以外の学校のワーク1周目も進めてください。
スタサプで見つかった弱点を,学校ワークの類題で解き直すようにすると効率が上がります。
この時期になると試験範囲もほぼ出揃うはずです。「この単元は捨てよう」と妥協せず,まんべんなく対策することが高得点へのカギです。
テスト1週間前にやること
残り1週間を切ったら,スピード暗記は継続しつつ,学校のワークの2周目以降と,弱点整理を優先します。
間違えた問題には必ず印を付けるか,ノートにまとめるようにし,前日と当日に見返せる状態を作っておきましょう。
教科ごとにノートを分けるより,すべての教科の弱点を1冊に集約する「ごちゃ混ぜノート」を作っておくと,直前の復習がかなり楽になります↓

その他のノート術に関しては以下の記事にまとめています↓
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ミッション機能との連携について
定期テストの日程を入力しておくと,ミッション機能でもテスト前の学習が表示されるようになります。
ただし,ミッションに完全に任せるのではなく,学校のワークや提出物を主軸に置き,スタサプは「用語確認と問題演習を速く回すための補助教材」として使う方が安定します。
設定方法や定期テストミッションの詳しい仕組みについては,以下の記事を参考にしてください↓
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定期テスト対策講座の中身を教科別に紹介
ここでは「中学3年生の1学期中間テストの範囲」を例に,定期テスト対策講座の内容を教科別にレビューしていきます。
英語
英語の「スピード暗記」は,授業対策講座の中にある「単語 意味を覚えよう」等のレッスンと同一内容の出題となります。
ただし,授業対策講座で4択だったものが,スピード暗記ではノートに意味を書く形式になるなど,本番を想定して難易度が上がっていることに気が付くはずです↓

スペリング問題の方は,授業対策講座の時点ですでに難易度が高めだったこともあり,形式に変更はありません。
一方の「厳選予想問題」は実戦的な問題演習がメインです。
該当するUnit内で登場した問題演習のうち,特に定期テストに出そうなものを中心に厳選されています。
ここで頻繁に間違えてしまうようであれば,復習動画を観ておきましょう。
また,文法は英作文の出来にも直結するため,ここで間違った文はノートに書き出しておき,日本語だけを見て英文をフルで書けるようになるまで練習しておくと完璧です。
問題の中には,以下のように最初から全てが空欄になっているものもあります↓

空欄の数から「6つの英単語で表現できる」ことがヒントとしてわかってしまうため,日本語訳だけをノートに書き写し,自力で英文を作れるかどうかをチェックするのがベストです。
参考までに,ある教科書のUnit1だけを学ぼうと思った際,スピード暗記は全96問で目安時間は約37分,厳選予想問題は全36問で目安時間は約46分(徹底復習まで含めると約64分)が必要でした。
数学
数学の定期テスト対策講座には用語暗記がないため,「厳選予想問題」のみの提供となります。
難易度は「基本レベル(まずはこれだけ!)」と「応用レベル(さらに応用!)」に分かれています。
以下の画像で説明すると,上段にある3問が基礎レベルで,下段の2つが応用レベルです↓

幅広い範囲を短時間で学び直せるのが特徴で,授業対策講座と全く同じ問題セットにはなっていません。
問題量も豊富で,授業対策講座の単元テストでは42問だった範囲が,定期テスト対策講座では206問になるなど,しっかり演習量を確保できます。
数学が得意でテスト範囲の総復習を超高速で終わらせてしまいたい人は,「応用レベル」だけを利用するのも一つの手です。
ただし注意点として,スタサプの応用問題ですべての出題パターンを網羅しているわけではなく,特に証明問題のような「記述問題」は,スマホでの穴埋め式演習ではどうしても限界があります↓

応用問題は学校のワークに出ている問題の方が難しいことが多いので,数学で高得点を目指す方は,最終的に学校のワークの記述式問題を中心に復習することを忘れないでください。
試験前の工夫として,スタサプの厳選予想問題で間違えた問題と似た類題を学校のワークで見つけ,問題番号に色ペンで印をつけておく(リンクさせる)のも良い方法です。
試験の1週間前にその類題をまとめて解き直すことで,より万全な対策になります。
国語

国語の定期テスト対策講座は「光村図書」の教科書のみに対応しており,本文を制限時間付きで読み終えた後,問題演習を行う流れです(※国語もスピード暗記はありません)。
問題のタイプは普通の読解問題のほかに,重要語句の意味を答える問題や漢字問題も含まれます↓

これらは授業対策講座の確認問題で解いたものと同一です。
普段,国語では同じ問題の解き直しをあまり行わないかもしれませんが,定期テストでは教科書と「同じ文章」が出題されるため,こうした作業も確実に行う必要があります。
なお,漢字問題については,スタサプを眺めるだけでなく,学校のワークやプリントを使って実際に「手で書く練習」を必ず行いましょう。
社会・理科
社会は地理・歴史・公民の3分野からなりますが,出題形式は共通しています。
例えば歴史の第一次世界大戦の単元では,「スピード暗記」において,授業対策講座で3択だった問題が「一問一答形式で直接正解を答える形」に変わっていました↓

すべての知識を満遍なく覚えていく必要があるため,レベル分けはされていません。
試験前に間違ってしまったものは,用語を見て詳しい内容を説明できるまでに練習しておくと完璧です。
例えば,上の「三国協商」が不正解だった場合,答えを覚えるだけでなく「第一次世界大戦前のイギリス・ロシア・フランスの結びつきのこと」と自分の言葉で説明できるようにしておきます。
一方の「厳選予想問題」ですが,こちらは授業対策講座に出てくる「まとめ問題」とほぼ同じ形式で知識の定着を図ります↓

スピード暗記も厳選予想問題も,あくまで復習用に使う感じです。
理科の定期テスト対策講座についても,構成は社会のそれと同様です。
各自でできる工夫としては,間違えた問題の周辺知識を学校のノートに書き足したり,比較・分類できる内容は図や表にまとめ直したりしておくことで,試験前に要点を素早く確認できるようになります。
実技教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)
実技教科についても,自分の学校の教科書が対応している場合のみ利用可能です。
ほかの教科と同様に「スピード暗記」と「厳選予想問題」が用意されていますが,実技教科のテストは知識問題が中心になるため,スタサプとの相性が非常に良いです。
まずは「スピード暗記」で重要用語に慣れ,テスト直前になったら「厳選予想問題」で応用形式にも対応できるように仕上げるのが基本の流れです。
まとめ
以上,スタディサプリ中学講座の「定期テスト対策講座」の使い方と,テスト前のスケジュールの目安,そして教科別の特徴について解説しました。
定期テストで点数を伸ばすには,学校のワークや提出物を主軸にしながら,スタサプのスピード暗記と厳選予想問題をうまく併用することが大切です。
とくに,間違えた問題をそのままにせず,学校ワークと結びつけたり,ノートにまとめ直したりして,試験直前に見返せる形にしておくと得点につながりやすくなります。
大事なのは,スタディサプリを万能教材だと思うことではなく,自分のテスト勉強の型を作るための補助教材として使いこなすことです。
中学講座全体の使い分けやミッション機能については,以下の記事もあわせてご覧ください↓
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これからスタディサプリに申し込まれる方は,お得な情報をまとめたスタディサプリのキャンペーンコードに関する記事も確認しておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。


