「ビジネスエリート」と呼ばれる人には,そう呼ばれるにふさわしい教養が備わっています。
また,そこまででなくても,外国人との英会話で日本の歴史について尋ねられたときも何か答えられる人ではありたいものです。
ちょっとした知識があったがゆえに,普段の何気ない話の中で,自分だけが感動できる体験をした方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回は,以下のスタディサプリを使って,大人が学び直すのにおすすめの講座について考えてみることにしましょう↓↓
ポイント
歴史は役立つ場面が多いです
もっとも利用価値が多いおすすめ教科は「歴史」です。
かつて全ての道がローマに通じていたように,これまでの歴史が現在を構成しています。
すべての建物にそれを建てた人がいて,それぞれに何らかの思いが込められているはずです。
歴史を一体何のために学ぶのかわからなかったときももちろんありましたが,大人になった今では,「こういった過去の事件があったからこそ今があるんだなぁ」と過去と現在を見比べながら楽しめるようになりました。
古い建物に限らず,骨とう品や芸術を鑑賞する際にも歴史の知識は生きてきます。
やり直す科目としては,日本史が真っ先に浮かびますが,久しぶりに勉強する際の注意点としては,「あまり欲張らない・完璧主義にならない」ということです。
以上合わせて考えると,おすすめは「中学または高校の教科書レベルのもの」となります。
講座としては,以下のようなものがよいでしょう↓↓
- 中学社会歴史(基礎):39講義
- 高1・高2・高3スタンダードレベル日本史:28講義
特に後者は,教科書レベルの内容を28講義で素早く学び直せる講座です(各講義70分ほどです)。
テキストが詳しいので,授業をふんふんと聞いているだけで,理解の鍵を握る用語について詳しくなることができるでしょう。
変わったところでは,「イラストで学ぶ!日本史スタディ動画」というものもあり,各講義10分程度の長さのものを5講義通して幕末を振り返る講座なのですが,簡単に歴史を学ぶ楽しさを知ることができる講義になっています↓↓
受験勉強や成績などのしがらみから離れて,自分の興味を満たす目的で学ぶのは新鮮だと感じるはずです。
科目として参考書を買う場合は「日本史A」から始めてみてはいかがでしょう。
受験勉強の時の記憶があり,語彙集とともに学べた人でないと,日本史Bは辛いです。
同様に,世界史を学ぶ際にも,世界史Aがおすすめです。
公民(政治経済)は時事問題を理解するのに重要
「中学英語だけで英会話の70%以上が理解できる」とはよく耳にしますが,「中学公民の授業を理解するだけで,世の中のニュースの70%以上が理解できる」という意見にもかなりの真実味があるように思います。
公民で扱う内容というのは,小学校高学年を対象とした教科書からであっても,かなり多くのことを学ぶことができるでしょう。
中学受験のために勉強している小学生の方が,周りの大人よりも時事問題に詳しいなんてことは多々あります。
逆に言えば,そこだけ勉強しておけば,高校の公民にまで手を出す必要はないということです。
また,最初に小学校の公民から始めて,次に中学内容,そして最後に高校内容と,段階を踏んで学習していくことで,より理解しやすくなるとも考えられます。
スタディサプリでは,学年関係なく小学校から高校3年生までの内容が見放題です↓↓
おすすめの講座は以下のものとなります↓↓
- 小6社会(基礎):第19講~25講
- 中学社会公民(基礎):全26講義
- 高1高2高3政治経済:全40講義
なお,高校までの政治経済を一気に確認できる講座として,資格対策講座の中にある「公務員対策講座」を視聴してみるのもおすすめです。
政治経済だけでなく,算数の内容も学び直せるので,以下のレビュー記事も参考に,是非受講してみてください↓↓
国語の読解力はすべてに通じる
特に昨今は学生の「読む力」が問題になっていますが,国語を学んで読解力を高めると,その恩恵は計り知れません。
その理由は,教科書で学ぶときも,新聞を読むときであっても,もしくは誰かの意見を理解するときにも,それを介しているのは「言葉」です。
教科書には多くの知識やものの考え方が載っていますが,それを読んで何をどのくらいの程度まで学ぶのかは,その人の読解力によって変わってきます。
もちろん「教科書」はどの学校でも共通ですから,どんな学力レベルの人であってもわかるように書かれているのは事実で,それ以下のレベルの書物は存在しません。
しかし,同じ教科書で学んでも「わかりにくい」という感想を持ったり,同じような授業を受けたのに理解度確認テストの結果が違ったのは,その人の元々持っている読解力に差があったからです。
今ではSNSやニュース記事,はたまたテレビでの有名人の発言が曲解されて理解されることも少なくありません。
そうならないためにも,国語の勉強をベースに読解力を磨いてください。
- 小4~中学3年生までの国語講座
その後で,学生時代にトラウマとなった教科を学び直してみてはいかがでしょう。
読解力が身に付いた今だからこそ,教科書の内容が手に取るようにわかるのかもしれません。
「学ぶのに遅いということはない」ということだけは,最後に付け加えておきます。
英語の語彙数を増やす
英語の単語テストは中高生の宿命ですが,世界レベルにおいて,その人の知的教養レベルを測るものさしは英語の語彙数とされています。
千野栄一氏は,「外国語上達法」という本の中で,英語が上達するのに必要なのは,「お金と時間と文法そして語彙」だと述べました。
英検の単語集を思い出してみると,級が上がり知らない単語の数が増えた分だけ,どんどんぶ厚くなっていきますよね。
日本人に限った場合だと,日本語の語彙数で教養レベルはある程度察することができるかもしれません。
何を見ても,「すごい!」と言う人がバカだと言いたいわけではありませんが,それ以外に形容できないと,感想も伝わりにくいものです。
そして世界を相手にするビジネスエリートを目指すのであれば,世界共通言語である英語の語彙数によって評価されることを頭の片隅に置いて,単語学習をしてください。
通常講座を使って中学英語から復習するのもよいでしょうが,こちらは姉妹サービスのスタディサプリENGLISHにある「ビジネス英語講座」を使う方がよいでしょう↓↓
学びの新しい形
つい数年前までは,勉強をやり直そうと思ったら,教科書と参考書を揃えるところから始めました。
しかし最近は,スマホとオンライン教育サービスのおかげで,時と場所を選ばずに学習できるようになったわけですから,やる気のある大人にとって,これは大変な追い風です。
特に社会人は「お金はあるが時間はない」というのが悩みでしたが,スタディサプリであれば通学する必要もなく,お金もかかりません。
先に述べたような,小学校高学年の社会の授業もピンポイントで公民の内容を扱った部分だけ視聴することができましたし,月額1980円で利用できます。
大手のリクルートが提供するサービスなだけに,講師陣の質も良く,動画だからと言って,飽きて寝てしまうようなことはほとんどありません。
24時間どこでも観られて,10分程度の学習時間を積み重ねられる「すき間学習」というのは,最近の塾業界での流行りであり,忙しい現代人にふさわしい学習形態です。
忙しいビジネスマンの使い方ですが,1日最低30分,そして時間が取れる週末に2時間程度を目安に,スタディサプリを使って勉強してみてください↓↓